カーシェアリングでチャイルドシート
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カーシェアリングの仕組み

小さな子供も同乗できるの?カーシェアリングのチャイルドシート事情

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子供の送迎にカーシェアリングを利用する

カーシェアリングの利用シーンとして、送迎用に利用するシーンは頻繁に短時間利用するという、まさにカーシェアリングのメリットを最も享受できる利用方法の一つとして多くのユーザーに選択されています。

その中でも子供の送迎に利用しているというユーザーも多く、首都圏などで私立に通わせている場合にはコスト削減としてカーシェアリングを選択しているケースも多いでしょう。

子供を同乗させる際に気になるのはチャイルドシートで、道路交通法の第七一条の三の3項では「自動車の運転者は幼児用補助装置を使用しない幼児を乗せて自動車を運転してはならない」と定められています。

道路交通法でいう幼児とは「六歳未満の者」のため6歳未満の子供を同乗させる場合にはチャイルドシートの使用が義務付けられているのです。ちなみに違反した場合には、交通違反となり罰金は発生しませんが違反点数が1点加算されてしまいます。

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標準装備されているのはジュニアシート

家族でのカーシェアリング利用
pexels.com

カーシェアリングの利用者であれば、荷台に荷物を積み込む際にチャイルドシートが場所を取っているため、邪魔だなと感じたことのある人も多いのではないでしょうか、筆者もその一人です。

小さな子供がいない世帯では利用することのないチャイルドシートですが、上記のように道路交通法で定められていますので、これは必須の存在となるのです。

大手のカーシェアリング事業社では標準装備されていますが、実は正確に言うとチャイルドシートには3種類あり、標準装備されているのはジュニアシートと呼ばれるものなのです。

  • 乳児用(ベビーシート)
  • 幼児用
  • 学童用(ジュニアシート)

標準装備されているのは学童用のジュニアシートで、対象となるのは体重が約15kg以上で年齢的には4~10歳までの子供となります。

カーシェアリング事業社としては、このジュニアシートでほとんどカバーできると考えているのでしょうが、実際には幼児用のチャイルドシートを望む声も多く出ているのが実情です。

ただし、現時点では残念ながら一部を除いてはジュニアシート以外のチャイルドシートは提供されていません

大手カーシェアリング各社のチャイルドシート事情とは

タイムズカープラスの場合

業界トップのタイムズカープラスでは、全車両に無料でジュニアシートが設置されており、必要に応じて取り出して利用することができます。
ただし、ジュニアシート以外のチャイルドシート搭載の車はなく、貸出も行ってはいません。

タイムズカープラスの質問コーナーでは、チャイルドシート(ジュニアシート以外)の貸出は行っておらずご自身で準備してくださいとなっており、参考としてタイムズカーライフでも購入できますとなっています。

カレコ・カーシェアリングクラブの場合

カレコ・カーシェアリングクラブの場合、ジュニアシートはタイムズカープラス同様に全車に無料で標準装備されており、現時点(2017年11月)では52か所のカーステーションでチャイルドシート搭載車が提供されています

さらに、貸し出しも行っており、一部の三井のリハウスの店舗などで予約の上で貸出にも対応しています。どこまで利便性が高くなるかは、ユーザーの利用方法にもよるでしょうが、一部のエリアにせよ利用できるというのは評価されるところです。

オリックスカーシェアの場合

オリックスカーシェアの場合、全車両にジュニアシートが無料で標準装備されていますが、チャイルドシートについてはサービスとして提供されていません。

現状では自分で準備する必要がある

子どもとカーシェアリングを利用する
pexels.com

レンタカーの場合ですと、オプションで1,000円前後にてチャイルドシートを借りることでできますが、原則として無人対応となるカーシェアリングサービスでは、レンタカーのように店舗で借りることができません。

従って、ほとんどのカーシェリング事業社がジュニアシートは標準装備しているもののチャイルドシートは提供していないところがほとんどです。

大手の中では唯一対応しているカレコにしても、限定したサービスとなりますので高い利便性で利用できるユーザーは少数となるでしょう。

原則として、チャイルドシートは自分で準備するということになりますが、これにしても利用ごとに大きなチャイルドシートを運ぶというのは非常に不便であり、カーシェアリングの高い利便性とは相反するものとなります。

カーシェアリングに向いているチャイルドシートの3要件

ご自身でチャイルドシートを準備する場合には、カーシェアリングに向いている商品から選びたいものです。

  • 安全性が確保されている

まずは安全性で、これがなければ単に交通違反で減点されないためにチャイルドシートを準備していることになります。
この点、さすがに中国製の激安品を使用するのは憚られますので、国内大手メーカー・海外大手メーカーの製品であれば商品自体の優劣はあるものの安全性は確保されているものばかりです。

  • 設置が簡単

カーシェアリング利用の際には、マイカーのように付けっぱなしというわけにはいかず、都度取り付け・取り外しが必要となりますので、簡単に設置できるという点も重要となります。

  • 持ち運びが便利

同様に、自宅からカーステーションまで持ち運ぶ必要がありますので、折り畳み可能であったり軽量で持ち運びが便利な商品がよいでしょう。

最適なチャイルドシートとは

カーシェアリングで最適なチャイルドシート利用を見つける
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前述のように、チャイルドシートには年齢や体格によって大まかに3種類のチャイルドシートに分かれています。

このうちジュニアシートは標準装備されていますので、乳児を対象としたべビーシートと幼児を対象としたものから最適な商品を選択します。

ベビーシートは、車の進行方向に対して後ろ向きに赤ちゃんを寝かせるもので、設置方法は非常に簡単で、赤ちゃんを寝かせたまま持ち運ぶこともできます。

このようなベビーシートの注意点としては、往々にして、国内メーカーと欧米メーカーではサイズに違いがあり、比較的大きくなっても利用可能な欧米メーカーのほうが人気は高いようです。

幼児用については、残念ながらベビーシートのような便利な商品はありませんので、できるだけ軽量でコンパクトなチャイルドシートがよいでしょう。

頻繁に利用するのなら購入しても損はなし

現状、カレコ・カーシェアリングクラブを除くカーシェアリング事業社では、ジュニアシート以外のチャイルドシートは対応していないところがほとんどですが、送迎用などで頻繁に利用する場合には購入してもコスト的には問題はないでしょう。

ベビーシートや幼児用シートは、物にもよりますが1~2万円から購入が可能ですので、送迎用として購入するのであれば、首都圏などではマイカーの維持費と比較すると1か月前後でペイするケースがほとんどでしょう。

少し高級な商品の場合には5万円前後するもの多くありますが、カーシェアリングが急成長しているという実情を考えると同じ問題を抱えている人も多いでしょうから、ヤフオクなどのオークションで安く購入できるかもしれません。

ただし、カーシェアリングをたまに利用するという場合には、カレコ・カーシェアリングクラブのような、チャイルドシートを提供している業者を選択するほうがお得になります。

まとめ

この記事では、カーシェアリング各社のチャイルドシート事情についてご紹介しました。

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