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広がるクルマの利用方法、所有から利用への変化後

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1日のクルマの稼働時間は思いのほか低い

日本国内で保有されているクルマは8,160万台強。世帯当たりの普及台数は1.064台のため、統計上は一家に1台自家用車があるという計算になります。

参考:自動車の未来・モビリティの未来

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別の統計から明らかになったのは、1日のクルマでの移動の平均回数は1.08回で、1日の1人あたりの利用時間は約30分ということです。これを割合で示すと、24時間=1,440分のうちクルマの実働時間はたったの2%で、残りの23時間30分、98%は駐車場に停まっているという事実が分かりました。

参考:化学工業日報 「稼働率2%」の自動車の行方

ここには仕事で使われる業務車両も含まれているので、自家用車に限定すれば、1日のクルマの稼働時間はさらに短くなると予想されます。

もちろん、クルマを所有していれば、誰に気兼ねするでもなくいつでも好きな時に乗れるので便利ですし、フットワーク軽く行動できることはたしかです。しかし、1日のうちほとんど駐車場に停まっているクルマのために、税金や保険料、駐車場代など数万円のランニングコストを払い続けなければならないことも、また事実なのです。

果たしてクルマを所有する必要性はあるのか?

上で説明したクルマの稼働率の低さから、税金や保険料、駐車場代などは「クルマを利用する」ためではなく、「クルマを所有する」ために必要な費用だということに気付きます。金銭的に余裕があり、趣味としてクルマを所有する人はそれでいいかもしれませんが、もっとドライに「クルマは移動のための手段」と捉えている大半のユーザーが、所有するだけでかかってくる費用は本来、必要のないものと考えたとしても不思議ではありません。

参考:クルマにかかる維持費の総まとめ!

そんなユーザーたちが抱き始めた疑問が、果たしてクルマを所有する必要性があるのか?ということです。彼らの目的はクルマを利用することであって、必ずしも自分がクルマを所有している必要はないのです。それはモノを持たず、サービス利用の権利を手に入れるというサブスクリプションモデルが、各分野において一般化してきていることとも決して無関係ではないでしょう。

つまり、世の中の流れを見るに、クルマは所有から利用の時代にシフトしようとしています。ユーザーニーズはもちろん、それに応えるべく環境や状況にも変化が起こっているのです。

クルマを利用する手段のひとつがカーシェアリング

カーシェアリング
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20140521/265040/

クルマを所有することではなく、利用することに価値を見出す人たちに向けたサービスがレンタカーであり、カーシェアリングです。1日の1人あたりのクルマの利用時間が平均30分ということを考えると、数時間単位でないと借りられないレンタカーよりも、10~15分単位で借りられるカーシェアリングの方が、より市場ニーズに適したサービスであることは言うまでもありません。

日本でカーシェアリングのサービスがスタートしてから約10年が経ちますが、2014年1月の時点で会員数約46万5,000人、人口比0.37%に留まっていたものが、2017年3月には会員数約108万6,000人、人口比1.54%となるなど、ここ4~5年で市場が急成長しています。この数字こそ、上で述べた「クルマは所有から利用の時代にシフト」し始めているということの証明に他なりません。

カーシェアリング事業者は、全国に約9,000というステーション数を誇るタイムズカープラスを筆頭に、大都市圏を中心に展開するオリックスカーシェアやカレコ・カーシェアリングクラブが大手に挙げられます。

参考:タイムズカープラス

参考:オリックスカーシェア

参考:カレコ・カーシェアリングクラブ

また、サービス開始からまだ間もなく今後の利用エリア拡大に期待ですが、最新モデルの新車を用意しているHonda EveryGoや日産e-シェアモビなど、メーカー系カーシェアリングも出てきました。

参考:Honda EveryGo

参考:e-シェアモビ

まだまだ右肩上がりの成長を続けるカーシェアリング市場。今後ますます使いやすく、身近なものとなっていくのは間違いないでしょう。

カーシェアリング以外にも新たなビジネスモデルが台頭

車 停車
https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E9%A7%90%E8%BB%8A%E5%A0%B4&srt=dlrank

クルマを利用するという市場において、かつてはレンタカーしか存在しなかったところへカーシェアリングが誕生したように、また新たなビジネスモデルが現われました。個人向けのカーリースと言える「カルモ」と「NOREL(ノレル)」です。

まずカルモは、一部の離島を除いて日本全国どこでも月定額で国産新車に乗れるサービス。「マイカー賃貸」をうたっていて、一般的な個人向けカーリースの契約期間が5~7年と長期にわたっているのに対し、カルモは1~9年で最短1年から契約できる他、期間を過ぎると乗り換えも可能なのが特徴と言えます。

人気の上位3車種/月額料金は、プリウス/3万6,288円~、ノート/2万4,192円~、C-HR/3万8,124円~。これらの料金には自動車税や自動車重量税、自賠責保険代が含まれていますが、車検代、任意保険代、ガソリン代は別途必要になります。

参考:カルモ

また、「クルマを自由に着替えよう」をコンセプトとしたNORELも月定額でクルマに乗れます。ただし、カルモと大きく異なるのはクルマが新車ではなく高年式の中古車であるということ、サービスを受けられるエリアが1都6県と山梨県、静岡県に限定されること、初回予約時に5万円(税別)の年会費が必要で1年毎に更新料が発生することです。

一方、中古車ベースであるため、国産車、輸入車を問わず約100車種から乗りたいクルマを選ぶことができ、さらに最短90日で次のクルマに乗り換えられるのがカルモならではの特徴。

月額料金は車種や年式によって1万9.800円から9万9.800円まで2万円単位で5段階に分けられており、ここには自動車税、自動車重量税、自賠責保険代の他、対人・対物補償無制限、人身傷害補償3.000万円の任意保険代まで含まれています。

参考:NOREL

まとめ

レンタカー、カーシェアリング、個人向けカーリースと、クルマを利用したい人にとっての選択肢が増えてきています。その中で、短時間の利用において大きなメリットを持つのがカーシェアリングです。より詳しく知りたい人は、DRIVE go SEARCHへのアクセスをオススメします。

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