即日カーシェアを利用したい!
マイカーからカーシェアへ乗り換えるという人なら、申込前にいろいろ検討するでしょうが、それ以外でカーシェアを検討している人の場合、申し込んだその日に利用したいという人も少なくないようです。
まあ、大体そんなものでしょうね!
カーシェアのことは以前から気になっていたけれども、急にクルマが必要になって慌ててカーシェアに申し込んだという人も多いものと思われます。
クレジットカードでも即日利用可能なタイプのものがありますが、カーシェアでも即日利用できると考えている人が多いのかもしれません。
レンタカーとカーシェアの違い
カーシェアって即日利用できないの?という人には、レンタカーを借りた時の記憶があるのかもしれません。
レンタカー会社の事務所に行って契約しクルマを借りるレンタカーは、事務所で免許証の確認や決済を済ませます。
ところが、カーシェアの場合には、web上で会員登録を行い、登録完了したら予約を行い、予約時間にステーションに出向いて無人対応でクルマを借ります。
つまり、有人対応のレンタカー会社に対して、登録からクルマの受け渡しまで無人対応のカーシェアではクルマを利用するために、クルマのドアを解除したり、あるいはクルマの鍵を取得する必要があります。
このため、カーシェア事業者によって、登録したその日から即日クルマを利用できる場合と、登録からクルマの利用まで1週間前後かかるという場合があります。
即日利用可能なカーシェア事業者はどこ?
それでは、カーシェア事業者ごとに登録から利用までどのくらいの時間がかかるのか見ていきましょう。
タイムズカーシェア
タイムズカーシェアでは、クィック入会、インターネット入会、カーシェア説明会、無人入会機の4つの方法で入会(会員登録)することが可能で、このうち、インターネット入会を除く3つの方法で即日利用することができます。
クィック入会
Webから基本情報などを入力して申し込んだ後、店舗に出向いて会員カードを受け取ることができます。
タイムズカーシェアでは、会員カード(ICカード)でドアの解錠・施錠を行いますので、即日利用のためには会員カードが必要となります。
インターネット入会
クィック入会と同様にwebから申し込んだ後、店舗に出向いて直接受け取るのではなく、会員カードを郵送してもらう場合には、配送に最長で5日ほどかかります。
急ぎの場合には直接店舗まで、急ぎでない場合には郵送でも手配できます。
カーシェア説明会
タイムズカーシェアでは、全国でカーシェア説明会を実施ており、もっとカーシェアのことを知りたいという方にはおすすめです。
説明会から入会するとその場で会員カードが発行されますので、即日利用可能です。
無人入会機
カードローンなどでお馴染みの無人契約機ですが、タイムズカーシェアには24時間入会可能な無人入会機が提供されています。
無人入会機から基本情報を入力し、運転免許証・クレジットカード情報も入力し、オペレーターに接続し本人確認が終了すると会員カードが発行され、読み取り機にかざすと登録完了です。
なお、webから事前登録を完了させておけば、無人入会機ではおよそ3分でカードが発行されます。
カレコ
カレコで即日利用するためには、15時までにパソコンやスマホなどから申し込みを完了させておく必要があります。
カレコでは、タイムズカーシェアなどとは異なり、会員カードではなく、スマホアプリや交通系カードでドアを解錠します。
ただし、申し込み完了が15時以降となった場合などには、翌日からの利用となります。
オリックスカーシェア
オリックスカーシェアでは、残念ながら即日利用することはできません。
入会は、webから5~10分程度で完了させることができます。
ただし、会員カードは郵送での発送のみとなり、入会申し込みから約1週間前後での利用となります。
dカーシェア
ドコモが提供するdカーシェアでは、申し込み完了後に即日利用することができます。
つまり、dカーシェアではオリックスカーシェアも利用可能ですので、dカーシェア経由であれば即日利用することも可能なわけです。
dカーシェアでは、カレコと同じように解錠はスマホアプリや交通系ICカードを利用しますので、即日利用が可能となっています。
トヨタシェア
2019年10月28日、満を持して登場したトヨタシェアですが、即日利用することは可能なのでしょうか?
結論からいうと、早ければ即日利用することができますが、場合によっては利用は翌日以降となります。
トヨタシェアに入会するためには、トヨタシェアアプリをダウンロードしアプリから申し込む必要があります。
トヨタシェアでは、スマホで予約から解錠・施錠、精算まで済ますことができます。(車内にはスマホ充電器が常備されています。)
アプリから登録申し込みを完了させると、数時間後に登録完了メールが来ますので、予約が可能となります。
ただし、登録完了メールが届かない場合には翌日以降の利用となります。
日産e-シェアモビ
EVリーフもしくはe-power選択可能な日e-シェアモビでは、運転免許証(※)を会員カードとして利用しますので、原則として即日利用は可能です。
ただし、平日昼間などであれば数時間でくる登録完了メールですが、時間帯等により最大48時間かかることがあると、公式サイトに明記してあります。
従って、即日利用できる可能性は高いものの、できないケースもあります。
※ 2007年より、免許証偽造の対応として運転免許証はICカード化されています。例外的に、ICカードでない場合には会員カードとして利用できません。
EveryGo
自動車メーカーとして初めてカーシェアに参入したホンダのEveryGoは、日産e-シェアモビ同様に運転免許証が会員カードとなります。
Webから登録し、登録完了メールが届くと予約することができます。
EveryGoでは、登録完了メールは24時間以内に発送されると明記しており、時間帯によって即日利用が可能な場合と、翌日以降の利用となるケースがあるようです。
確実に即日利用が可能なのは?
確実に、即日利用が可能なのはタイムズカーシェア、カレコということになりそうです。(タイムズカーシェアの場合、近くに店舗または無人入会機があることが条件、カレコは15時までに申し込み完了させることが条件)
dカーシェア、およびトヨタ、日産e-シェアモビ、EveryGoの自動車系3社については、基本的には即日利用が可能ですが、登録完了メールが届いてからとなります。
また、オリックスカーシェアについては、基本は会員カードが郵送されてきてからの利用となりますが、dカーシェア経由での利用であれば、即日利用することも可能です。
もちろん、申込に不備などがある場合には、即日利用できなくなりますので注意しましょう。
まとめ
カーシェアに入会する際に注意したいのが、即日利用可能なのかどうかということです。
余裕を持って入会する人の場合には問題ありませんが、すぐに利用したくて入会するという人の場合には事前に確認したうえで申し込むようにしましょう。
ということで、今回は、カーシェアに入会した場合の即日利用についてまとめてみました。
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