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素朴な疑問、高速道路のSAやPAでの休憩時にETCカードは抜きべきか?

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ETC車載器が分かりにくいところに設置している理由とは

アウディ
PEXELS

以前は、ダッシュボードの上など分かりやすいところにETC車載器は設置されていましたが、レンタカーやカーシェアを利用する際には「あれっ、ETCはどこ?」と探すことも少なくありません。

ほとんどのケースでは、運転席や助手席の分かりにくいところやダッシュボードの中に設置されています。

もちろん、運転手を困らせようとしてわざわざ分かりにくいところに設置しているのではなく、見た目の問題もありますが、それ以上にセキュリティ上の理由からそうされています。

車上荒らしなどからすれば、車外からETC車載器にカードが刺さっているのが見えたら、このクルマには隙があるかも思われてしまいます。

つまり、セキュリティという面からは、ETC車載器からはその都度カードは取り出すほうがよく、ETCカードををさしたままエンジンを切ると「カードが残っています」と比較的大きな音量でアナウンスされてしまいますから、メーカーもカードを取り出すことを推奨しているのでしょう。

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高速道路のSA/PAでの休憩時でもカードを抜きますか?

エクスパーサ
NEXCO中日本公式サイト

例えば、高速道路を利用して一泊二日の旅行に行き、自宅に帰ってきたらETCカードを抜き取るという方は多いでしょう。

ところが、高速道路を走行中に休憩でSA/PAに立ち寄った場合には、どうでしょう。短時間の休憩でもいちいちカードを抜き取るでしょうか?

今では、おそらくこのようなケースではカードはそのままにして休憩するという人も少なくはないと思われます。その理由は2つあります。

ETCカードは高速道路以外では使えない

カード
PEXELS

以前は、一体型のETCカードも存在していましたが、現在では、ETCカードでは、たとえ高速道路のSA/PAなどでもショッピングや食事の際に利用することはできませんし、当然、それ以外でも使用することはできません。

ETCカードは、高速道路などの有料道路での利用料金だけに利用できるカードとなっています。

つまり、たとえ車上荒らしなどによって、運悪く短時間の間にETCカードが盗まれたとしても、利用される可能性は極めて低くなります。

高速道路料金以外には使えませんし、仮に、高速道路のSAやPAで盗んだ場合にも。出口だけで別のETCカードを利用することはできません

ETCカードのシステムとして、入り口と出口の料金所で同一のETCカードを利用しなければなりません。

一旦高速道路から降りて、次の移動の際に盗んだETCカードを利用しようとしても、その間に、盗まれた人がカード会社や警察に通報していたら、ETCカードは利用できなくなりますし、料金所で御用となる可能性大です。

ETC挿し忘れによるデメリットも

カーシェアリングのデメリット
pexels.com

もう一つの大きな問題として、ETCを刺し忘れた場合のデメリットが挙げられます。

たまの高速道路でのETCカード利用の場合、いったん抜いてしまうと、そのまま挿し忘れて出口の料金所まで行ってしまうというケースも少なくはないのです。

セキュリティという面からは、やはりその都度クルマから離れる際には、カードは抜きとるという習慣も大切でしょうが、そもそもクレジットカードとして利用される可能性は極めて低く、しかも挿し忘れによるデメリットもありうるわけです。

A型で几帳面という方なら、クルマから離れる際にはETCカードを抜き取るというのもありでしょうが、そうでない場合にはかえってデメリットの方が強くなる場合も十分あります。

料金所出口でETCカードを挿し忘れに気づいた場合、もちろん事故の可能性もありますし、渋滞を引き起こしてしまうことにもなりかねません。

 

NEXCOやカード会社の推奨はどっち?

クレジットカード
PEXELS

NEXCOやクレジット会社は、どちらを推奨しているのでしょうか?

調べてみたところ、当たり前ということかもしれませんが、その都度ETC車載器からカードを抜き取ることを推奨していました

これは、挿し忘れることがないということが前提となっており、挿し忘れがデメリットになるということは、いったんおいてということでしょうね。

そういえば、SAなどでも「SA/PAなどでおクルマから離れる際には、ETCカードを抜き取って携行することをおすすめします。」というポスターもあります。

まあ、運転手さえ挿し忘れなければよいわけですから、これは当然の推奨となるのでしょう。

 

結局どちらがいいのか?

カード
PEXELS

結局どちらのほうがよいのかということになりますが、理想ははやりその都度クルマから離れる場合には抜き取るということでしょう。

ただし、これは個人差もありますし、一人で運転している場合と、家族など他の人が同乗している場合で異なってくるでしょうね。

他の同乗者がいれば、互いに注意することで挿し忘れの可能性はかなりなくなるでしょうし、忘れていた場合にもすぐに差し込むことが可能です。

また、物忘れが激しいという方の場合には、車上荒らしに盗まれて不正利用されるという可能性よりも、挿し忘れて事故などに遭う可能性のほうが高いかもしれませんので、このケースでは、差し込んだままにしておくほうがよいかもしれません。

どちらのリスクのほうがより大きいのか、自分で考えて判断するのが良いですね。

 

カーシェアでETCカードを利用する場合

カーシェア
photoAC

カーシェアのクルマにはETC車載器が常備されていますので、ETCカードを準備すれば、いつでも高速道路などで利用することが可能です。

最近は、高速道路のSAなどでも多くのカーシェアの車両を見かけますので、カーシェアでETCカードを利用している人も相当増えているはずです。

カーシェアのクルマに備え付けてある給油カードはETCカードではありません。

ETCカードは、所有するクレジットカード会社で発行してもらう必要があり、自分で用意しなければなりません。

カーシェアで利用する場合にも、自分で前述のどちらのリスクが大きそうか判断して利用する必要があります。

また、返却時間が迫っている場合などはETCカードを抜き忘れることも多いので、十分注意して余裕を持って利用するようにしましょう。

なお、焦ってしまってETCカードを抜き忘れて返却処理した場合でも、多くのカーシェアサービスでは一定時間内であれば一度だけクルマを解錠することができます

時間が過ぎてしまっている場合には、なるべく早くサービスセンターに連絡して対処するようにします。

 

まとめ

高速道路でETCカードを利用する場合、SA/PAでの休憩時にETCカードを抜き取るのが良いのかどうか考察してみました。

個人的には、トイレ休憩だけなら抜き取らないかもしれませんが、食事などで一定時間以上休憩するのなら抜き取っていくと思います・・・いや、抜き取らないか?

いずれにせよ、車上荒らしなどに盗まれるリスクと、挿し忘れるというリスクを自分自身で判断してどうするか決めるのが良いでしょう。

カーシェア利用時にもETCカードを利用する人は増えていますので、理想的には都度抜き取ることですが、リスクを判断したうえで検討してみましょう。

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