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日本カー・オブ・ザ・イヤーは2年連続でボルボが受賞!日本車はどうしたの?

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2018年日本カー・オブ・ザ・イヤー

 

VOLVO公式サイト

 

嘗てないほど審査員を混迷させたといわれる本命なき2018~2019の日本カー・オブ・ザ・イヤーで、イヤーカーとなったのは2年連続の受賞となったボルボの「XC40 」でした。

国産車でも2年連続となるのは、トヨタ、ホンダ以外にはなく、もちろん輸入車としては初の快挙となりました。

実は、当初本命視されていたのは、スズキ「ジムニー」でしたが、「完成車不正検査」問題が明るに出たことにより、今回の日本カー・オブ・ザ・イヤーを辞退したために、本命なき混迷する選考となったようです。

なお、スバルも同様の「完成検査における不適切事案」が発覚したことから10ベストカーに選出されていた「フォレスター」が辞退することとなり、本年のイヤーカーは9台から選ばれることになったというのも異例なことでした。

 

ボルボ(VOLVO)が日本市場で強い理由

ポールスター1
https://www.media.volvocars.com/

さて、2年連続で日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞という快挙を成し遂げたボルボですが、言うまでもなく、スウェーデン発の自動車会社で、以前にはアメリカの資本が入っていたこともありますし、現在は中国メーカーの傘下となっています

日本における輸入車といえば、メルセデスベンツ、BMW、フォルクスワーゲン(Audi)が新規登録台数ランキング(JAIA調べ)で上位を占めていますが、これらのドイツ系自動車メーカーに次ぐポジションにいるのがボルボです。

正確に言うと、1位メルセデスベンツ、2位BMW、3位フォルクスワーゲン、4位Audi、5位BMW MINIとなり、これらの5社で約7割のシェアを占めていますが、これらに次ぐポジションにいるのがボルボとなります。

ボルボの特徴としては、何といっても安全性能をブランディングしてきているということでしょう。その思想は中国メーカー参加となった現在でも引き継がれています。古くは3点式シートベルトを生み出したのはボルボですし、歩行者用エアバックも世界で初めて採用したのはボルボですし、プリクラッシュセーフティシステムで完全停止までできるようにしたのもボルボがはじめてなのです。

現在、ボルボが採用する総合安全テクノロジー「インテリセーフ」には、先行車両や歩行者のみならず自転車も検知し、交差点での右直事故を防ぐ機能を有する衝突被害軽減ブレーキが含まれています。

元々事故に遭った際に乗員を守る強靭なボディには定評のあったボルボですが、事故そのものをなくそうとしているというブランドへの信頼感が日本では広く受け入れられているようです。

 

日本車はどうしたの?

pexels

日本カー・オブ・ザ・イヤーは2年連続で輸入車が受賞!というニュースだけを見てしまうと、日本車はどうしたの?あるいは、日本経済が深刻な状況を迎えているのでは、とついつい考えがちになりそうですが、どうやら事情は少し異なるようです。

元々、自動車販売における日本市場は世界的には非常に稀有な存在で、国産車が販売台数の90%以上を占めるという超がつくほどのドメスティック市場となっているのです。輸入車比率が一度も10%を超えたことがないという国なのです。トランプ大統領が言っていることも数字だけ見るとあながち間違っているというわけではないようです。

もちろん、ボルボが非常に優れた自動車メーカーであることは間違いないですし、本年度の受賞車となったXC40は非常に良いクルマです。しかし、良いクルマだから日本国内で圧倒的に売れているというわけではなく、日本で売れている台数は受注で4,000台レベル、新規登録台数では2018年は2,000台レベルというところなのです。

ボルボXC40は世界的に売れているクルマですが、日本で出回っているのは2,000台レベル、そんなクルマが日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれるというのも一般人からすると不思議な気もするのですが、日本カー・オブ・ザ・イヤーとは最も売れたクルマを表彰するわけではなく、そのコンセプトに合ったクルマを表彰しているのです。

 

XC40 が選ばれた裏側

今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーでは、既述のように本命であったスズキのジムニーやスバルのフォレスターの辞退で9台の候補車な中からXC40が最終的に選ばれますが、採点は以下のようになっています。

1位 ボルボ「XC40」 363点
2位 トヨタ「カローラ スポーツ」 314点
3位 フォルクスワーゲン「ポロ」 197点
4位 トヨタ「クラウン」 170点
5位 三菱自動車「エクリプス クロス」 156点
6位 マツダ「CX-8」 111点
7位 アルファロメオ「ステルヴィオ」 106点
8位 BMW「X2」 47点
9位 ホンダ「クラリティPHEV」 36点
本命が辞退したことから、ボルボXC40 とトヨタのカローラスポーツとの一騎打ちであったことが伺えしれます。トヨタは、4位に新型クラウンが入っており票が割れたのは痛いところでした。つまり、本命なき混戦の中で、多くの選考委員から平均的に得点を集めたのがXC40 であったようです。
なお、通常ならば、トヨタは票が割れることを避けるために1台に絞ってくるのが例年の傾向であったようですが、今年はクラウンとカローラといういわばトヨタを代表する車種が10ベストカーに先行されたため、票割れ覚悟で選考に臨んだとのことでした。
いずれにせよ、今現在、世界的に人気車種となっているXC40は受注から納品まで約1年ということですが、キャンセルがほとんどないということで日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞にふさわしいクルマであるといえるでしょう。

ボルボXC40が利用できるカーシェアは

インフォグラフィック「データで見るAnyca (エニカ) の今」

 

今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーに受賞したXC40は、カーシェアリングでは利用できるのでしょうか?国内では、2,000台の登録台数ということで、大手3社ではどこもXC40を提供しているカーシェア事業者はありません。それどころか、ボルボ自体を扱っているカーシェア事業者が見つかりませんでした。

個人間カーシェアのAnycaでは、さすがにXC40はないものの、昨年度の日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞車のXC60 は4台提供されています。(2018年12月26日現在)

 

まとめ

2018~2019の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したのは2年連続となるボルボのXC40 でした。世界的に人気となっている車種であり、受注から納品まで約1年かかるのにキャンセルがほとんどないというクルマです。

残念ながらカーシェアリングサービスでは提供されていませんが、個人間カーシェアのAnycaでは昨年の日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞車であるXC60が4台提供されており、低価格で利用することができます。

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