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伝説の名車トヨタ スープラが復活後1年でさらに魅力アップ!
日本では、スポーツカー人気が年々低下しており、一方でSUVが主流となっています。
時代の流れと言えばそれまでですが、やはり自動車にスポーティーさを求めるユーザーが多いのは事実です。
一時期は多くラインナップしていたスポーツカーは、21世紀に入ってあえなく廃版となってしまったモデルが多いのですが、ここに来て復活ののろしを上げつつあります。
代表的な例としては、日産GT-Rがありますよね。
そして、トヨタとしても伝説のスポーツカーとして知られるスープラが5代目となる新型モデルを2019年にラインナップし、2020年4月には一部改良モデルを発表しました。
マクドナルドのハッピーセットでGR スープラが採用されるなど、話題沸騰中の新型スープラの特徴と、今回の改良でどのような車に進化したのかについて、詳しく解説します。
新型スープラは、より高い走行性能を実現
今回の一部改良を含めて、スープラは走りを楽しむための車に進化を遂げています。
特に、次のような点に特徴がある車に仕上がっています。
エンジンが更にパワーアップ
ツインスクロールターボチャージャーによって、圧倒的なパワーを実現した直列6気筒エンジンを搭載したRZ系と、2つのチューニングで軽快なスポーツ走行を楽しむことができる直列4気筒を搭載したSZ系のがラインナップしています。
BMWのZ4とエンジンを共用しながらも、今回の一部改良においてスープラ RZではエンジンのアップデートが施されています。
搭載する直列6気筒エンジンでは、エキゾーストマニホールドの構造変更などの改良を加えることでパワーアップを果たし、最高出力は従来型の340ps/5000rpmに対して、14%プラスの387ps/5800rpmにパワーアップし、最高出力をより高回転で獲得しています。
最大トルクとしては500Nmと変わりありませんが、発生回転域は従来の1600〜4500rpmから1800〜5000rpmとなっており、さらにワイドなレンジで高トルクな走りを楽しめそうですす。
車両重量は1530kgと従来型に比べ10kg増えたのですが、静止状態から100km/hまでに要する時間は4.3秒から4.1秒へと0.2秒も短縮されています。
スポーティーさと強固さを兼ね備えたボディ
新型スープラのボディでは、アルミとスチールを用いて強い骨格を形成しています。
また、異素材同士の接合強度をより高める工夫がされていて、ボディそのものの軽量化を意図しながら高いボディ剛性を同時に達成しているのが特長です。
RZでは、今回の改良において、さらにボディ剛性を高めるためにフロントにブレースも追加されているなど、ハンドリングや走行安定性の高さにも注目ですね。
コーナリング性能も高い
駆動系においてもさすがにスポーツカーといえるそうです。アクティブ・ディファレンシャルによって、コーナーに侵入する際に、回頭性と安定性を高いバランスで実現することができるロック率を選択することが可能になっています。
具体的には、コーナーを脱出する際にアクセルを踏むと、ロック率を高めて最大のトラクション性能を発揮できるといいます。
滑りやすい路面では、左右の駆動輪のトルク差を検知した段階で、ロッキング動作を行えるのでトルク差による内輪の空転などを解消することが可能です。
これら駆動系やエンジンのパワーアップにあわせて、サスペンション・システムも再チュニーングされています。
また、ブレーキキャリパーが専用ロゴ入りなっていたりと、さりげない変更が乗りたい気持ちを擽りますね。
新型トヨタ スープラは見た目も秀逸
車は見た目も重視したいという方も多いですが、スープラは、まさにその欲求も満たしてくれる車です。
2シーターに振り切って生まれたショートホイールベースを採用して、黄金比を追い求めた結果、ワイドトレッドを採用しています。
限界に挑戦した低重心とあいまって、見た目、ワイドトレッド、ショートホイールベースといった“3つ”のエレメントが一体となって、ピュアスポーツの理想を追い続けています。
改良モデルで追加されたRZ“Horizon blue edition”(ホライズンブルーエディション)では、ホライズンブルーの特別ボディカラーを採用して、マットブラック塗装の19インチ鍛造アルミホイールも特別装備しています。
内装もみてみましょう。比較的見晴らしが良くて車両姿勢の変化がつかみやすい水平基調なインパネを採用しています。
ドライバーを包み込むように設計した運転席のレイアウトと、ホールド性を突き詰めたスポーツシートによって、視覚的にも安定し快適なドライブを楽しめるでしょう。
RZ“Horizon blue edition”では、アルカンターラと本革を組み合わせたシートを取り入れ、随所にブルーのステッチをあしらっています。
スマートな大人のスポーツカーを望む方にとっては、最適な選択肢となりそうですね。
他にも、RZの外板色であるマットストリームグレーメタリックを限定27台で販売されています。
渋みがあるカラーリングで、大人のスポーツカーを自信を伴って演出できます。
新型スープラの各グレードの価格はどうなった?
今回のアップデートに伴い、気になるのが価格です。
各モデルのスペックと価格は以下のようになっています。
トヨタ スープラ | エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | 価格(円) |
SZ | B48(2.0L) | 8速スポーツAT | FR | 4,995,000 |
SZ-R | 6,013,000 | |||
RZ | B58(3.0L) | 7,313,000 | ||
特別仕様車 RZ“Horizon blue edition” | 7,413,000 |
特別仕様となるRZ“Horizon blue edition”は約740万円と価格も特別です。
ただ、スペシャリティのある車として、また、かつて廃盤となる直前のモデルだったいわゆる80系が青を基調としたコミュニケーションカラーで設定していたことも彷彿とさせるので、十分検討の余地がありますね。
憧れのスープラをレンタルやカーシェアで!
スープラは、非日常を味わうことができる、スペシャリティの高い車に仕上がっています。
ただ、決して安い車ではありませんので、レンタカーやカーシェアとして利用するのも良いでしょう。
主にスープラを取り扱っているレンタカー会社には、以下があります。
オリックスレンタカーのフランチャイズグループであるタステックレンタカー
価格を見ると、通常の取扱い車種、価格帯ではなく、特別な車両の特別な価格帯となっています。
ただ、多少高くても乗ってみたいと思わせる車であることには間違いありません!
他にも、DRIVE go SEARCHでスープラをシェアできるところを探すことができますよ。