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駐車場の精算機にうまく幅寄せできない
たまに見かけますが、スーパーの駐車場の発券機や精算機にうまくクルマを寄せきれずに、一生懸命に手を伸ばして駐車券を入れようとしたり、あるいは、一度クルマから降りて駐車券やお金を入れている人がいます。
このくらいのことで苦情を言う人もいないでしょうが、かと言って、土日などの混雑する時間帯では渋滞を引き起こす可能性もあり、なるべくならスムーズに駐車場の精算機を通過したいところですよね。
ほとんどの人は、難なく通過しているわけですからそれほど難しい運転テクニックが必要というわけでもなく、要は慣れてしまえばそれほど苦労することもないということです。
カーシェアユーザーの中にはたまにしか運転しないという人も多く、たまたま買い物でスーパーの駐車場に入って精算機に上手く幅寄せできなくて冷や汗をかいた、というケースもあるでしょう。
難しいことではありませんので、駐車場の精算機などをうまく通過するポイントをしっかりと頭に入れておきましょう。
パーク24によると
カーシェアのタイムズカープラス、レンタカーのタイムズカーレンタル(旧マツダレンタカー)、時間貸し駐車場のタイムズなどを運営するパーク24によると、駐車場の発券機や精算機に幅寄せするのが苦手だというユーザーから、このような声が上がっているそうです。
「クルマをどこまで寄せるべきなのか分からない」
「寄せられているのかどうかが分からない」
こちらは典型的な声かと思われますが、自分のクルマの位置関係を把握できていないことが原因であり、前方の距離感覚や自分のクルマの車両感覚が分からないという例です。
また、次のような声も上がっています。
「コース取りの方法がわからない」
「コース取りを実践できない」
実際の駐車場などでは、右折または左折した先に精算機が設置されていることも多く、幅寄せが苦手だというドライバーの場合にはハンドルを早く切ってしまいがちで、車両が斜めの状態で精算機に近付いていくようです。
そうなると、曲がりながら精算機に寄せる必要が出てきてしまい、直線的に幅寄せする場合よりもやることが多くなり、結果的に幅寄せが難しくなります。
上手く幅寄せするポイントとは
上手く幅寄せするために事前に把握しておきたいのは、内輪差や外輪差、タイヤの位置、車幅感覚などを理解しておく必要があります。
曲がった先にある精算機などにうまく幅寄せするポイントは、早くハンドルを切らずに、なるべく直角に曲がるようにすること、そして低速で運転するということでしょう。ベテランドライバーでも、曲がりながらの幅寄せは苦労しますので、運転に自信のない初心者ドライバーの場合には直線部分で幅寄せするということですね!
ただし、結果的に発券機や精算機に手を伸ばしても届かないという場合には、再度幅寄せするのではなく、無理せずにクルマから降りて対処するほうが確実ですし、他のクルマの迷惑になることもないでしょう。
駐車場も進化しています
意外に多くのドライバーが、駐車場の発券機・精算機の幅寄せで苦労していることや、新しいモビリティライフの時代にはますますこのようなドライバーが増えるのではということから、提供側の駐車場のほうでも対策が進められています。
例えば、出口ゲートではなく場内で事前に精算を済ませ、クルマを出口まで進めるとカメラなどですでに清算済みのクルマであることを認識して、ゲートが自動的に開く駐車場も登場しています。
このようなシステムが導入されると、精算機への幅寄せが苦手なドライバーも安心して駐車場を利用できるようになりますし、幅寄せ失敗や精算のためにクルマから降りることから発生する「出庫渋滞」の緩和にも役立ちます。
また、駐車場を設計する際には、「なるべく曲がらないようにする」あるいは「直線距離を延ばす」といったことを考慮し、出入口や精算機の場所なども工夫しているそうです。
精算機のへの幅寄せで注意したいドアミラーの位置
うまく幅寄せができたとして、もう1つ注意したいのがドアミラーの位置です。
精算機に駐車券を入れるだけならまだしも、精算する場合には少しでも精算口の近くに寄せたいものです。この時に注意したいのがドアミラーで、誤ってドアミラーを精算機に擦ってしまったというのはまれにある事故です。
感覚的に少し近いなと感じたら注意するほうがよいですし、ハンドル操作では難しいと感じたらドアミラーを閉じるほうがよいでしょう。
大丈夫だろうと思って、精算機に近付いたところ吸ってしまったというケースは多いでしょうから、注意したいところです。
カーシェア利用中にドアミラーを擦った場合
カーシェア利用中に、駐車場の発券機や精算機にドアミラーをこすってしまった場合はどうなるのでしょう。
カーシェアの利用料金には、自動車保険料金も含まれていますので車両修理代は免除されます。この場合には、カーシェア事業者への連絡はもちろん、保険を受けるために警察へ直ちに連絡する必要があります。
ただし、車両修理代は免除されるものの、ノンオペレーションチャージ(NOC)が発生することになり、ドアミラーの破損だけならカーステーションまで自走可能でしょうから、このケースでは2万円が請求されることになります。
もちろん、タイムズカープラスやカレコで提供されている安心サービス保険(都度加入300円前後)に加入していれば、ノンオペレーションチャージ(NOC)も免除されます。
いずれにせよ、ドアミラーを少し擦っただけでも警察に連絡するなど面倒な作業をこなすことになります。初めての場合には、「ここまでするの?」と驚く人も多いでしょう。
これは、保険の適用を受けるためにはどうしても避けることができません。ドアミラーが接触しそうだと感じたら用心するに越したことはないですね。
まとめ
ベテランドライバーでも、曲がりながら精算機などに幅寄せするのはそう簡単ではありません。ましてや、カーシェアユーザーに多い初心者ドライバーやたまにしか運転しない人の場合には難しく感じるでしょう。
駐車場での発券機や精算機への幅寄せのポイントをしっかりと抑えて、スムーズに通過できるようにしておきたいものです。
運悪く、うまく幅寄せできなかった場合には、無理することなく一度クルマから降りて対処するほうが無難ですし、結果的に他のクルマの迷惑にはならないでしょう。
カーシェア利用中に軽くドアミラーをこすってしまった場合でも、カーシェア事業者には直ちに連絡する必要があります。
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