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100年に1度の大変革期!カーナビも変化する?
クルマにとって必需品となったカーナビ、これなしでは運転できないという人も少なくないかもしれません。
特に、初めて走るエリアなどでは大活躍してくれますし、複雑な首都高速など分かりにくい道路でも大いに役立ちます。
いまでは新車にはデフォルトで搭載されていますので、後付けでカーナビを購入することもほとんどなくなりました。
ところが、100年に1度と言われているモビリティライフの大変革時代には、このカーナビゲーションでさえ大きな変革期を迎えようとしています。
車載ナビのデメリットとは
クルマにとっての必需品となったカーナビですが、利用しているうちにその欠点も気になるようになってきます。
まずは、何といっても車載ナビの価格です。
今でも後付けで車載ナビを購入しようとすると数万円から10万円以上のものも多くあります。
高価な車載ナビを購入したところ、今度はソフト(地図情報)が古くなってくるという問題が出てきます。
ナビのソフトが古いばかりに、わざわざ遠回りすることになったという話は枚挙にいとまなしという状況でしょう。
この地図情報は毎年更新されており、新しいソフトを購入すればよいわけですが、このソフトの料金が1万円以上するようなものばかりなのです。
プロのドライバーなら別ですが、一般のドライバーなら大金をはたいて毎年新しいソフト(地図情報)を購入しようという人は少数でしょう。
利用者急増中のスマホのカーナビアプリとは
必需品となったカーナビですが、常に新しいソフトを利用しようとするとそこそこのコストが必要となってきます。
そこで登場したのが無料で利用できるスマホのカーナビアプリです。
無料だ思ってバカにしてはいけません!実は筆者もすでに数年愛用させてもらっていますが、これが非常に優れものなのです。
マイボイスコム株式会社が2018年に行った調査によると、クルマ所有者の約6割強がスマホにカーナビアプリをインストロールしており、約4割強の人がが実際に使用しているといいます。
これ大げさな数字でも何でもないでしょうね。
筆者の感覚だともって多いのではと思います。
論より証拠で、1回利用してみれば、すぐに古い車載ナビよりも正確で役に立つことがすぐにわかるはずです。
代表的な人気のスマホカーナビアプリを紹介しておきます。
Yahoo!カーナビ
Yahoo!が提供するカーナビアプリです。車載ナビと同等のきめ細かなルートガイドが特徴です。
カーナビアプリの問題点として、分岐点や交差点で分かりにくいということがありましたが、Yahoo!カーナビでは分岐ポイントに近ずくと最大4か所で音声ガイドが実施され、曲がるべき交差点名まで読み上げます。
横おきにすると、画面左には進行方向に加えて、分岐点までの距離と交差点名、車線ガイドまで表示します。
さらに、地図データに基づく制限速度情報(スピード注意箇所)、渋滞規制情報、駐車場の空車情報、雨雲レーダー情報などもついています。
なにより、日本人向けに作られているところが良いですね。
Googleマップ
地図情報といえば、Googleマップが最強ですが、Googleマップもカーナビアプリを提供しています。
Yahoo!カーナビと比べると、好みが分かれるところでしょうが、よく言えば非常にシンプルに作られており、悪く言うと、海外製で日本人向きではないと感じる人もいるでしょう。
実は、筆者はGoogleマップを主に利用しています。理由は、地図情報という観点では圧倒的にGoogleマップが優れているからで、特に初めて走行するエリアなどでは安心して利用できます。
個人的には、GoogleマップにYahoo!カーナビの機能が付くとよいと思うのですが、無料サービスなのに欲張りでしょうか?
スマホカーナビのデメリット
無料サービスなのにデメリットを指摘するのは少しばかり気が引けますが、あえて指摘するとしたら、やはり車載ナビの大きな画面に慣れていると、スマホ画面では見ずらいという点はあるでしょう。
同乗者がいれば問題はありませんが、一人で運転する場合には慣れるまで時間が必要でしょう。
画面が小さいということにも起因しますが、前述の分岐点や交差点での分かりにくさも、かなり改善はみられるものの、たまに本来曲がるべき交差点を通り過ぎてしまうことが未だにあります。
もっともこの問題は車載ナビでも起こりがちですが。
スマホをドラレコ代わりに利用する
カーナビアプリを利用するなら、無料のもので十分だと思いますが、有料サービスの中には無料アプリでは提供されないサービスを提供するものもあります。
最近では、時代を反映してか、スマホのカーナビアプリにドラレコ機能が搭載されたものが登場しています。
ドラレコも少し高機能なものを取り付けようとすると、2~3万円はしますので、これが毎月数百円で利用できれば利用したいという人もいるでしょう。
とは言え、普通にスマホには録画機能が付いていますので、利用しなくなったスマホをドラレコ代わりにするという方法もあります。
あおっているのは、クルマよりもワイドショーなどのメディアではという指摘もありますが、ドラレコを購入予定という人にとっては検討の余地もありそうです。
カーシェアユーザーも利用するカーナビソフト
筆者は、Googleマップをカーナビとして利用していますが、もちろん、何時も利用しているタイムズカーシェアのクルマには車載ナビは搭載されています。
カーシェアのカーナビはソフト(地図情報)も更新されているものが多く、マイカ―所有車よりも良い環境でカーナビを利用できるはずです。
筆者は、しばらくは車載ナビとGoogleマップを並行して利用していましたが、現在では、近場を除いてほぼGoogleマップを利用します。
これも個人差はあると思うのですが、旅好きの筆者の場合には、Googleマップを利用するようになってからは、以前のようにナビに従って走行していたら、とんでもない山道に入ってしまったとか、凄い遠回りしてしまったということがほとんどなくなりました。
おそらく筆者のようなカーシェアユーザーは多いのではないでしょうか?
まとめ
21世紀に入って、私たちのカーライフをもっとも大きく変えたものはカーナビゲーション(車載ナビ)といっても過言ではないでしょう。
そんなカーナビまでもが、スマホのプラットフォームの中のアプリとして利用される時代になろうとしています。
自動運転化時代は、5G通信網、クラウドサーバー、ビックデータが活用される時代となりますが、そうなると、車載ナビの役割は終了することになり、よりスマホのカーナビアプリに近いものが使用される時代になるのでしょうか?
これらの新しいサービスもカーシェアユーザーなら、より早く利用する機会だあるでしょうね!
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