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まさにペットブームの到来!
「うちの子が大変なんです!」と119番に連絡が入り、救急車が出動して到着したところ、119番に連絡した人が子犬を抱いて待っていた。これって、決して少なくないそうです。
実は、海外ではペットでも救急車を呼べる国もあるのですが、日本では119番は人間専用ですから、犬や猫などペットのためには利用できません。
上記の例でも、ペットと言わなければ来てくれますが、ペットとわかると対応してもらえませんし、怒られて終わり、ということになります。
しかし、最近では、日本のこのような事情から、民間サービスとしてペット用の救急車サービスが急増しています。それだけ需要があるということになりますね。
とにもかくにも、日本というか、世界的な大ペットブームがやってきています。特に、少子高齢化や結婚しない人が激増している日本ではペットがパートナーとなることも少なくありません。
ペットをクルマに乗せてドライブする人も多いでしょうね。ここでは、愛犬と楽しくドライブするために知っておきたい8つのことについて解説します。
愛犬をクルマに慣れさせておく
愛犬とドライブを楽しむ前提として、まず愛犬がクルマに慣れておく必要があります。初めてのクルマで長距離ドライブということでは、慣れていないワンちゃんは吐いたりする可能性があります。これではせっかくのドライブも台無しになりますので、それ以前に鳴らしておくことが大切です。
すでに買い物などでクルマになれているという場合は別ですが、そうでないケースでは、まずはエンジンを止めた状態でクルマの中でおとなしくさせる訓練をします。次に、10~20分程度の短時間ドライブ(買い物レベル)、そして、愛犬が車酔いしたり、車中で騒いだりしないのを確認したら、徐々にドライブの時間長くするようにしていきましょう。
小型犬の場合にはなれない可能性もありますが、そんな場合には、慣れない車内の緊張を紛らわすためにいつも遊んでいるおもちゃを使ったり、愛犬自身の匂いがついている毛布やタオルを持ち込んで安心させてあげるのも効果的です。
愛犬の指定席を用意する
愛犬とドライブする際には、愛犬の安全装備、お出かけグッズを用意することもドライブを楽しむための重要なポイントとなります。まず何よりも大切なことは犬の指定席を作ることで、最も安全なのは車内用のケージを用意することです。
中・大型犬の場合は、ラゲッジ(トランク)ルームにケージを用意して動かないようにケージを固定します。小型犬の場合はシートベルトに固定できるキャリーバッグもおすすめです。万が一、急なブレーキをしたときに犬がケージやキャリーバッグから飛び出さないように、しっかりと固定しましょう。
適度に休憩を取る
これはドライバーにも言えることですが、長時間ドライブの場合には適度な休憩が必要となります。徐々に、休憩時間は伸ばしていきますが、1時間半くらいごとには休憩したいものです。
普段の散歩の時と同じように、犬用の携帯用水入れ、リード、おやつ、トレグッズなど休憩時に利用できるようにしておくとよいです。最近では、高速道路のSAや道の駅などにはドッグラン完備のところも多くありますので、事前に調べていくとよいでしょう。
慣れないうちには、愛犬はドライブ中に緊張しますので、なるべく緊張をほぐしてあげるようにしましょう。
トイレは事前に済ませる
ワンちゃんにとって大切なトイレ時間、人間のように都合よくSAやPAで済ますことは難しいですから、ドライブの前に済ませるようにしましょう。同様に、帰りの際にも運転前に済ませるようにするとよいですね。
我慢させた状態だと、緊張からクルマの中で出してしまうこともあるでしょうから、多少時間はかかっても事前に済ませるようにしたいものです。
犬の車酔い対策
これ意外と重要で、犬も人間と同じように車酔いしますし、一度車酔いしてしまうとドライブを嫌うようになります。愛犬の体調が悪い時には無理に載せないようにすることが重要ですし、車酔いの対策を万全にしておきましょう。
ご飯はドライブの2~3時間前には済ませておく
こまめな休憩と給水
クルマの芳香剤はなるべく控える
キャリーやクレートはしっかりと固定し安定させる
酔い止めを飲ませる
ほとんど小さな子供をドライブにつれていくような感覚となりますが、これらの対策をしておくとドライブを楽しめる確率は高まります。
車内の温度は20℃を目安に設定する
ドライブ中に愛犬の体に負担をかけないように、車内の適温を保つことが大切です。また、愛犬を入れたキャリーなどは直射日光が当たらないように設置し、空調場所に近すぎないようにしましょう。
特に、今年も猛暑日がこれから予想されていますので、温度調整は重要ですし、なるばく猛暑日でのドライブは避けるようにしましょう。
停車中に車内で留守番をさせない
スーパーの駐車場や高速道路のSAなどで車内でお留守番しているワンちゃんをよく見かけますが、これはなるべく避けたいものです。特に、5月以降の暑い季節では熱中症の危険も高まりますし、夏場にエンジンが止まった状態で車中に愛犬一匹を残すことは非常に危険です。
家で留守弁するのにも苦労するくらいなのですから、車中での留守番も愛犬にとっては大きな負担となります。
ドライブ中の違反行為にご注意!
原則として、愛犬とドライブする際には、必ずキャリーやクレートに入れるようにします。可愛いから、あるいは、かわいそうだからと、膝の上に愛犬を乗せて運転するというまでもなく違反行為となります。
また、窓を開けて顔を窓の外に出したがる犬もいますが、実はこれも違反行為となります。人間も同じですが、小石が飛んでくるというケースもありますので、絶対にやめましょう。
カーシェアでペットはOK?
残念ながら、カーシェア大手3社(タイムズカーシェア、オリックスカーシェア、カレコ)ではペットは禁止となっています。シェアリングサービスですから当然という気もしますが、、レンタカーのようなペット専用車も提供されていません。小規模なカーシェアサービスでは提供しているところもありますが、運よく近くにカーステーションがない限りは、レンタカーを探すことになります。
まとめ
楽しい愛犬とのドライブですが、基本的にワンちゃんとのドライブは小さな子供をドライブにつれていくのと同様に、万全の対策を取っておくことが大切です。
残念ながら、カーシェア大手3社では現時点ではペットを乗せることは禁止されています。ペットとのドライブにはレンタカーを探すということになります。
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