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JAFと自動車保険のロードサービスの違いとは?

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ロードサービスとは

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ロードサービス無くしてカーライフを語ることはできない、それくらい私たちのカーライフに大きな影響を与えているであろうロードサービスですが、これほど多くの人が利用しているにもかかわらず、タブーともいえるべき疑問点があります。

本当にタブーなのか、今さら聞けないのかは別としまして、JAFのロードサービスと保険会社のロードサービスとはどこが違うのでしょうか?

ロードサービスといえば、万が一に備えた保険そのものという感じがしますが、以前はロードサービスといえばJAFというくらい、JAFの専売特許ともいうべきものでした。

昭和の時代の方々は、ロードサービスのことを普通にJAFと呼んでいたくらいです。これがその後に誤解を生むことになったのかもしれませんが、その後に金融の自由化とともに、海外の保険会社が日本に入ってくると、当たり前のように自動車保険にロードサービスが含まれるようになってきました。

今でも保険会社のロードサービスもJAFのロードサービスも同じだと考えている人も少なくはないかもしれませんが、もちろん、これらは別物でサービス内容も異なっています。

つまり、JAFに入って、任意保険にも加入しているということは、ロードサービスを2重で契約していることになり、JAFの加入金が無駄になっている可能性もあるわけです。

 

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JAFと保険会社のロードサービスの違いについて

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今では、カーシェアリングのヘビーユーザーとなりましたが、筆者のマイカー時代には、最初は国内大手の保険会社に加入していましたが、その後、評判の高かったチューリッヒ自動車保険に乗り換えて長いこと利用していました。(今でも休眠中で、契約は残っています)

チューリッヒ自動車保険は、何といっても保険料の安さに最初は大丈夫なのと思いましたが、実際にロードサービスを2回利用しましたが、連絡から業者さん到着までの速さや素晴らしいといえる対応などに驚いた記憶があります。ちなみに、利用したロードサービスは、レッカー移動と高速道路でのパンク修理です。

ということで、ここでは、JAFとチューリッヒ自動車保険のロードサービスについて比較してみました。

サービス内容チューリッヒ自動車保険JAF
レッカー牽引無料距離100km(指定工場までは無料)15km
キー閉じ込み無料(1回のみ)無料
バッテリー上がり無料(1回のみ)無料
パンク時のスペアタイヤ交換無料無料
ガス欠時のガソリン代10Lまで無料(1回のみ)有料
各種オイルの補充オイル代無料オイル代有料
冷却水の補充冷却水代無料冷却水代有料
灯火類バルブ交換バルブ代無料バルブ代有料
落輪引き上げ作業無料(有料の場合あり)無料(有料の場合あり)

保険会社のロードサービスは、各社によって異なりますので、サービス内容については各社のホームページなどで調べてください。

上の表を見ても、チューリッヒ自動車保険とJAFのロードサービスでは結構な違いがあるのが分かります。問題なのは、基本的には任意保険には加入することになりますので、年会費(4,000円)を支払ってまでJAFに加入する必要があるのかどうかということになります。

JAFにはない自動車保険のロードサービス

チューリッヒ自動車保険の場合には、レッカー牽引には以下のサービスが補償されており、JAFとは大きな違いになります。他の自動車保険にも同様のサービス(一部の保険ではオプション)は提供されています。

・レンタカー代

・宿泊施設利用料等

・修理後のクルマの搬送費用

テレビCMでよく見かけるサービス内容ですが、利用する可能性は非常に低いでしょうが、旅先などでレッカー牽引した場合には本当に助かるサービスです。

 

JAFのロードサービスに加入するメリットとは

ぱくたそ

自動車保険でロードサービスが提供されるようになってから、JAFの加入率は当然のように伸び悩んでいます。普通に新車を購入して、メンテ・点検を行っていれば、そうそうロードサービスを利用することもないでしょうし、保険会社のロードサービスだけで充分だと考える人が増えているということでしょう。

チューリッヒ自動車保険のロードサービスと比較しても、レッカー牽引の距離で圧倒的に不利に感じますし、その後のレンタカー代やホテル代などでも差がつきます。ガソリン代やオイル代などが有料というのも痛いところです。

逆に、JAFのメリットとしては、利用回数に制限がないということですから、中古車購入の際にはJAFに加入しておくほうが安心かもしれません。

その他、JAFのメリットには以下のことが考えられます。

・マイカーだけではなく、他車に乗車中もサービスの対象となる

・JAFの会員優待サービスが受けられる

・JAF加入で優遇される自動車保険もある

 

カーシェアリングサービスのロードサービス

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カーシェアの利用料金には、基本的には自動車保険料も含まれています。ただし、ロードサービスを受けるためには、別途安心サービスなどの保険に利用毎(300円前後)に加入する必要があります。大手3社の中では、オリックスカーシェアのみ、利用料金にロードサービス料金まで含まれています。

短時間利用が多いカーシェアでは、ロードサービスにお世話になる機会はほぼないかもしれませんが、オリックスカーシェアにはロードサービスが利用料金に含まれていますので非常に安心できますね。

 

JAFは必要なのか

以前は、無くてはならない存在であったJAFのロードサービスですが、自動車保険がここまで進化してくると、その存在意義が薄れてきたというのが正直なところです。

ほとんどのサービスが被っているにもかかわらず、年間加入料が4,000円というのはほとんどの人が高いと感じてしまうのではないでしょうか。せめて、月払いにするとか、工夫する余地はあると思われますが。

いずれにせよ、今後予想される自動運転化時代には、ロードサービスというサービス自体が大きな変化が必要となりそうです。

 

まとめ

お世話になるのは、1~2年に1度あるかないかというところでしょうが、万が一の際に本当にあってよかったと感じるのがロードサービスです。まさに地獄で仏という感じで、やってきた提携整備工場の担当者の方が非常に頼もしく感じてしまいます。

こんな体験をしたことがある人は多いでしょうが、これからの自動運転化時代ではロードサービスの内容や存在意義が大きく変化することになりそうです。

マイカー所有者の場合には、ロードサービスは必須となりますが、その点、カーシェアユーザーはカーシェア事業者の保険を利用することができるので楽ですね。

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