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給油ランプが点灯、ヤバイ、後どのくらい走れるのか？
ガソリンの残量が少なくなると、「燃料残量警告灯」が点灯し給油するように警告を発してくれます。最近のクルマには、残りの走行距離を常時表示するタイプのクルマも多くなりますしたが、必ずしも正確ではありませんので、早めに給油しないとと焦ったりするものです。
この「燃料残量警告灯」は一般的には給油ランプやガソリンランプと呼ばれますが、給油ランプが点灯した場合には後どのくらい走ることが可能なのでしょうか？
残りの走行距離が表示されないクルマの場合でも、あとどのくらい走れるのかがある程度わかっていれば焦ることなく、ガソリンスタンドに向かうことができます。
およそ50km前後は走ることができる
給油ランプが点灯してから、およそ50km前後は走ることができるといわれています。
これには諸説あるのですが、最も論理的な説明として「ガソリンスタンドのあるSA（サービスエリア）が、およそ50km間隔で設置されているから」という説があります。
この高速道路の給油所が50km間隔というのは、昔からよくある話で、実際に高速道路を走っているとなるほどと思うように、ほぼ50km間隔でガソリンスタンドがあるようです。
ただし、これは以前の道路公団時代に決められていた話であり、現在の高速道路には必ずしもそう定められているわけではありません。
とは言え、とりあえず50km走ることができれば、現時点での高速道路の場合にも何とかなるということになります。（例外もあります）
また、経験者も多いと思われますが、給油ランプが点灯して慌てて給油すると、満タン給油で後5L ほど残っていたということが多くあります。燃費が10kmのクルマであれば、後50km前後は走るということになります。
もちろん、渋滞にかかったりすると話は異なりますので、早目に余裕を持っての給油が大切となります。
ガス欠になった場合の対処法
給油ランプが点灯したら速やかにガソリンスタンドで給油するようにしたいものですが、万一、ガス欠によりクルマが停車してしまった場合にはどうすれば良いのでしょうか？
自動車保険のロードサービスやJAF会員の場合には、ガソリン給油サービスが提供されていますので、サービスセンターに連絡してガソリンを持ってきてもらうというのが一般的です。
JAFの場合には、会員は無料（ガソリン代は実費）で給油サービスが受けられますが、非会員であっても有料（16,770円+サービスカー通行料金）で給油サービスが受けられます。
ガソリンスタンドによっては、スタッフがガソリンを配達してくれるところもありますので、ロードサービスで対応していない場合やJAF非会員の場合には、近くのガソリンスタンドに連絡してみましょう。
カーシェア利用中にガス欠になったら
カーシェア利用中にガス欠になった場合にはどうなるのでしょうか？
筆者は、一度だけですが、夜間の送迎でカーシェアを利用した際、エンジンをかけたら給油ランプが点灯していたということがありました。
近くにガソリンスタンドはあるのですが、都心部のビル１F にある店舗ですでに営業時間は終了しており、少し離れたガソリンスタンドまでひやひやもので行ったことがあります。
さすがにひどいと思ったので、利用しているタイムズカーシェアのサービスセンターに連絡したところ、筆者の前の利用者であるユーザーに厳重注意しておきます、と回答されました。
タイムズカーシェアの場合、利用中にガス欠を引き起こした場合には、かかった実費はすべてユーザー持ちとなります。ただし、タイムズカーシェアの安全補償サービス（330円/利用）に入っていれば免責されます。
ちなみに、オペレーターの方からは、給油ランプが点灯している場合には、サービスセンターに連絡いただければ他のクルマを至急手配します、と言われました。
カーシェアのガソリン残量がいつもそれほど減っていない理由とは
カーシェアの場合、ガス欠になると面倒なことになりますが、不思議なことに長いことカーシェアリングユーザーをやっていますが、ガソリンはほぼほぼ十分に入っているケースがほとんどです。
前述ののように給油ランプが点灯しているどころか、ほぼいつも満タンに近い状況が維持されています。私が利用しているのはタイムズカーシェアですから、ほとんどのカーシェアユーザーは同じ感想を持たれているものと思われます。
なぜ、カーシェアのクルマのガソリンは、いつも満タンに近い状況にあるのでしょう？
実は、当初は、給油した場合のサービスチケット（以前のタイムズカーシェアの場合15分のサービスチケット）があるからかなと考えていました。（現在は、30分の割引サービスとなっています）
しかし、ガソリンスタンドによって給油するのにも5～10分はかかるでしょうし、15分206円（消費増税前の料金）でしたから、それほど魅力のあるサービスとも思えません。
おそらく、レンタカーや個人間カーシェアとは異なり、カーシェアリングサービスは短時間利用の人が多く、ガソリンをそれほど使わないのでしょう。
また、燃費の良いクルマが多く提供されている、定期的にカーシェアリングから依頼を受けている業者さんが清掃時に給油も行っている、などの理由から、いつも満タンに近い状況にあるのでしょう。
各社の給油時のサービスは
カーシェアリング利用中に給油した場合の各社のサービスはどうなっているのでしょうか？まとめてみました。
タイムズカーシェア
以前は、20Ⅼ以上の給油で15分のサービスチケット、水洗い洗車で同じく15分の無料チケットがは提供されましたが、現在は、20Ⅼの給油で30分の割引サービス、水洗い洗車で30分の割引サービスとなり、両方同時に行うと60分の割引サービスが受けられます。（パック利用中、パック延長利用中は適用外です。）
サービス内容が向上したのは、表向きはユーザーに給油を行ってもらいたいということでしょうが、それ以上に、猛追するカレコを意識したサービス内容に変更したものと思われます。
タイムズカーシェアでは、給油の場合は自動検知で割引サービスが提供されますので大変楽です。ただし、水洗い洗車の場合には、カーシェア利用時間内に会員専用フリーダイヤルもしくはお問い合わせフォームで連絡する必要があり、連絡がない場合には適用外となりますので要注意です。
カレコ
カレコの場合には、20L以上かつ満タン給油をした場合、レシートに会員IDを記入の上、給油レシート入れフォルダーに収納します。カレコでレシート確認後、翌月以降の利用料金として利用可能な300円分クーポン（6か月有効）がサービスされます。
また、洗車（上限2,000円）をした場合、給油同様にレシートを収納し、カレコで確認後に翌月分の利用料金として利用できる500円分のクーポン（6か月間有効）がサービスされます。
オリックスカーシェア
オリックスカーシェアは、以前は給油しても割引サービスがありませんでしたが、現在は15分の時間料金がサービスされます。
オリックスカーシェア利用中に給油した場合には、返却日の翌日までに「給油割引の申請」に手入力するか、問い合わせセンターに給油した旨連絡を入れます。
ただし、パック料金（延長も含む）利用時、パック料金と時間料金の組み合わせ利用時、夜間パック利用時、給油の連絡がない場合には適用外となります。
まとめ
給油ランプが点灯した場合、多くのドライバーは焦ってしまいがちですが、実は通常はそこから50kmは走れるようになっています。
これを知っていれば少しは安心してガソリンスタンドを探すことができますね。
カーシェアの場合、ほとんどのケースではガソリンは満タン近い状況となっていますが、一定の条件の下で給油した場合には割引サービスを受けられることがあります。
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