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夜間や高速走行で虫が付きやすい
夜間、高速道路を走っている後に大量の虫がクルマのボディにくっついていたという経験のある人は多いでしょう。特に、山間部を通るような場合には顕著に虫がくっついてきます。
少しくらいの汚れを気にしていたらクルマの運転なんてできないということになりますが、筆者もそう思ってくっついた虫をしばらく放置していたら、洗車の際に虫がなかなか取れなくて苦労したことがあります。
さすがに、首都高を走っていて大量の虫がくっつくということはないでしょうが、このように虫がくっついた場合にはどのような点に注意しなければならないのでしょうか？
虫を放置しておくと取りずらくなるのは何故？
夜間走行などで、くっついた虫の死骸をそのまま放置しておくと、取りずらくなるのは何故でしょう？
クルマのボディについてしまった虫の死骸は、フロントガラスへの付着よりもより影響が出やすいため、早めの対応が必要となります。
その理由とは、クルマのボディの塗装は酸性に弱く、虫の死骸を2～3日放置するとふき取ってもシミとして残ってしまうことがあります。
これは放置した日数が長ければそれだけ、ボディの塗装への影響は強く出ることになります。
マイカー時代の筆者の場合、一度虫が取りにくくなって苦労した後は、高速走行などの後には給油時になるべく洗車するようにしていますが、機械式洗車だと虫が取れていないケースもあります。
ボディのフロント部分やプレートなどの虫がくっつきやすいところは特に念入りに拭いておくとよいですね。
いずれにせよ、いったん虫がこびりついてしまうとなかなか厄介ですが、事前に虫対策をしておくことで虫を取りやすくする方法があります。
事前の虫対策できれいに虫を取る
効果的なのは、ワックスやガラスコーティング剤を付けておくことです。普段から洗車時に行なっているだけでも大分違います。
虫がくっついた場合でも、こびりつかずに簡単に離れてくれますのでケアしやすくなります。
ワックスやコーティングは自分でもできますし、もちろん業者さんに頼んでしっかりとやっておくとそれ以前とは全然違って虫が取れやすくなります。
むろん、ワックスやコーティング剤を塗っていても、山間部の高速道路などを夜間走行すると虫はくっつきますが、付着したとしても量は大幅に減りますし、簡単にふき取ることができるはずです。
効果的な虫取りクリーナー
このように意外と多くの方が悩んでいるボディの虫取対策ですが、効果的な清掃方法の一つに虫取りクリーナーがあります。多くの方が悩んでいるだけあって、カー用品店などで安価に購入することができます。
虫取りクリーナ―は、配合されたケミカル剤などによって虫の死骸の体液が分解され、汚れが落ちやすくなります。カー用品店などで虫取りクリーナーを購入する際に、作業用のペーパーウエスも購入して車内においておくと便利です。
虫の死骸が汚れになるのは、体液に含まれる酸性がボディの塗装に悪影響を及ぼすからで、2～3日放置しただけでもしみになりやすく、頑固な汚れとして落としにくくなります。
夜間に高速道路を走行することが多いドライバーにとっては必需品となっている虫取りクリーナ―があれば、そのために洗車をする必要もありませんので楽です。
水で洗い落としてもOK
たまにしか高速道路の夜間走行をしないという人にとっては、わざわざ虫取りクリーナ―を常備しておくというのもと考える人も多いでしょう。
この場合には、以前の筆者のように、給油時などのなるべく早いタイミングで水洗い洗車をするだけでもほとんどの虫を取り除くことができます。
高圧洗浄機などで洗車できればほとんどの場合にはきれいになりますし、仮に取れていない場合でも拭き掃除で簡単に取り除くことができます。
山間部の高速道路を走ったしすると、ヘッドライトめがけて虫が大量に飛んでくることもありますので、その場合には結構多くの虫がくっついてしまいます。さすがに、その状況では見栄えも悪いですし、早く洗車したいと考えるでしょう。
いずれにせよ、早いタイミングで洗車してふき取ることが重要で、そうすれば虫取クリーナーも必要ありませんし、水洗いだけでも十分きれいに取り除くことが可能です。
カーシェアリングサービスを利用していて虫が付いた場合
最近では、レンタカーばかりでなく、カーシェアリングサービスを利用して高速道路を夜間走行する人も少なくありません。筆者もその一人ですが、カーシェアのクルマに虫の死骸がくっついてしまった場合にはどうすべきなのでしょうか？
この場合にも、マイカー利用と同じように早めの対策が必要です。カーシェアのクルマには虫取クリーナーは常備されていないでしょうから、水洗い洗車をしておくとよいでしょう。
もしどうしても時間がないという場合には、ウエットティッシュなどできれいにできることもありますし、それも無理な場合にはサポートセンターに事情を話して洗車しておくように連絡しておくとよいでしょう。
次の方が気持ちよく利用できるように心がけておくとよいですね！
ちなみに、カーシェアリングサービスでは洗車した場合には、割引サービスを受けられたり、無料チケットなどがもらえますのでご紹介しておきます。
タイムズカーシェア
タイムズカーシェア利用中に洗車する場合には、給油と同様に給油・洗車カードを使ってガソリンスタンドで行います。
タイムズカーシェアでは、水洗い洗車をした場合に30分の利用料金が割り引かれます。洗車した場合には、利用時間内にタイムズカーシェア会員専用フリーダイヤルもしくはお問い合わせフォームに洗車したことを連絡します。
連絡しないと割引サービスを受けられませんので注意が必要です。また、パック利用中もしくはパック延長利用中は割引の対象とはなりません。
カレコ
カレコも同様に給油・洗車カードを利用して上限2,000円までの洗車を行うことが可能です。
カレコの場合には、いずれのサービス利用中であっても、洗車した場合には翌月以降の利用料金に充当できる500円クーポンが（6か月間有効）がもらえます。
洗車した場合には、レシートに会員IDを記入して給油レシートホルダーの中に収納しておきます。
なお、dカーシェア会員の場合にはクーポン対象外となります。
オリックスカーシェア
オリックスカーシェアも同様に洗車することが可能ですが、割引サービスは提供されていません。
まとめ
高速道路の夜間走行では「あるある～」の虫取り対策ですが、重要なことは早目にふき取るということで、放置してしまう期間が長いほど取りにくくなり、最悪の場合にはボディが傷んでしまうことにもなります。
事前にワックスやコーティング剤で対策しておくことでが効果的ですが、それでもついてしまった場合には早く拭きとるようにしましょう。
カーシェア利用中に虫の死骸が大量にくっついてしまった場合には、次の利用者（ユーザー）のことを考えて洗車しておくとよいですね！
そんなカーシェアリングを、あなたのお近くのカーステーションを探したり、レンタカーや他のカーシェアリング会社との料金比較ができる『カーシェアリング・レンタカー比較のDRIVE go SEARCH』で探してみることをおすすめします！
