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ちょい試し乗り。カーシェアリングで試乗するメリット7つ

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クルマ購入の前にカーシェアリングでお試し

カーシェアリングは買い物やレジャーなどに利用するのが一般的とされていますが、レンタカーよりも手軽に借りられるため、購入を予定しているクルマの感触や使い勝手を事前に知る目的で試乗するのにも打ってつけです。

カレコ・カーシェアリングクラブが集計したデータ(複数回答可)によると、カーシェアリング利用の目的は、郊外への買い物(58.0%)、日帰りレジャー(57.2%)、ドライブ(39.6%)が上位を占めています。以下、近場での買い物、送迎手段、旅行、帰省やお墓参り…と続いていくのですが、下位に「マイカー購入のための試乗」と答えている人が5.3%いました。具体的には、カーシェアリング利用者20人の中に1人いるくらいの割合で、それを多いと見るか少ないと見るかは人によって異なるでしょう。

参考:カレコ カーシェアリングの利用目的

しかし、注目したいのは試乗目的でカーシェアリングを利用している人がすでにいるという事実で、この傾向は今後、ますます強まっていくかもしれません。その理由を以下で述べていきましょう。

カレコ 新バナー

時間単位で借りられるカーシェアリングを有効活用

ドライブ
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カーシェアリングが試乗に適している一番の理由は、わかりやすく、比較的リーズナブルな料金設定にあります。そこで、まずはカーシェアリング各社の入会金や月額基本料を除いた、純粋な利用料金を見ていきましょう

タイムズカープラスは国産車中心のベーシッククラスが15分206円、輸入車中心のプレミアムクラスが15分412円。15分単位での利用の場合、距離料金はかかりません。

参考:タイムズカープラス料金

カレコ・カーシェアリングクラブはクラスごとに料金が細分化され、コンパクトクラスの10分130円からプレミアムクラスの10分240円まで4段階の料金が設定されています。また、距離料金も6時間以内の利用であれば不要です。

参考:カレコ個人向け料金

オリックスカーシェアは15分200円のベーシッククラスと15分300円のデラックスクラスに分かれており、利用時間の長さに関わらず、いずれも1km15円の距離料金が加算されます。尚、個人Aプランのゴールドステージは3時間まで、プラチナステージは6時間までの利用時に距離料金が無料になります。

参考:オリックスカーシェア シンプルな料金システム

Honda EveryGoは他社とは異なり、10~15分での利用が設定されておらず、最短8時間までがひとつのタームとなっています。その料金は軽自動車が3,780円、コンパクトが4,780円、ミニバン/SUVが5,780円で、それぞれに1km15円の距離料金がプラスされます。料金体系だけを見れば、レンタカーとカーシェアリングの中間的な存在と言えるでしょう。

参考:Honda EveryGo料金プラン

また、料金体系が最もシンプルで分かりやすいのがe-シェアモビでしょう。車種を問わず一律15分200円で、距離料金も発生しません。

参考:e-シェアモビ料金表

ただし、上記2社はメーカー系のため、車種ラインナップがHonda EveryGoはHonda車のみ、e-シェアモビは日産車のみとなってしまいます。もちろん、それぞれのメーカーで気になるクルマがあれば、積極的に利用したいところです。

最後にアースカーですが、利用には時間料金と距離料金が必要になります。それぞれクルマによって料金が細かく分けられており、一例としてカローラアクシオでは15分 160円+1km15円、シビックタイプRでは15分400円+1km25円、メルセデスベンツC200(26歳以上限定)では15分300円+1km30円といった具合です。

参考:アースカー料金

一度借りると数1,000円かかり、別途ガソリン代も必要になるレンタカーとは違い、10~15分数100円で乗れるカーシェアリングなら、1時間借りてもガソリン代込み1,000円でお釣りがくるケースがほとんど。これならお財布にも優しいので、お目当てのクルマに気兼ねなく乗れるわけです。

あらゆる点で“自由度の高さ”が大きなメリット!

