出張先で必要な要素とは
昨今のコロナウイルス感染症の影響で県またぎの移動を制限や、自粛などの動きが強い中でも絶対ゼロと言えない出張。
車移動なら迷惑かけないかな…と一応首都圏ユーザーなりに考えてマイカー移動をいざしたら、出張先地元民から「他県ナンバー」というだけで投石を受けたりというのもありましたね。
そもそも今時分に出張なんかしないに越したことはないですが、これから、または、絶対に必要な場合、リスクヘッジとしてカーシェア、レンタカー利用するのがいいのではないでしょうかね。各社とも色々なキャンペーンを用意していただいていることですし。
そしてそんなビジネス先で車に必要な要素とは何でしょうか?
・車格が小さく小回りが利くこと
・燃費がいいこと
・悪目立ちしないこと
突き詰めると大きな要素はこの3要素ですね。
”あえて荷物が載ること”と記載しなかったのは、働き方も変わってきて、大荷物が必要とされなくなってきたという事。
また、出張で借りるのであれば大荷物は持っていないであろうという前提です。
そんな時に大活躍の国内3強のカーシェア・レンタカー!
https://www.honda.co.jp
カーシェアやレンタカーでの3強は
・ ホンダ・フィット
・ トヨタ・ヴィッツ
・ マツダ・デミオ
この3車種ですね。ほぼどこのエリアにおいても、各拠点に最低でも1台はどれか配備されているって位ある。(笑)
ちなみにこの3車種は3要素を満足しています。
先ほど触れた3要素がどう重要なのか一つづつひも解いてみましょうかね。
1,車格が小さく小回りが利くこと。
これは意外に重要です。出張で初めて行く場所+さらにアポイントなどで時間的制約がある+初めての道を運転する+人の財物に乗る。
こんなことを考えると精神負荷は普段の運転の数倍になります。
それを少しでも軽減することができるのが取り回しが楽な「コンパクトな車体」で「購入するにあたっても障壁の少ない車」であること。
基本的に、万一の場合でも保険で事は収まるはずですが、自分で賠償ができる範囲という金額のバイアスも精神的に絶対持っておいたほうが事故率は下がると思います。どう間違っても自分のクルマでなく、借り物なわけですから。
2,燃費がいいこと
燃費の良さは精油メーカー以外のビジネスに関わるすべての人間にとってプラスです。
乗り捨てや給油不要のカーシェアの場合は運営会社のランニングコストに跳ね返りますし、それはすなわち利用者のコストにも返ってくるわけです。
レンタカーですと、満タン借り受け・満タン返却が基本ですので、利用者の負担が大幅に削減されます。
当然、会社都合の出張である場合、経費処理を自身の所属会社はするわけですから経費圧縮、運転資金増大にも微力ながら貢献します。(会社って塵も積もればですから大事なことです)
3,悪目立ちしないこと
取引先からの印象は大事です。車一つで契約云々となるとは言いませんし、思ってもない。たかだか車を人を測る物差しや仕事の要素にするなよ…、って思いますが、見られています。
「印象・・・」というものですね。もちろん、社会的な立場や職種によるのですが。
クラウンやレクサスで行ってしまったら「借り物なのにこんなの乗ってくる?(笑)」となるか、「借り物でもこれ位は乗る人だよな」となるかは、いわば賭けです。
普通に街を走っているだけなのに「わ」ナンバーだから仕方ないか、となるか「わ」なんばーのくせに、となる可能性も。
それが極めて起こりにくい適応力と隠蔽性を持っている究極系とも言えます。
つまりこの3車種は知らない不慣れな道をすり抜けるコンパクトな車体を持ち、環境にも財布にも地球にも優しい燃費の良さがあり、取引先に角が立つことなく街に溶け込める隠蔽性まで持ち合わせます。
フィット、ヴィッツ、デミオ 3車種の費用を比較‼
ここまでくると積極的にコンパクトレンタカーを借りたくなってきましたよね!
という事で3車種のディメンションと特徴、費用比較してみました。
・ ホンダ・フィット 3995×1695×1515
・ トヨタ・ヴィッツ 3945×1695×1500
・ マツダ・デミオ 4065×1695×1525
(全長×全幅×全高 単位mm)
上記のようになりました‼
ほうほう、ヴィッツが一番小さくて、デミオ(マツダ2)が一番大きいのですね。
ちなみに室内はというと…
・ ホンダ・フィット 1955×1445×1260
・ トヨタ・ヴィッツ 1920×1390×1250
・ マツダ・デミオ 1805×1445×1210
フィットのスペース効率おそるべし。一番広いのはフィットです。
むしろデミオはかなり狭小。でもこれ、内装に対するコストのかけ方の違いです。
https://www.mazda.co.jp/cars/mazda2/
最近のマツダは走りと内装の上質感に力を入れています。例えば内装に2.5mm厚のウレタンを挟むとそれだけで室内幅は5mm狭くなりますし、デザインにおいて、最もロー&ロングの印象を作っているので、上下方向には競合他車と比較して40mm~50mm低いというかなり大きな差があります。
出張でもおしゃれに過ごせるデミオ(マツダ2)に、ガソリンタンクを床下配置するなどしてスペース効率が素晴らしく、荷物も軽々飲み込むフィット、何よりも普遍的で誰からも嫌な目をされない最強ヴィッツ。こんな感じですかね!
そして燃費が
・ ホンダ・フィット 24.2km/リッター
・ トヨタ・ヴィッツ 21.6km/リッター
・ マツダ・デミオ 19.2km/リッター
※一応JC08モード比較をしましたが、グレード装備によって変わります。
んー。フィット、トレビアン~、ですね。初期のハイブリッドカー並みの燃費です。
6~7km/リッターしか走らない車に乗り続けてる私からしたら天文学的数字です。欲しいな…。
そして肝心の価格比較
Drive go Searchによると
・ ホンダ・フィット カーシェアで¥3,700~¥4,200/6H、レンタカーで¥6,000/6H位
・ トヨタ・ヴィッツ カーシェアで¥3,000~¥4,000/6H・レンタカーで¥5,500/6H位
・ マツダ・デミオ カーシェアで¥3,700~¥4,200/6H・レンタカーで¥6,000/6H位
となりました。
https://toyota.jp/yaris/
トータル性能と費用対効果考えると…やはりヴィッツ強い。
流行るには理由があるものです。