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当たり屋に注意!もし被害にあったら?

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当たり屋とは

Photo AC

バブル時代のころからでしょうか、当たり屋グループなる存在がまことしやかに語られており、実際に運送会社などには〇〇ナンバーのクルマには気を付けろみたいな情報が入っていたといわれます。よく聞いていたのは関西地方の〇〇ナンバーの当たり屋グループというもので、個人からは簡単にはお金は取れませんので、運送会社を狙って車をぶつけてくるというものでした。

昔のVシネマの世界のようなお話ですが、本当にこのような組織的な犯罪グループが実在していたかどうかは別として、このような犯罪が多かれ少なかれ行われていたというのは事実でしょう。

当たり屋とは言っても、実際に車をぶつけてくる場合には、一つ間違えば命にかかわることにもなりかねませんので、やるほうにしても結構リスクが高くなります。今なら、こんなリスクの高い犯罪を犯すよりは、「振り込め詐欺」などを行っているのでしょうね。

もちろん、振り込め詐欺にせよ、やってはならない犯罪行為ですから、人生を棒に振るという高い代償を支払うことになるということには変わりはありませんが。

 

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実際に発生している「当たり屋」行為とは

pexels

よく考えてみると、運送会社を狙った場合には、裁判になったりするケースもあるでしょうから、犯罪者から見ると非常に効率の悪い犯罪ということになります。言うまでもなく、実際に発生している当たり屋の行為とは、このような複雑な犯罪ではなく、早い話が当日中にお金になるような犯罪行為です。

警視庁交通捜査課によると、当たり屋とは、通行中のクルマに故意に(わざと)ぶつかり、あたかも交通事故に遭ったように装い、

1.怪我をした、手荷物が壊れたなどと因縁をつけたり

2.警察に届けると運転免許に傷がつきますよ(人身事故扱いで行政処分を受けますよ)

このような状況に持ち込んで示談を迫り、交通事故の現場で治療費や賠償金等を要求する者(行為)のことを言います。

犯罪者としても、簡単に即日から数日でお金を取り上げることのが、彼らの犯罪行為としては最も都合がよく高率の良い犯罪というわけです。

一般的には、泥棒の場合にも、プロ(?)の泥棒は閉じまりがしっかりしてたり、防犯カメラなどが設置してある家などは避ける傾向が強いといわれますが、これは、そのような家(人)は面倒であり、簡単かつ効率よく彼らの仕事を行うことができない可能性が高いからです。

当たり屋に狙われる場合にも、彼らからしたら効率よくお金を巻き上げられそうな人(クルマ)を狙ってくるでしょうから、十分に気を付けたいものです。

 

当たり屋による犯罪に巻き込まれてしまったら

pexels

どんなに気を付けていても、相手のあることですから万が一当たり屋にぶつかってこられたらどうしたら良いのでしょう?

厄介なのは、多くの人がはじめての経験となるでしょうから、どうやって「当たり屋」と見抜くことができるかということになります。ポイントは、上記のように、因縁をつけてきて、警察には連絡せずにその場で示談に持ち込もうとする手口にあります。

警察に連絡した時点で、彼らの犯罪は不成立となってしまうますので、当たり屋は必ず因縁をつけて相手をビビらせたうえで、穏便に済ませるような態度をとって、示談に持ち込みお金を巻き上げようとします。

「当たり屋」に遭遇した場合の対処方法として、警視庁では以下のように警鐘を鳴らしています。

pexels

ポイントとなるのは、事故現場では決して示談をしないということです

交通事故を起こした時には、直ちに警察に報告する義務があります。これに違反した場合には、3か月以下の懲役または5万円以下の罰金が課されることがあります。

警察に報告がなければ、交通事故の立証や操作が困難になります。相手から示談を迫られても、決して応じることなく、直ちに110番通報してください。

ほとんどのケースでは、110番した段階(警察に連絡した時点)で、「当たり屋」からすると面倒な仕事、つまり効率よくお金を巻き上げることが難しくなりますので、この時点で彼らのほうから引き下がっていく可能性が高いでしょう。

 

「当たり屋」と「煽り運転の違い」とは

pexels

近年、「当たり屋」の話はあまり気いかなくなっていますが、それに代わって「煽り運転」が増えてきていますが、両者の違いはどんなポイントになるのでしょうか?

現在、ニュースなどで報じられている「煽り運転」とは、クルマの運転中に危険な行為を繰り返すドライバーによって行われますが、基本的には金銭目的ではなく、「憂さ晴らし」などフラストレーションが要因であることが多いようです。ある意味では、当たり屋よりも危険性は高いといえるでしょう。

当たり屋の場合には、事故を起こすことが目的ではなく、お金を巻き上げることが目的ですから、運転中というよりはむしろ事故発生後に凄んでくることになります。

 

「当たり屋」に遭遇した場合の実際の対処法

「煽り運転」に遭遇して相手がクルマから降りてきた場合には、自車の鍵を閉めて決してクルマから出ずに110番通報するのが有効ですが、「当たり屋」の場合にも同じことが言えます。当たり屋である可能性が感じられたら相手と話すことなく、直ちに110番通報することが有効です。

例えば、大した事故ではないだろうと考えて車外に出て「大丈夫ですか?」と声を掛けると、当たり屋の場合なら「大丈夫なわけないだろう!どうしてくれるんだ?」と凄んでくる可能性が高いでしょう。こうなるとほとんどの方は「すみません。」と誤ってしまい当たり屋のペースにハマってしまうことになります。

よほどこのような場面に慣れていない限りは、怪しいと感じたら先に110番通報することです。そのうえで、クルマから降りて「大丈夫ですか、警察がすぐきますから。」と伝えればよいでしょう

実際に、110番した場合には以下のような感じとなります。

「事件ですか、事故ですか?」→「事故です。」だいたいの時間と正確な場所(分からなければだいたいでもよい)を連絡します。

「どのような事故ですか?」→現場で起こったことを詳しく説明します。

「通報者のお名前を教えてください。」→名前を伝えます。

仮に、相手が痛みを訴えている場合には119番に連絡してもOKです。119番に連絡すれば警察も来てくれますし、逆に、110番でも救急車の必要性を確認してもらえます。

当たり屋の手口は、生身の人間がわざとクルマにぶつかってくるか、フットブレーキではなくサイドブレーキでいきなり停車する(ブレーキランプがつかないので、後続車は追突する可能性が高い)、いずれにせよ、大怪我に繋がらないようにやるはずです。

 

まとめ

最近では、ドライブレコーダーを付けているクルマも増えていることから、当たり屋の犯罪件数が減少気味となっているようです。しかし、また新たな手口で襲ってくる可能性にも注意して、当たり屋の基本であるポイントを理解しておきたいところです。

万が一、カーシェア利用中に当たり屋に遭遇した場合にも、直ちに警察に連絡し、サービスセンターにも連絡するようにしましょう。そんなカーシェアリングを、あなたのお近くのカーステーションを探したり、レンタカーや他のカーシェアリング会社との料金比較ができる『カーシェアリング・レンタカー比較のDRIVE go SEARCH』で探してみることをおすすめします!

 

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