車に乗るカップル14
https://www.photo-ac.com/

ちょい乗りニーズに適したカーシェアリングのメリットは、ひとことで言うと自由度の高さ。逆に、返却時間を厳守しなければならないという利用時間以外の制約がほとんどないと言い換えていいかもしれません。そんなカーシェアリングのメリットですが、具体的に以下の7つが挙げられます。

1. メーカーの“縛り”がない

たとえば、トヨタディーラーに行ったらトヨタ車しか乗れず、しかもチャンネル(販売店)ごとに車種も制約されますが、カーシェアリングなら、メーカーが運営している事業社でなければ、メーカーに関係なくクルマが用意されています。場所によっては輸入車が並んでいるところもあります。

2. 現行型の主要車種や人気車種がほぼ網羅されている

軽自動車からコンパクトカー、セダン、ワゴン、ミニバン、クーペ、SUVまで、およそ考えられるジャンルのクルマがほぼ揃っていると言っていいでしょう。もちろん、プリウスを筆頭としたハイブリッドカーやEVのリーフなどもあります。また、GT-Rやポルシェ911など屈指のスポーツカーくらいなものですが、詳しくは次項で説明したいと思います。

3. 24時間365日、好きな時に乗れる

昼夜関係なく、いつでも借りられるカーシェアリング。思い立ったらすぐに乗れる気軽さが大きなメリットであり、店舗が開いている時間でなければ試乗できないディーラーとは、それこそ雲泥の差と言っていいでしょう。実際、ディーラーでは夜間の試乗はあまり現実的ではありませんが、カーシェアリングなら、深夜~明け方の試乗も可能です。

4. 何度でも気軽に借りることが可能

予約さえ取れれば、お気に入りのクルマを何度でも借りられるカーシェアリング。ディーラーの試乗車の場合、同じクルマに何度も乗ることに対してどうしても遠慮がちになります。また、勇気を出して(!?)何度も試乗したとすると、そのクルマに興味を持っていると判断されるわけで、“脈あり”と見たディーラーの営業マンは何とか購入してもらおうと、あの手この手で畳みかけてくるでしょう。営業マンに対してハッキリとものを言える人は別として、そういった状況を避けたい大半の人にとっては、カーシェアリングでの試乗がベターな選択肢なのではないでしょうか。

5. 走るルートや時間を気にせず試乗できる

ディーラーの試乗車ではなかなか試しにくい高速道路やワインディングでの試乗、長距離の試乗などもカーシェアリングなら可能です。料金も試乗した時間(と、会社によっては走行距離)に対して発生するので、非常に効率がいいのです。ディーラー試乗車では確認が難しいシチュエーションも、ガンガン試せるのがカーシェアリングなのです。

6. 各部の操作性や使い勝手を存分に試せる

とりあえず近所を1周するだけの試乗が多いディーラーですが、それでは走りのフィーリングを断片的に知ることはできても、運転中に触れる機会が多いナビやオーディオ、エアコンなどの操作性、あるいは実用性や使い勝手まではなかなかチェックできません。それらは試乗時間が短いことに起因していると思いますが、カーシェアリングは納得いくまで何度でも借りて試すことができるので、そのクルマのことをより深く知ることができます。

7. 営業マンが助手席に同乗することは決してない

ディーラーでも現行モデルに試乗することができますが、もれなく新車を売りたい営業マンが試乗に同行してくるケースがほとんどです。そのクルマのことをより知るために営業マンの話を聞くのは決して無駄ではなく、むしろプラスになりますが、彼らにとって一番の仕事は「新車を売る=試乗した人に買わせる」ことですから、いわゆる営業トークにも付き合わなければなりません。ひとりで試乗できるカーシェアリングなら、そんな煩わしさとは無縁でいられます。

カーシェアリング各社の車種ラインナップをチェック!

