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新型コロナウィルス感染で交通事故は減少!大幅に見直されるかもしれないモビリティライフ?

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2019年の交通事故死者数は史上最低数に

救急車
photoAC

交通戦争という言葉もあったように、以前のわが国では年間の交通事故による死者数は1万人を超える時代が続いていました。

しかし、平成の時代には交通事故による死者数は大きく減少し続けることになり、2016年には4,000人を割り、そして昨年は3,215人と警察庁が統計を取り始めてから過去最少となりました。

テレビのワイドショーを見ていると、あおり運転やら高齢者の運転ミスによる事故など、現代も交通戦争時代が続いているような錯覚に陥りますが、実は交通事故による死者数は大幅に減少していたのです。

おそらく、これから本格化する自動運転時代には、交通事故でそんな大勢の人が亡くなっていたなんて、という時代になるのでしょうが、その時代までにはまだ10年以上はかかりそうです。

 

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世界レベルで見た場合の交通事故による死者数は

世界地図
PEXELS

交通事故の場合、国内の事情しか見ないことが多いのですが、新型コロナウィルス感染者数張りにワールドワイドで見た場合には、日本の数字はどう映るのでしょうか?

OECDが出している2016年の各国交通事故による死者数を10万人当たりで見たランキング表があります。

これによると、2016年世界で最も交通事故による死者数が10万人当たりで多かったのは、

1位 ブラジル:20.70人

2位 ロシア:19.20人

3位 コロンビア:17.70人

4位 メキシコ:15.60人

5位 コスタリカ:14.40人

6位 南アフリカ:13.90人

7位 米国:13.30人

8位 チリ:12.70人

9位 ラトビア:10.90人

10位:ギリシャ:10.40人

以上がトップ10か国となっています。

気になる日本は、10万人当たり3.30人となり37位に位置しています。

ちなみに、中国は掲載されていないようです。

2016年には世界中で交通事故による死者数は、135万人を超えており約24秒に1人が亡くなっていることになります。

また、2019年の日本の交通事故者数は10万人当たりで見ると2.54人まで現象しており、さらに順位は下がっているかもしれません。

 

新型コロナ感染対策で交通事故は減少

COVID-19
PEXXELS

どうやら、日本の交通事故による死者数は、世界規模で見ると非常に少ない数字になっているようです。新型コロナウィルス感染による死者数が少ないという話と合致していてなんだか面白いですね。

さて、3,215人まで減少してきた交通事故による死者数ですが、さすがに、ここから大幅に減少していくというのは努力だけでは難しそうです。

事実、公益財団法人交通事故分析センターによると、2020年の1~3月では交通事故による死者数は748人と、前年の736人を12人ですが上回るペースでした。

ところが、4月に入るや交通事故による死者数は減少しており、このままでいくと前年比でマイナスに転じようとしています。

言うまでもなく、緊急事態宣言がだされ外出自粛要請が出ていることが大きいでしょうし、緊急事態宣言は全国に出されましたので、ここからも大きく減少することが期待されます。

新型コロナウィルス感染を出さないように出された外出自粛要請ですが、思わぬ形で交通事故減少にも繋がっているようです。

 

緊急事態宣言により今年のGWも外出自粛要請が継続

緊急事態宣言
photoAC

緊急事態宣言は、現時点では5月6日までということになっており、今年のゴールデンウィークは近年まれに見るような渋滞のない大型連休となりそうです。

海外旅行や国内旅行を楽しみにしていた人も多いでしょうが、今年ばかりは外出自粛要請期間となりますので、多くの人は自宅で過ごすことになります。

これにより、今年のゴールデンウィークは高速道路は渋滞することもなく、大幅に交通事故は減少することになるでしょう。

単純に交通事故による死者数だけを見ると、この5年間でゴールデンウィーク期間中に平均で70人前後の方が交通事故でお亡くなりになっています。

ちなみに、ご承知の通り、世界各国の緊急事態宣言はその大半が延長されており、未だに継続しているところがほとんどです。日本ではどうなるのでしょう?

日経新聞によりますと、政府は5月のゴールデンウィーク期間中に、緊急事態宣言を延長するかどうかを決定するとのことです。現状では延長される可能性のほうが高いのでしょうか?

 

変わるモビリティライフ

エスカレーター
PEXELS

EV(電気自動車)、完全自動運転と私たちのカーライフが大きく変化するというのはひしひしと感じるのですが、なかなか実感するのは難しいというところです。

例えば、国内でもカーシェアリングサービス市場が急成長しましたが、決して新車販売台数が減少しているというわけではなく、むしろ世界で見ると減るどころか増えています。

しかも、売れているのはEVではなくガソリン車ですから、EVの時代も自動運転の時代もまだまだ先の話だと思っていた人が多いと思われます。

ところが、そんな私たちの考えを根底から変えてしまいそうなのが新型コロナウィルスです。

ウィルスといえばSARSくらいしか思いつかず、むしろ多くの方にとってのウィルスとはコンピューターウィルスになっていたでしょう。

まさかインフルエンザの一種にこれほど世界だ混乱することになるとは、誰も予想しなかったのではないでしょうか?(ビルゲイツが予想していたという説もありますが・・・)

EVでも自動運転でもなく、私たちのカーライフは、新型コロナウィルスに今後大きな影響を受けることになりそうです。

 

短時間利用にメリットのあるカーシェア

カーシェアリング
photoAC

クルマの安全装備の技術は著しく向上しています。今後、自動運転技術が進化することで交通事故は大きく減少することになるでしょう。

しかし、その前に、テクノロジーの向上を待つまでもなく、クルマの利用方法を変えることで交通事故は減少するかもしれません。

例えばカーシェアリングサービスの利用です。

マイカー所有に比べて、コストパの良さばかりが強調されるカーシェアですが、このカーシェアの最大のメリットは短時間利用にあるといわれています。

短時間利用だから料金が安くなるわけですが、同時に本当に必要な時だけしか利用しませんので、交通事故に遭う確率も少なくなります。

 

まとめ

新型コロナウィルス感染対策として全国に発令された緊急事態宣言により、多くの人が外出を自粛するようになり、結果として、交通事故が減少し、うれしいことに交通事故による死傷者数も4月に入って前年比で減少する傾向となっています。

災い転じて少しだけ福が来たというところでしょうか!

新型コロナウィルスは世界を大きな混乱に巻き込んでいますが、私たちのモビリティライフも大きな変革を余儀なくされそうです。

3蜜を避ける意味もあるのでしょうが、カーシェアの利用する人が増えてきています。

そんなカーシェアリングを、あなたのお近くのカーステーションを探したり、レンタカーや他のカーシェアリング会社との料金比較ができる『カーシェアリング・レンタカー比較のDRIVE go SEARCH』で探してみることをおすすめします!

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