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強い、ベスト5を独占、トヨタの快進撃が止まらない!

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ヤリスシリーズが2ヵ月連続1位を達成

トヨタ ヤリス [左]Z(2WD/CVT) [中央]HYBRID G(2WD) [右]HYBRID Z(E-Four)<いずれもオプション装着車>
トヨタ ヤリス [左]Z(2WD/CVT) [中央]HYBRID G(2WD) [右]HYBRID Z(E-Four)<いずれもオプション装着車>

コロナウイルスの影響を直接的に受けてしまっている国内自動車メーカー。中古車市場が活況を帯びつつある一方で、新車販売台数は大きく伸び悩んでいます。

それは自販連(一般社団法人 日本自動車販売協会連合会)が発表している数字からも明らかで、前年比は7月が80.1%、8月が83.9%で2割ほど落ち込んでいる状況が続いています。9月も同様で、新車販売台数25万2371台、前年比81.0%と復調の兆しはいまだに見えていません。

そんな中、9月の新車販売台数ランキングで、“横綱相撲”と言えるほどの強さを見せつけているのがトヨタ。なんとトップ10に7台がランクインし、しかもベスト5を独占しているのです。まずは10位までのランキングを見て見ましょう。

順位メーカー車種販売台数前年比
1位トヨタヤリス2万2066台
2位トヨタカローラ1万3579台122.9%
3位トヨタライズ1万3077台
4位トヨタアルファード1万436台160.0%
5位トヨタハリアー8979台230.8%
6位ホンダフィット8922台125.1%
7位トヨタルーミー8084台89.4%
8位ホンダフリード7689台94.8%
9位トヨタヴォクシー6512台64.0%
10位日産ノート6493台49.3%

ヤリスが首位なのはここ数ヵ月変わりませんが、9月の販売台数でヤリスとしては初めて2万台を突破。これは8月の発売直後から販売が絶好調なコンパクトSUV、ヤリスクロスの数字(約6700台)が上乗せされているからです。

ちなみに、2万2066台というのは軽自動車で最も売れているホンダN-BOXの1万8639台を上回るもので、9月は軽自動車まで含めた新車販売台数でヤリスシリーズが堂々の1位に輝いたことを意味します。

以下、カローラ、ライズ、アルファード、ハリアーとトヨタ車が続きます。この中で、4位のアルファードは発売から5年が経つにもかかわらず高い人気ぶりがうかがえ、前年比も160.0%と健闘しています。また、フルモデルチェンジから間もないハリアーも前年比230.8%と好調をアピールします。

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強力な援護射撃となったヤリスクロス

HYBRID Z(2WD)<オプション装着車>
HYBRID Z(2WD)<オプション装着車>

同じTNGAのGA-Bプラットフォームを採用する兄弟車ではあるものの、ヤリスクロスは単にヤリスをSUV風に仕立て上げたモデルではありません

まず外板パネルが新設計され、ボディサイズはヤリスに対して全長で240mm、全幅で70mm、全高で90mm拡大。また、オフロード走行を想定したSUVのため、最低地上高も25mm高く設定されています。ヤリスのボディは5ナンバー枠に収まりますが、ヤリスクロスは3ナンバーとなるのが大きな違いと言えるでしょう。

内装は基本デザインこそ共通ですが、メーターパネルのデザインが異なる他、ヤリスクロスの方がシート生地などにもラグジュアリー感を漂わせるものになっています。

パワートレインは1.5リッターガソリン+CVTと1.5リッターガソリン+THSⅡ(ハイブリッド)の2種類。いずれも駆動方式はFFと4WDが用意されます。ヤリスとの違いを挙げるとすれば、ヤリスクロスには1リッターガソリン+CVTがラインアップされないことでしょう。

また、ブレーキはフロントをベンチレーテッドディスク式、リヤをドラム式としたヤリスに対して、ヤリスクロスではリヤがディスク式に変更されます。また、サイドブレーキもヤリスはレバー操作による機械式、ヤリスクロスはスイッチ操作による電動式と違いが見られます。

コンパクトSUV、ライズもセールス好調

Z(2WD)<オプション装着車>
Z(2WD)<オプション装着車>

ライズはダイハツからOEM供給を受け、トヨタブランドで販売されるダイハツロッキーのバッジ違いです。全長4m以下、全幅1.7m未満に抑えた5ナンバーサイズのコンパクトSUVで、ロッキーと同じく1リッターターボエンジンにCVTを組み合わせたパワートレインが搭載されます。駆動方式はFFと4WDの2種類。

グレードは上からZ、G、X“S”、Xの4つで、Xを除いて安全運転支援システム“スマートアシスト”を標準装備。最上級グレードのZにはスマートアシストの基本機能にプラスして、全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールやレーンキープコントロールなども追加されます。

また、力強さにあふれたフロントマスクはライズ独自のデザインで、兄貴分のRAV4を思わせるもの。ボディカラーには専用色としてターコイズブルーマイカメタリックが設定される他、最上級グレードZは切削光輝+ブラック塗装の専用デザイン17インチアルミホイールが足元を飾ります。

6位に食い込むホンダ・フィットは殊勲賞

e:HEV HOME(FF) (プレミアムサンライトホワイト・パール) previousnextclose
e:HEV HOME(FF) (プレミアムサンライトホワイト・パール)

5位までを占めたトヨタ勢に食らいつくのがホンダ・フィット。1.5リッターエンジンを搭載し、モーターでの走行を中心に状況に応じて3つのドライブモードを切り替えるハイブリッドシステムを備えたe:HEVと、1.3リッターガソリン+CVTの2種類がパワートレインとして用意され、どちらもFFと4WDが設定されます。

5位までを占めたトヨタ勢に食らいつくのがホンダ・フィット。1.5リッターエンジンを搭載し、モーターでの走行を中心に状況に応じて3つのドライブモードを切り替えるハイブリッドシステムを備えたe:HEVと、1.3リッターガソリン+CVTの2種類がパワートレインとして用意され、どちらもFFと4WDが設定されます。

フィットはヤリスの、フィットCROSSTARはヤリスクロスの直接的なライバルになりますが、9月の新車販売台数はヤリスクロスの約6700台に対して、フィットCROSSTARは約1300台。ランキング順位としては6位につけていますが、ヤリスシリーズには大きく水を開けられてしまっているのが現状です。

日産勢はセレナとノートが意地を見せる

セレナe-POWER ハイウェイスターV
セレナe-POWER ハイウェイスターV

とにかくトヨタの強さが際立つ新車販売台数ランキングですが、日産も黙っているわけにはいきません。セレナは8月に、ノートは8~9月と2ヵ月連続でトップ10入りを果たしています。

セレナもノートもエンジンを発電機として使用し、モーターで駆動するパワートレインを採用した“e-POWER”をラインアップ。アクセルオンと同時にレスポンス良くトルクが立ち上がる力強い走りに加え、アクセルペダル操作だけでの運転を可能にした“e-POWER Drive”や、モーター駆動ならではの優れた静粛性など、e-POWERならではのメリットがいくつもあります。とくにノートは2017年から2019年まで、排気量1.6リッター以下のコンパクトカーとして販売台数No.1を誇った実績も持っています。

ノート e-POWER MEDALIST ブラックアロー
ノート e-POWER MEDALIST ブラックアロー

ノートにはヤリスクロスやフィットCROSSTARのようなクロスオーバーSUV的なモデルがありませんが、それでもトップ10に名を連ねるということは、コストパフォーマンスに優れるコンパクトカーとして市場に受け入れられている証と言えるのではないでしょうか。

 

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