車
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まずタイムズカープラスですが、15分206円で利用できるベーシッククラスにはN-BOXやウェイク、ハスラーといった軽自動車から、アクア、ヴィッツ、デミオ、フィット、ソリオなどのコンパクト、シエンタやフリードなど7人乗れるコンパクトミニバン、プリウス、NV200バネットやNV350キャラバンといった商用バンまで21車種が揃います。また、利用料金が15分412円となるプレミアムクラスもあり、人気のミニバンであるノア、ヴォクシー、セレナ、SUVのCX-5やスバルXV、EVのリーフ、輸入車ではアウディA1やミニワンなど9車種が用意されています。

参考:タイムズカープラス車種

カレコ・カーシェアリングクラブはクラスごとに料金が分かれています。10分130円のコンパクトにはN-BOX、i-MiEV、ヴィッツ、ノート、フィットの他、スマートフォーフォーターボ/ブラバス、スマートフォーツーカブリオなど13車種。10分150円のミドルにはハリアー、C-HR、スバルXVハイブリッドなどのSUVから、エスクァイア、ヴォクシーといったミニバン、ハイブリッドのプリウス/プリウスPHV、EVのリーフまで20車種。10分170円のベンツではAクラス、CLAクラス、Bクラスが計9車種。10分240円のプレミアムはレクサスIS/CT/NX、アルファード、ロードスター、ベンツVクラスなど7車種が揃います。また、カレコで特徴的なのは、霞が関ビルディング駐車場のみでの貸し出しになりますが、ハイエースベースで乗車定員6名、就寝定員4~6名のキャンピングカーも用意されていることでしょう。

参考:カレコ選べるクルマ

オリックスカーシェアは、15分200円(個人Aプラン、以下同様)のスタンダードクラス/EVクラスと、15分300円のデラックスクラスという2本立てになります。まず、スタンダードクラスはコンパクト11車種、セダンは6車種(プリウス含む)、ステーションワゴンとSUVが1車種ずつ、ミニバンが7車種で、EVクラスにはリーフが用意されます。また、デラックスクラスはSUV 1車種とミニバン3車種というラインナップで、実用的かつ経済的なスタンダードクラスに重きを置いている印を受けます。

参考:オリックスカーシェア車種一覧

Honda EveryGoはホンダ車のみのラインナップで、まず基本料金8時間まで3,780円の軽自動車がN-WGN、N-ONE、N-BOXなど7車種。4,780円のコンパクトがフィット HYBRID2車種(マイナーチェンジ前後)、5,780円のミニバン/SUVがフリード HYBRID(マイナーチェンジ前後)とVEZEL HYBRIDの3車種となります。いずれのクラスにも最新モデルが用意され、運転支援システムのHonda SENSING(ホンダセンシング)搭載車が揃っているのが、さすがメーカー系というところです。

参考:Honda EveryGo料金・車種

一律15分200円という利用料金と同様、車種も現行型のリーフとノートe-POWERの2車種のみとシンプルなのがe-シェアモビ。リーフは最新EVの走りに加え、駐車時の運転支援プロパイロットパーキングなど最先端技術を体感できます。また、ノートe-POWERはエンジンを発電機としてモーターで駆動する、スムーズかつ力強い走りを味わえます。

参考:e-シェアモビご利用可能車種

カーシェアリング各社で最も幅広い車種ラインナップを誇るのがアースカーです。その数およそ70で、需要の高いミニバンとワンボックスに力を入れつつ、その一方で趣味性の高い輸入車やオープンカーにも注力しています。ロードスターやS660、フィアット500、ミニカブリオレ、ビートルカブリオレ、レクサスIS250C、BMW Z4、ポルシェボクスターSなど、他社では見られないラインナップが特徴です。また、東京都千代田区猿楽町のステーションだけに限定されますが、R35GT-Rも利用可能となっています。

参考:アースカーこだわりのクルマ

こうして見てくるとカーシェアリングはやはり車種ラインナップが幅広く、しかも面白いクルマが揃っているということに気付きます。そんなカーシェアリングの認知度が日本で高まり、ステーション数も劇的に増え、年々利用しやすい環境が整いつつある今、クルマ購入前の試乗車としてカーシェアリングの活用を考えてみるのはどうでしょうか。

まとめ

今回は、カーシェアリングを試乗車として使うことについての記事でしたがいかがでしたか?より詳しい情報を知りたい人は、『カーシェアリング・レンタカー比較のDRIVE go SEARCH』に、ぜひアクセスしてみてください。

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