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カーシェアリング

カーシェアは仮免許の練習に利用できるのか?

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仮免許とは

WiKi

仮免許(仮運転免許)とは、日本の運転免許の一つで、自動車運転免許を取ろうとするものが公道における路上にて運転練習するために必要な免許のことです。

ほとんどの方は、免許取得のために自動車教習所に通うでしょうが、自動車教習所では運転練習の後に仮免許を取得して、その後に路上練習を行う流れとなります。

自動車教習所では、仮免許取得後に卒検となりますが、運転免許試験場での本免許技能試験を受験する際にも仮免許が必要となりますので、本免許を取るためには必然的に仮免許を取得することが必要です。

仮免許は、適性試験を受けた日から起算して6か月有効であり、路上で運転練習するためには仮免許を取得して、一定の基準に該当する運転免許保持者を指導者として助手席に同乗させ、「仮免許練習中」の標識を所定の位置に装着したクルマで、道路交通法施行規則の定める道路で行う必要があります。

ちなみに、助手席の指導員必要な一定の基準は以下の3つです。

・運転経験が通算3年以上(途中免許停止期間がある場合にはその期間は除外する)で、練習するクルマを運転可能な第1種運転免許保持者

・練習するクルマを運転可能な第2種運転免許保持者

・公安委員会指定自動車教習所の技能教習に従事する教習指導員

 

また、「仮免許練習中」の標識の様式は道路交通法で以下のように定められています。

WiKi

・縦17㎝×横30㎝の寸法

・白地に黒で「仮免許」行を改め「練習中」と表記する(一行目の文字の大きさは縦横4cm・線の太さは0.5cm、二行目の文字の大きさは縦8cm × 横7cm・線の太さは0.8cm)

・練習車両前後の地上0.4mから1.2mの見やすい位置に装着する

・耐久性のある素材を使用する

と細かく指定されていますが、厳密には街中でよく見かけるように、厚紙などにマジックで太く記入したものをクルマの前後に粘着テープなどで装着していれば良いとされています。

この規格に沿った「仮免許練習中」の標識は、自動車学校で仮免許取得後にもらえるところもありますし、運転試験試験場の売店などで前後一式500円ほどで売られていることもあります。

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仮免許ではカーシェアリングは利用できない

個人間カーシェアリングのイメージ
pexels.com

公道における路上で運転練習するには、仮免許を取得して一定の基準を満たす指導員に助手席に同乗してもらい、規格に沿った「仮免許練習中」の標識を適正に装着すればよいことはわかりましたが、個人で練習したい場合、クルマがない場合にはカーシェアリングサービスを利用することは可能なのでしょうか。

短時間利用に最大のメリットがあるカーシェアリングですから、低コストで仮免許による運転練習をすることができます。

結論から言うと、残念ながらカーシェアリング会員になるためには、運転免許証(本免許)が必要であり、仮免許では会員登録することができません。従って、仮運転免許ではカーシェアのクルマで練習することはできません。

それでは、家族や知人に助手席に乗る指導員になってもらうケースで、指導員にカーシェアリングを借りてもらい運転練習することは可能なのでしょうか。これも残念ながらNoで、カーシェアでは規約上あくまで会員にならない限りクルマを運転することができません。

従って、指導員が借りたカーシェアのクルマであっても、会員以外が運転することは規約違反となってしまいます。

ちなみにレンタカーの場合も同様で、そもそも仮免許ではレンタカーを借りることができませんし、助手席に乗る指導員がレンタカーを借りた場合でも規約上、仮免許で運転することはできないとなっています。

カーシェアリングの場合には、ペーパードライバーや初心者運転車が利用することも多いので、仮免許取得後の人のほうが安全なのではということを考える人もいるでしょうが、万が一、事故った際には保険が適用されませんので、規約上禁止行為としているものと考えられます。

 

初心者ドライバーやペーパードライバーならお得なカーシェア

カレコ Audi A3 Sportback

残念ながら、仮免許では利用できないカーシェアリングサービスですが、初心者ドライバーやペーパードライバーには多く利用されています。首都圏など駐車場などの維持費が高かったり、クルマが多くて怖いなどの理由により、運転免許は取得したものの実際には運転することなく何年も過ぎてしまったという人は近年非常に増えています。

以前ですと、レンタカーを借りてたまに練習するという方法でしたが、レンタカー会社が近くにあればよいですが、遠い場合には頻繁に練習するのは難しいですし、クルマを借りる手続きも面倒であり、何より保険代が高いというネックがありました。

これらのレンタカーによる問題点が、カーシェアリングサービスを利用するとほとんど解消されてしまいます。ご承知の通り、最近では駅前などの時間貸し駐車場には高い確率でカーステーションが設置してありますし、ネットで簡単に予約できキャンセルも直前までOKという高い利便性が備わっています。

最大手のタイムズカープラスの場合で、ベーシックコースなら15分206円(ガソリン代込み・保険料込み)で利用可能で、309円の安心パックに加入すればNOC料金までかからないという、抜群のコストパの良さがあります。

例えば、1時間以内の利用であれば、206円×4に309円を足しても、1,133円以下で利用できますし、万が一事故に遭ったとしても安心して利用することができます。

 

運転免許を取得したらカーシェアリングという選択肢

仮免許を取得しても稀に本免許が取れないという人も存在しますが、大半の仮免許取得者は近日中に本免許を取得することができます。以前であれば、免許取得と同時にクルマの購入を検討する人も多かったのですが、最近の傾向としては、そのままペーパードライバーとなってしまう人もかなり多いようです。

首都圏を中心とする不動産価格の高騰は駐車場価格の高騰も招き、結果としてクルマの維持費を吊り上げることとなり、クルマを所有するということが厳しいという時代となっています。しかしながら、我が国では時間貸し駐車場の急速な発展が、カーシェアリングビジネスをも急速に成長させることとなり、IT革命の影響もあり極めてハイレベルな激安サービスが提供されるようになっています。

金銭的に問題のない人であれば、新車の購入を検討するのも良いでしょうが、そうでない圧倒的多数の運転免許取得予定者であれば、まずはカーシェアリングサービスの利用を検討する時代になっているようです。

 

まとめ

残念ながら仮免許の運転練習をカーシェアリングサービスを利用して実施することはできません。カーシェアを利用するためにはカーシェア事業者の会員となることが必要であり、会員になる資格として運転免許取得者であるという条件があるからです。カーシェアは会員以外は運転することができません。

ただし、運転免許取得者であれば、初心者ドライバーやペーパードライバーにとって、カーシェアほど運転練習に適したサービスはないといっても良いでしょう。

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