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カーシェアリング

個人間カーシェアのAnyca、オフィシャルシェアカーのカーシェア事業 0円マイカー開始へ

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Anycaの0円マイカーが営業開始

Anyca公式サイト

DeNAと損保ジャパンの合弁会社DeNA SONPOモビリティが運営する個人間カーシェアのAnycaは、0円マイカーの仕組みによる新しいカーシェア(レンタカー形態)の「エニカ オフィシャル カーシェア」を8月7日から開始しました。

「エニカ オフィシャル カーシェア」の仕組みとは、DeNA SONPOモビリティ(クルマの所有・運営会社)、オーナー(駐車場の提供・清掃・洗車などのクルマの状態管理)、ドライバー(クルマの利用者)で成立する新しい事業形態のカーシェアリングサービスです。

従来型のカーシェアは、タイムズカーシェアなどの事業者が提供するカーシェアをユーザーが利用するタイプと、個人間型カーシェアのオーナー(クルマの提供者)と運営会社、ユーザーで成り立つ2つのタイプのカーシェアが国内にありましたが、今回の「エニカ オフィシャルカーシェア」は全く異なる新しいカーシェアリングサービスとなります。

次世代型のモビリティサービスに向けて、カーシェアも進化していると考えると良いのかもしれません。

 

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Anycaの反撃なるか?

インフォグラフィック「データで見るAnyca (エニカ) の今」

カーシェアリングサービスが、新しいモビリティライフの重要な位置を占めるであろうことに異論をはさむ人は少ないでしょうが、急成長する事業者型のカーシェアリングサービスに対して、国内初となる個人間カーシェア「Anyca」は鳴り物入りで登場することになります。

親会社は、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのあるDeNAグループということで期待感も大きかったわけですが、蓋を開けてみると、思ったほど利用者が増えていないという現実に直面しています。

理由はいろいろあるでしょうが、先行する事業者型のカーシェアリングサービスがあまりに利便性が高いということもあるでしょうし、何より、個人間カーシェアの場合には、オーナーとの受け渡しという面倒な手間が入りますし、また、自動車保険がどうしても割高になるという問題も指摘されているところです。

こんな状況下で、DeNAグループの「Anyca」が出した次の一手は、自動車保険大手のSONPOホールディングスとの合弁会社化と、面倒なオーナーとの受け渡し等を無くした無人対応型の「0円マイカー」というわけでした。

 

0円マイカーの仕組みとは

pexels

0円マイカーの仕組みとは、オーナーはDeNA SONPOモビリティからクルマを預かる形になり、駐車場の提供とクルマの管理を行うことで、駐車場代相当額と他のドライバー(ユーザー)が預かったクルマを利用した際のBtoCカーシェア料金の10%分のポイントが付与されます。

また、そのクルマを自分で利用する際には、エニカオフィシャルシェアカーの利用として予約することで上記のポイントの範囲内で利用可能です。ちなみに、オーナーは、ユーザーであるドライバーよりも1週間先の期間まで予約できます。

ユーザーであるドライバーはエニカアプリを利用して予約します。個人間カーシェアとは異なり、カーシェア受渡用機器により、無人での受渡し、最短1時間での予約が可能となります。車種も豊富に揃えられており、「プリウス」「アクア」「セレナ」のベーシッククラスが1時間800円から、それ以外のクルマはプレミアムクラスとなり1時間1200円で利用できます。

 

エニカオフィシャルカーシェアの利用方法

レクサスCTフロント
http://newsroom.toyota.co.jp

1.エニカアプリからエニカオフィシャルカーシェアを予約

最速で15分後の予約が可能で、空いていればすぐにでも利用できます。

2.シェア開始日時までに受渡場所に向かう

受渡とは言っても、受渡専用機器がついていますので無人対応です。シェア開始日時(予約時間)の15分前からクルマの解錠が可能になります。この辺りは、通常のカーシェアと同じ流れです。

3.シェア開始日時(予約時間)になったら、運転免許証をかざしてクルマを解錠

リアウィンドウのカードリーダーに運転免許証をかざして解錠し乗車します。

4.キーボックスから鍵を取り出して、ドライブに出発

助手席のグローブボックス内にあるキーボックスから鍵を取り出して利用します。

5.返却時間までに受渡場所にクルマを返却

駐車場にクルマを駐車し、グローブボックス内のキーボックスに鍵を刺して、返却方向に回します。鍵を返却したら、リアウィンドウのカードリーダーに運転免許証をタッチしてクルマを施錠します。

6.クルマを返却後、アプリから請求金額をお知らせ

アプリ内のお知らせから、請求金額を確認できます。

7.給油について

給油についても、タイムズカーシェアなどのカーシェアと同じ方式で、グローブボックス内あるマニュアルの中の専用クレジットカード給油を行います。

8.ドライブ中の注意事項

カーシェア利用中にクルマから離れる場合には、鍵でロックしますが、カードリーダーを利用したロックは行ないません。

返却期限に遅れそうなときには、アプリからシェア期間(予約時間)を変更できます。返却期限を過ぎると超過料金が発生します。

 

以上、基本的には、タイムズカーシェアなどのサービスとほぼ同じ利用方法となっています。

 

従来のカーシェア利用方法との違い

カーシェア3社

 

上記のように、従来のカーシェアとほぼ同じ利用方法となりますが、いくつかの点で違いがありますので注意しておきましょう。

まず、返却時間に遅れた場合の超過料金ですが、従来のカーシェアは15分単位(カレコは10分単位)となりますので、10分の超過であれば15分分の料金で済みますが、エニカオフィシャルカーシェアは最低時間が1時間なので、最低でも1時間分の料金が発生します。

また、無断で超過した場合には通常料金の倍額の料金が超過料金となりますが、筆者も経験あるのですが、一人で運転していると、ぎりぎりの返却となった場合には分かっていても運転中のため予約変更できないことが多いので(安全運転のため)、エニカオフィシャルカーシェアの場合には、予約変更は早めにする必要がありそうです。

給油についても、従来のカーシェアでは条件はあるものの給油で無料チケットがもらえますが、エニカオフィシャルカーシェアでは、今のところそのようなサービスはないようです。

さらに、キャンセルについては、タイムズカーシェアなどの場合には直前時間までキャンセル可能でキャンセル料金も発生しませんが、エニカオフィシャルカーシェアの場合には、シェア開始時間(予約開始時間)の48時間前からキャンセル料金が車種に関係なく一律500円発生します。

 

エニカオフィシャルカーシェアの利用料金

photoAC

時間料金

 

ショート(1時間)6時間パック12時間パック24時間パック24時間以降
ベーシッククラス800円4000円6600円9800円利用日数毎
プレミアムクラ1200円6800円9500円16000円利用日数毎

距離料金

ショート(1時間)6時間パック12時間パック24時間パック
ベーシッククラス無し無し16円/1 km
プレミアムクラス20円/1km

まとめ

エニカオフィシャルカーシェアの0円レンタカーの全貌が明らかになりましたが、個人間カーシェアが、より従来のカーシェアに近付いたというイメージがありますね。

車種については、エリアなどを参考にして決められるようですが、オーナーの希望も取り入れられるようになると人気が出そうな気もしますがいかがでしょうか?

いずれにせよ、このような新しいモビリティサービスがこれからもどんどん登場してくることになりそうです。

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