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ここまできた自動運転時代!レンタカーやカーシェアで手放し運転体験ができるのは?

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もはや手放せない”手放し運転(ハンズオフ)”機能

BMW
BMW公式サイト

前車との距離や速度を自動的に調整しながら走行が可能なACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)が登場した際には、もはやこれは手放せないという声が多く上がっていましたが、ACCをさらに上回るハンズオフ機能(手放し運転)搭載のクルマが出回っています。

手放し運転とは言っても、もちろん完全な自動運転というわけではありません。あくまでも位置づけは、運転支援機能となります。

とはいえ、これまでの運転支援機能とは桁違いの能力を有しており、条件付きとはいえ高速道路での走行を大きく変えてしまいます。まさに、自動運転が目の前に来たということを実感させる機能です。

さて、このハンズオフ機能(手放し運転以降)を日本で発売しているのは、日産自動車、BMW、テスラとなりますが、レンタカーでも体感することができます。

 

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日産レンタカーにスカイラインHVプロパイロット2.0 レンタカー登場

矢沢永吉さんの自信に溢れた表情が印象的なこの日産スカイラインのテレビCMをご覧になられた方は多いでしょう。

国内自動車メーカーとして初の手放し運転機能を搭載したスカイラインHVプロパイロット2です。

何とこのスカイラインHVプロパイロット2はすでに日産レンタカーに登場しています。

残念ながら、2020年4月後半現在、新型コロナウィルス感染の影響で緊急事態宣言が全国に発令されており、強い外出自粛要請が出ている関係上、他県への移動などには使いにくい状況です。

5月末まで緊急事態宣言による外出自粛要請は続くと予想されますので、それ以降で機会があれば是非とも体感してみたいハンズオフ機能です。

スカイラインHVプロパイロット2の利用料金は以下の通りです。

6時間利用:13,398円

12時間利用:18,788円

24時間利用:22,638円

(いずれも日産レンタカー会員が利用した場合の通常エリア価格です。)

レンタカー利用におけるプロパイロット2とは

日産レンタカーでは、プロパイロット2について以下のように説明しています。簡単にまとめてみました。

ナビ連動走行中の車線変更と分岐の支援機能

高速道路走行中、ルート走行を開始すると、追い越しや分岐なども含めてシステムがルート上にある高速道路の出口までの走行を支援します。

追越し時の車線変更の支援機能

高速道路を走行中、前方にプロパイロット2で設定した速度より遅いクルマがいるケースでは、システムが車線変更を提案してきます。

ドライバーがハンドルに手を添え、スイッチ操作で承認すると追越しを開始します。また、任意での車線変更もハンドルに手を添え、ウィンカーを操作するだけで可能です。

同一車線内でのハンズオフ機能

高速道路の本線走行中、ドライバーが常に前方に注意して道路・交通・車両の状況に応じ、直ちにハンドル操作できる状況にある限りにおいて、同一車線内でハンズオフが可能です。

 

BMWのハンズオフ機能もレンタカーに登場

BMWでは、日産スカイラインHVプロパイロット2に少しだけ先駆けて、日本で初めてのハンズオフ機能搭載車を発売しました。

昨年夏以降、BMW3シリーズ、7シリーズ、8シリーズクーペ、8シリーズカブリオレ、X5、X7に搭載しています。

とりわけ、中核モデルの3シリーズに標準搭載されているというのは、BMWファンならずとも非常に魅力的な話となります。

さて、BMWのレンタカーは多くのレンタカー会社で高級レンタカーとして提供されていますが、このハンズオフ機能搭載車も徐々に出回っているようです。

調べてみたところ、大手レンタカー会社よりも、中小の高級車専門のレンタカー会社で多く提供されていました。

 

個人間カーシェアはどう?

Anyca
インフォグラフィック「データで見るAnyca (エニカ) の今」

高級車にレンタカーよりも格安価格でのれる個人間カーシェアでは、ハンズオフ機能搭載車は提供されているのでしょうか、人気のAnycaで探してみました。

残念ながら、日産スカイラインHVプロパイロット2、BMWについてはハンズオフ機能搭載車は見つけることができませんでした。

しかし、よく探していたらテスラのオートパイロット搭載車が提供されているのが見つかりました。

日産スカイラインHVプロパイロット2とBMWは昨年登場したばかりですから、これから徐々に増えてくることにはなりそうですね。

 

ハンズオフ機能搭載車を比較してみた

日産スカイライン公式サイト
日産スカイライン公式サイト

現在、レンタカーとして利用できる日産スカイラインHVプロパイロット2、BMWのハンズオフ機能を簡単に比較してみました。

ここでは、技術的な相違点は他に任せるとして、レンタカーとして利用したいと考える方にわかりやすく違いを解説してみました。

BMWのハンズオフ機能

「日本で初めて高速道路の渋滞でハンズオフ機能を実現した」と謳うBMWですが、実はその言葉通りの運転支援システムで、高速道路の渋滞を前提とした機能となります。

つまり、手放し運転とは言え、使えるのは基本的には渋滞時のみ(60km/hまで)となります。

この辺りは、日産スカイラインHVプロパイロット2のような高速道路でのルート走行に使えるというわけではありません。もちろん、「駆け抜ける喜び」は運転支援システムでは感じられないという哲学なのかもしれませんが。

日産スカイラインHVプロパイロット2

国内で利用可能なハンズオフ機能としては、日産のプロパイロット2が最も使いやすいかもしれません。

目的地を設定し、ルート上で高速道路を走行する際に同一車線内であればステアリングから手を放す(ハンズオフ)が可能となります。

前方に自車より遅い車がいる場合、追い越しをドライバーに提案し、ドライバーがスイッチ操作を行うと追い越し、元の車線に戻ることも提案してくれます。

また、走行している車線に合流してくる車両も認識してスムーズに走行してくれます。

他と大きく違うのは、高精度な3Dの地図データを活用していることでしょう。

高速道路でのナビ連動のルート走行とハンズオフ機能は世界初搭載の機能となります。

日本の高速道路は基本的にすべて対応しますが、首都高や有料道路(自動車専用道路)はNGです。また、トンネルの中や急カーブ、対面通行区間などでもハンズオフ機能は停止します。

 

まとめ

東京オリンピック・パラリンピックで登場予定であったレベル4の自動運転も、新型コロナウィルス感染の影響により、かなり先に延びるのかもしれません。

しかしながら、すでに手放し運転(ハンズオフ機能)は可能となっており、レンタカーでも利用することができます。

日産レンタカーのスカイラインHVプロパイロット2なら利用しやすそうですね!

今後は、カーシェアのクルマにもハンズオフ機能搭載車が出てくることが予想されます。

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