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カーシェアリング

カーシェアリングサービスとサブスクリプションサービスの違いって何?

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「CASE」のSとは

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次世代のモビリティライフのキーワードとして使われることの多い「CASE」とは、ダイムラーによって考案された造語のことです。

C:コネクテッド化(つながるクルマ)

A:自動運転化(レベル1~5)

S:シェア・サービス

E:EV(電気自動車)

今回お話しするのは、Sのシェア・サービスについてです。

シェアはすでに市民権を得た感のあるカーシェアリングサービスやライドシェア、サービスは今後様々なサービスが登場するでしょうが、大人気のサブスクリプションサービスがクルマにも登場しています。

 

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クルマのサブスクリプションサービスとは

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世の中的には、サブスクリプションサービスが大人気となっています。

先日も、人気焼き肉チェーン店の焼き肉食べ放題サービス(店舗限定の焼き肉のサブスクリプションサービス)が登場しました。

このサービス、一般人のSNS発信により直ちに情報が拡散され、予約集中のために他の利用客が利用できないとの理由により、1か月でサービス廃止となりました。

これは極端な例ですが、動画配信、音楽、雑誌、ゲーム、バック、アクセサリー、洋服等々、様々な分野の商品の定額制使い放題サービスが展開されています。

忘れていましたが、ランチバイキングやビュッフェバイキングはその走りでしょうね!

そして、クルマのサブスクリプションサービスも登場しています。

 

満を持して登場したトヨタの「KINTO」

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NOREL」「マイカー賃貸カルモ」「スマートビークル」等々、すでに多くのサブスクリプションサービスがリリースされています。

そして、「トヨタは自動車メーカーからモビリティカンパニーに変わる」と社長自らが宣言したトヨタが満を持してリリースしたのがトヨタ「KINTO」です。

クルマのサブスクリプションサービスとは、サービスによって微妙な違いがありますが、

一般的には、

・頭金不要

・毎月定額料金でクルマに乗れる

・契約プランによっては車検代やメンテナンス費用込み

等の条件でクルマを利用することができるサービスのことです。

原則として、長期間での契約となりますので、駐車場は自分で用意する必要があります。

利用期間は選べる場合もありますが、短い期間ほど利用料金は高くなり、長期間になるほど利用料金は安くなります。

短期間利用の場合にも、利用料金は高いものの購入するケースと比較すると大幅にコスト削減となる場合が多く重宝されています。

 

サブスクリプションサービスとカーリースの違い

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サブスクリプションサービスが登場する以前から、クルマにはカーリースというサブスクリプションサービスによく似たサービスが提供されています。

両者にはどのような違いがあるのでしょうか?

厳密に言うと、クルマのサブスクリプションサービスはカーリースの一種となります。

カーリースというと法人契約がメインとなりますが、以前より個人向けカーリースというサービスも提供されています。

クルマのサブスクリプションサービスとは、この個人向けカーリースのようなものであり、さらに発展させたもの、多様化されたサービスと考えるとわかりやすくなります。

最近では、サブスクリプションサービスカーリースなどと言われる場合もありますので、クルマのサービスとしては、以前から提供されていたサービスといっても良いでしょう。

最近のサブスクリプションサービスの人気化に伴い、個人カーリースが多様化され、様々なユーザーニーズに対応できるように進化したサービスといえそうです。

 

トヨタ「KINTO」が苦戦?

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満を持して登場したトヨタ「KINTO」が意外と苦戦しているということで話題となっています。

もともと販売のトヨタと言われているトヨタ自動車は、国内自動車メーカーとしては一人勝ち状態で、世界的にもトップクラスの新車販売台数を誇っています。

そんなトヨタだからこそ、苦戦と言われてしまうのでしょうが、販売が好調である限りは痛くもかゆくもないというところでしょう。

世の中には多くのサブスクリプションサービスが出回っていますが、人気化しているサービスの大半は格安定額サービスです。

高額サブスクリプションサービスの場合には、ターゲット層が限られるケースも多いため、そうそう簡単には人気化しないでしょう。

トヨタの「KINTO」苦戦!とはいっても想定の範囲内でしょう

カーシェアリングサービスとサブスクリプションサービスの違い

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カーシェアとクルマのサブスクリプションサービスは、ともにマイカー利用者が乗り換えて利用するという点ではターゲットは被っていることになります。

ところが、ターゲット層の中身を見ると大きな違いが存在します。

マイカー利用からカーシェア利用に乗り換える人の特徴とは、子供の成長や移転(引越)などによりクルマの利用頻度が低くなったり、維持コストの負担が大きくなったケースが多くなります。

首都圏などでクルマの維持費が高いことからマイカーを所有していない層が、買い物や送迎などの短時間利用するケースも増えてきています。。

1,000円前後の基本料金が発生しますが(月額無料コースもあり)、基本的には利用した分だけ料金が発生するだけなので、マイカー所有に比べるとコスト削減の効果は抜群です。

これに対して、サブスクリプションサービスを検討するユーザーとは、現状では、カーリースの利用者層が中心となるでしょう。

カーリースよりもお得感があったり、より良いサービスが提供されればサブスクリプションサービスに乗り換えるというところでしょう。

ユーザーニーズがそもそも異なりますので、一見被ってそうなターゲット層も実はほとんど被っておらず、サブスクリプションサービスは、カーリース市場の新規開拓に貢献しているというのが実情ではないのでしょうか?

 

マンションも賃貸がお得?クルマも賃貸がお得?

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私たちの身近なところでは、賃貸マンションの存在があります。クルマのサブスクリプションサービスにも「クルマの賃貸カルモ」がありますが、発想は同じです。

これからの時代、人生で最大のコストとなるのは自宅購入とマイカー購入と言われています。

高額商品を所有してしまうということは、その代償として、高額な維持費や税金を支払うことになります。

マンション購入の場合でも、メンテナンスコストや固定資産税など多額のコストが発生しますが、所有しない賃貸マンションの場合には、初期コストはかかるものの毎月の家賃を支払うだけで済みます。

カーシェアやサブスクリプションサービスは、上記のようにターゲット層が異なるものの、同じく「CASE」のSであり、次世代型のモビリティサービスとして多くのユーザーに利用されていくはずです。

 

まとめ

サブスクリプションサービスといっても、サービスによっては大きな違いがあるようです。

毎月1,000円の定額サービスと、毎月10万円の定額サービスでは、同じサブスクリプションサービスでも違うのが当然ですよね。

ところで、カーシェアの定額サービスって出ないのでしょうか?ヘビーユーザーには需要があると思うのですが?

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