近年、インバンド需要が高まり、外国人が日本に訪れる機会が増えました。それと同時に、外国人のレンタカーでの事故が増加しているようです。
以下、レンタカー事故に関係することをまとめてみました。
訪日外国人のレンタカー事故多発
訪日外国人観光客の増加に伴い、レンタカーを利用する訪日外国人は、
2011 年から 2015 年の5年間で約4倍に増加しています。
また、レ ンタ カー 利用者全 体で みる と死傷事 故件 数は 減少して い る
ものの、外国人レンタカー利用の死傷事故件数は増加しており、沖縄県では
物損事故を含む外国人レンタカーの事故件数は 2014 年から 2016 年の3年間
で約3倍に増加しています。
報道発表資料:訪日外国人観光客レンタカーピンポイント事故対策について – 国土交通省
どんな訪日外国人がレンタカーを借りられるの?
訪日外国人の大半がアジア圏の方と言われていますが、中には日本の交通ルールの講習を受けていない人がいます。
ジュネーブ交通条約(道路交通に関する条約)に基づくと手数料さえ支払い申請してしまえば、特別な講習を受けることなく1年間の国際免許証が発行されます。
以下の国の人々は、日本で講習を受けることなく、すぐに公道を走ることができます。
一番訪日数が多い中国人は入っていませんね。
中国人の場合はどうなんでしょうか?
基本的には中国人は日本で免許を取得するか、または、ジュネーブ条約を満たす国で免許を取得する方法になります。
しかし、国際免許証を偽造するサービスもあるみたいですので、中には偽造免許証でレンタルしている人もいるかも知れません。
中国人観光客が運転するレンタカーも問題。中国では国際免許を発行出来ないので偽装国際免許で運転してるらしい。 「外国人が運転しています」とステッカーが貼られてる車にはできるだけ近づかないようにしてるけど時々ひやっとすることが。#沖縄 pic.twitter.com/jn8druWRtQ
— いつき@沖縄 (@n_itsuki) 2017年8月3日
とにかく、訪日される外国人は日本の交通ルールを知らないということです。だから、事故が起きやすいんですよね。
もしかしたら、文字がわからない場合、標識のシルエットだけで判断したりしてるかも知れません。
例えば、「止まれ」標識は日本だと三角形の形をしてますが、お隣の韓国も含め一部の海外では八角形の形をした標識です。
レンタカーの事故防止策
ステッカーに目をむけよう
北海道や沖縄のレンタカー会社ではステッカーを外国人に貼るようにし、注意を喚起しているようです。
東京都のレンタカー協会も2017年4月頃から加盟事業者に配布が開始したようです。
以下のステッカーを見たら、距離を取りましょう!!
事故防止に繋がります。
・沖縄
このマグネットが貼り付けられていたら、要注意。優しい表現だけど、実質、この車から離れなさい、の注意。
事故っても国に帰っちゃうから、追えなくなるみたいで、沖縄では社会問題になっています。 pic.twitter.com/gx3t8f0EWn— きゃず (@KWIL6) 2017年8月30日
・北海道
お早うございます
レンタカーに外国人運転者用のステッカーが
あるのをご存知ですか?
日本以外のほとんどの国が右側通行で
左側通行に不馴れな事から最近事故が多発しています
また、順番待ち出来ないルール無用の常識の無い
国からの旅行者は自己中な身勝手運転をします
見たら離れましょう。 pic.twitter.com/4EWhe2vX8s— Kenny 🇯🇵🇺🇸 (@Kenny82890913) 2017年7月28日
・東京都
それでもレンタカーの事故にあったら
相手が借りているレンタカー会社に問い合わせるなどしましょう。
運転者が外国人であれ、レンタカー会社の自動車についている保険の保険会社が賠償してくれます。
パニックにならず、落ち着いて対応しましょう。
最後になりますが、もしカーシェア・レンタカーを利用する時、こちらのカーシェア・レンタカー比較のDRIVE go SEARCH(ドライブゴーサーチ)を使用してみてください。単純な各事業者の料金比較だけでなく、目的の利用時間や移動距離に応じて比較できます。