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カーシェアリングサービスの予約っていつからできるの?
現在、カーシェアリングサービス利用を検討中という方も多いと思われますが、カーシェアの予約って何時からできるのかよく分からないという方も多いでしょう。
それもそのはずで、カーシェアの予約は各事業者によって異なりますし、事業者の中でも利用状況によって異なるケースがあります。
ついでながら言うと、個人ユーザーと法人ユーザーで異なっているというケースもあります。
そんなカーシェアリングサービス初心者の方で、予約についてよくわからないという方のためにわかりやすく解説していきます。
今さら聞けないカーシェアの予約
「ちょっと待って、それ以前にどうやって予約するのよ?」という初心者の方のために、簡単にカーシェアの予約方法についても解説します。
日本でカーシェアが急速に成長した要因は、何といっても時間貸し駐車場がカーステーションとなったという物理的な要因が第1と言われますが、実はもう1つ大きな要因があります。
これもどちらかというと時間貸し駐車場が関与してくるのですが、時間貸し駐車場の運営・管理で使われていたITテクノロジーも、カーシェア急成長の大きな要因と言われています。
つまり、ITテクノロジーの利用によってカーシェアの予約やキャンセルが驚くほど簡単になり、パソコンやスマホから簡単に予約できるようになったのです。
以下の動画でわかりやすく予約方法が説明されています。(タイムズカーシェアの例)
筆者が利用するタイムズカーシェアの予約方法(パソコン)を簡単に説明しておきます。
- 会員ページ(マイページ)にログインする
- 利用するステーションを検索(いつも利用するステーションを設定しておくと、自動的に利用するステーションが表示されます)
- 空き状況を確認する(利用したい車両の空き状況をチェックします。仮に、すでに他のユーザーの予約が入っている場合には、他の車両を探すことになりますが、キャンセルも多く出ますので他の車両を予約したままキャンセル待ちすることも可能です。)
- 料金プラン・利用返却日時を選択(動画でも解説されていますが、時間料金の場合には利用した分だけの料金が請求されますので、予め1時間前後長く予約しておきます。)
- 予約の確認(予約確認画面で予約が確認でき、同時に登録メールアドレスに予約完了メールが届きます。また、タイムズカーシェアの場合に予約開始10分前に予約内容の確認メールが届きます。)
大手3社の予約はいつからできるのか
それでは、早速大手3社の予約可能時間から見ていきましょう。
タイムズカーシェア
断トツのシェアを有するタイムズカーシェア、同業他社はタイムズカーシェアの予約時間を意識して、自社の予約時間を決めているようです。
タイムズカーシェアの予約時間の特徴としては、個人ユーザーと法人ユーザーにより少し異なり、個人ユーザーの場合には利用状況に応じて2段階制に分かれています。
また、「タイムズカーステーション」というカーステーションの場合にはさらに異なります。
個人:個人ユーザーの場合には、基本は2週間前からの予約が可能です。ただし、個人ユーザー対象のTCPプログラムでステージ2以上となると3週間前からの予約が可能となります。
法人:法人の場合には、TCPプログラム対象外ですから、どんなに利用しても2週間前からの予約となります。
「タイムズカーステーション」:タイムズカーシェアのカーステーションで、「タイムズカーステーション」となっているステーションについては、1か月前からの予約が可能です。
「タイムズカーステーション」とは、カーシェアとレンタカーのいいとこどりをした新サービス「タイムズカー」が利用可能なステーションです。
タイムズカーシェアでは、昨年(2019年)サービスや料金の改定が行われていますので、最新情報をチェックするようにしましょう。
カレコ
三井のリパークを中心にタイムズカーシェアを猛追するカレコは、常にタイムズカーシェアを意識した(上回る)サービスや料金体系となっており、予約時間についてもその傾向が出ています。
カレコの予約可能時間の特徴は、非常にわかりやすく2種類の予約可能な時間が提供されています。
通常プラン:利用2か月前からの予約が可能です。タイムズカーシェアを意識するどころか、大幅に上回る2か月前からの予約が可能で、個人・法人なども関係なく2か月前からの予約ができます。
個人月会費無料プラン:カレコには、個人ユーザー向けに月会費が発生しない個人月会費無料プランというサービスがあり、このプランを利用する個人ユーザーの場合には、2週間前からの予約となります。
オリックスカーシェア
日本で初めてカーシェアリングサービスを開始したオリックスカーシェアの予約時間は、非常に単純でわかりやすいものとなっています。
オリックスカーシェアでは、サービスにかかわらずすべてのユーザーが利用の2週間前からの予約が可能となっています。
自動車メーカー系のカーシェアリングサービスはいつから予約できるのか?
2019年10月にTOYOTA SHAREがサービス提供開始し、トヨタ、日産、ホンダの大手自動車メーカー3社もカーシェア市場に参入してきました。
既存の大手3社にどこまで迫るのか注目されますが、自動系3社のカーシェアリングサービスはいつから予約できるのでしょうか?
TOYOTA SHARE
大本命のトヨタのカーシェアです。タイムズカーシェアの牙城にどこまで迫れるのか注目されます。
TOYOTA SHAREは、利用の14日前(2週間前)からの予約が可能となっています
日産e-シェアモビ
提供される車両が、EVリーフとe-powerシリーズに限定されるe-シェアモビは燃料コストを抑えられるというメリットを活かし、業界最安値のサービスを提供しています。
日産e-シェアモビも14日前(2週間前)からの予約が可能です。
EveryGo
自動車メーカー系としては、最も早くサービス提供開始したのがホンダのEveryGoです。
EveryGoは自動車系カーシェアとしては唯一、1か月前からの予約が可能となっています。
まとめ
これからカーシェアリングサービスを検討しようという人にとって、カーシェアっていつから予約可能なのか気になるところです。
まとめてみたところ、既存大手3社の場合には2週間から2か月となり、新興の自動車メーカー系3社の場合には2週間から1か月となっていました。
土日など休日の場合にはなるべく早く予約を入れておくことがポイントです。平日であれば、それほど混むこともないでしょうが、予定が決まっている場合にはやはり早めに予約しておくほうが安心です。
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