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Uberの「空飛ぶタクシー」って何よ!

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「空飛ぶタクシーって」フェイクニュースではありません!

Uber公式サイト

日本では規制があるからUberは事業化できない、と言われていたのがウソのように、最近首都圏では「Uber Eats」を見かけない日はないというくらいで、一体どのくらいの数の人が従事しているのだろうと思うほどの多さです。

Uberという企業の力強さをひしひしと感じましたが、今度は何とUberが「空飛ぶタクシー」を提供すると息巻いています。このニュースに接した人のほとんどが、どうせ「フェイクニュース」の類だろうと思ったでしょうが、フェイクどころか、2023年ごろには実現しそうだというから驚きです。

Uberの「空飛ぶタクシー」とはどのようなものなのでしょうか?

 

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2023年に商業運航開始するUberの「空飛ぶタクシー」

PEXELS

2019年6月11日、Uber(米配車大手ウーバーテクノロジーズ)は、オーストラリアのメルボルンで「空飛ぶタクシー」の試験飛行を実施する予定であり、2023年にも商業運航を始めるという計画を発表しました

Uberの「空飛ぶタクシー」はすでに米テキサス州ダラスと米カリフォルニア州ロスアンゼルスでの試験飛行が決まっており、オーストラリアのメルボルンでの試験飛行は米国外では初の試験飛行となります。

Uberが「空飛ぶタクシー」のプロジェクトをテーマに開いたワシントンの会議では、メルボルン以外のオーストラリアの都市でも同様の試験飛行が行われる予定であることも、オーストラリア統括責任者から発表されています。

 

NASAも協力するUberの「空飛ぶタクシー」とは

PEXELS

今回のUberによる「空飛ぶタクシー」のプロジェクトには、何とあのNASA(アメリカ航空宇宙局)も協力しているというから驚きです。日本でいえば、JAXA(宇宙研究開発機構)がベンチャー企業に協力しているようなものです。

日本では、既得権益が邪魔してしまいますから、JAXAが三菱重工などに協力することはあっても、ベンチャー企業に協力するというのはなかなか考えにくいところです。

この「空飛ぶタクシー」の前のサービスとして、Uberは米ニューヨーク州のマンハッタンとジョン・F・ケネディ空港をヘリコプターで結ぶサービスを2019年7月9日かから開始します。ラッシュ時には約1時間以上かかる移動が、ヘリコプターを利用することで約8分に短宿されます。

とりあえず、一般人がこのサービスをどれほど利用するのかは不明ですが、一定の需要は間違いなくあるのではないでしょうか?

ちなみに、イエス〇〇クリニックでお馴染みのドバイのヘリコプター観光は、15分の飛行で日本円で1人当たり2万円弱のサービス料となりますが、8分の運行で定期便でしょうから、結構お安い価格で提供されるのかもしれませんね?

 

将来的には無人機が使われる予定

PEXELS

「空飛ぶタクシー」といっても何だヘリコプターじゃん!と言われてしまいそうですが、Uberの目指す「空飛ぶタクシー」の構想は将来的には無人機で提供されるサービスとなる予定です。無人機といえば、軍事目的の偵察用の無人機しか思い出せませんが、民間企業が作っているわけですから、このテクノロジーが「空飛ぶタクシー」に応用されるということでしょう。

Uberはライドシェアでビジネスを拡張していますが、自動運転化についても世界のトップクラスの水準にありますので、無人機による「空飛ぶタクシー」というプロジェクトも、空のライドシェアということで本当に実現させてしまうと思われます。

日本では、ようやく国産小型ジェット機の開発が進んできましたが、米国では無人機から「空飛ぶタクシー」の時代に入ろうとしています。諸々の事情がありますので致し方ない話かもしれませんが、この分野ではとてもすぐには追いつけないほど離されてしまっているのが実情のようです。

 

2028年夏までには登場する予定の「空飛ぶタクシー」

PEXELS

2020年、来年に控えた東京オリンピックでは、自動運転タクシーが登場しますが、その8年後に開催される予定の2028年米国のロサンゼルスオリンピックで、この「空飛ぶタクシー」が登場する予定となっています。

ロサンゼルスオリンピックで目指している「空飛ぶタクシー」は、報道によると、無人の小型電子飛行機による(当然完全自動運転)で、乗客を移動させるというものです。上記のNASA(アメリカ航空宇宙局)が協力しているというのは、安全性も含めた完全自動運転システムです。

自動運転タクシーでさえ、本当かいな!と思っている人も多いでしょうが、何と8年後には「空飛ぶタクシー」が実用化されようとしていることになります。

「フィフス・エレメント」という大人気となったハリウッドSF映画(ブルース・ウィリス、有名になる前のミラジョヴォビッチが主演)では、クルマのタクシーが空を飛んでいましたが、将来的には、「空飛ぶタクシー」はこの形に近付いていくのではないでしょうか?

 

Uberが目ざす空のライドシェアサービス

ウーバー
https://www.nikkei.com/article/

次世代のビジネスモデルといわれる「CASE」のSの部分であるシェアサービス、その一翼を担っているUberのライドシェアは、陸上を走るクルマばかりでなく、空のライドシェアもサービスとして提供しようとしており、それこそが「空飛ぶタクシー」ということになります。

おそらくテクノロジー的には全く問題なく提供できるということでしょうし、米国の金融政策から考えると十分な資金調達も問題ないと思われます。

ただし、近年度々報道されているように、ヘリコプターによる事故は後を絶たない状況で、この「空飛ぶタクシー」の問題点として最も指摘されているのも、安全性や事故予防への対応となります。

まあ、この分野については、2028年のロサンゼルスオリンピックまでに間に合わせるということで、NASAが協力し、つまりは、米国の国力を上げても実現させるということなのでしょうね。いずれにしても、アメリカらしい壮大で夢のあるプロジェクトです。

 

まとめ

Uberといえば、日本人の多くは「Uber Eats」しか思い出せないかもしれませんが、何と、2028年ロサンゼルスオリンピックまでには「空飛ぶタクシー」を実現させようとしていますから驚きです。しかも、フェイクニュースでも夢物語でもなく、本当に実現させるプロジェクトと考えてもよさそうです。

次世代のモビリティライフといっても、カーシェアやEVと考えがちですが、Uberのライドシェアでは空のライドシェアサービスまで提供することになりそうで、おそらく、同様のサービスがカーシェアでも登場し、空のカーシェア(?)などと呼ばれるようになるのかもしれません。

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