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カーシェアリング

カーシェアリングは全車禁煙のはずなのにタバコの匂いが。。

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愛煙家受難の時代のモビリティライフ

pexels

 

20~30年前ならば、会社のデスクでタバコを吸うのは当たり前、自宅はもちろんクルマの運転中にもタバコを吸う人は多くいました。ところが、タバコには発がん性物質が含まれているということから、世界的な禁煙ブームとなり、タバコのテレビCMでさえも悪であるという風潮が強まり、愛煙家にとっては非常に厳しい時代を迎えています。

会社内では数少ない喫煙場所でしかタバコは吸えなくなり、ホテルや旅館も禁煙が幅を利かせており、カフェやレストランでもタバコは吸えなくなってしまいました。愛煙家が楽しみにしている食後の一服もできないような状況になってしまいました。

禁煙ブームはモビリティライフにも大きく影響を及ぼしており、タクシーもデフォルトは禁煙車となっていますし、レンタカーも大半は禁煙車となり、最近急成長しているカーシェアリングに至っては全面禁煙車というところがほとんどとなります。

愛煙家にとっては何とも不条理な世の中になってしまったものですが、タバコを吸うことがカッコ良いと思えた時代から、完全にタバコを吸うことは健康に悪い、あるいは、タバコは発がん性物質をまき散らすものであり、タバコを吸わない人にまで迷惑をかけるものであると言われてしまうような時代です。

愛煙家からすれば、これだけ禁煙が進んでいるにもかかわらずがん患者が減らないのはどういうことだ、といいたくもなるでしょうが、最早、科学的根拠や論理的証明などは関係なく、タバコは悪である時代になってしまっているのです。

 

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禁煙のはずのカーシェアリングでたばこの匂いが

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タイムズカープラス、カレコなどはいずれも全車禁煙となっていますので、カーシェアユーザーは禁煙車を選ぶ必要はありません。しかしです。匂いに敏感な人や以前は喫煙者で禁煙している人なら、稀におかしいと思うことがあります。

禁煙車であるはずのカーシェアリングのクルマからタバコの匂いがすることがあるのです。カーシェアには消臭剤が置いてありますので、これでごまかしているケースもありますが、確実にタバコの匂いを感じることがあります。

中には、禁煙車であるはずの車内でバレないだろうとタバコを吸うような人もいるかもしれませんが、レンタカーであれば喫煙したユーザーを特定しやすいのですが、複数のユーザーが利用するカーシェアでは喫煙した人を特定することは非常に難しいのが実情です。

各社では、喫煙問題に対してどのような対策をとっているのでしょうか。

 

タイムズカープラスの喫煙対策

 

カーシェアリングでタバコが吸えるかどうかは、圧倒的なシェアを誇るタイムズカープラス次第ということになりますが、タイムズカープラスの車両は全面禁煙車となっており、タバコ(電子タバコ含む)を吸うことは全面的に禁止されています。

タイムズカープラスの車内でタバコを吸ったことが発見されたり、もしくはタバコを吸った事実をタイムズカープラスが把握した場合には、会員資格が取り消されてしまいます

タイムズカープラスには同じタイムズグループのレンタカー会社タイムズカーレンタル(旧マツダレンタカー)がありますが、タイムズカーレンタルでは、高い禁煙車両ニーズやタクシーを含む公共交通機関の禁煙化の流れを受けて、2018年10月1-日から一部商用車両を除き完全禁煙化を実施します

これにより、タイムズグループの貸出車両は、カーシェアリングもレンタカーも禁煙車となり、タバコはもちろんのこと電子タバコも禁止されることになります。

 

カレコの喫煙対策

カレコでもタイムズカープラス同様に喫煙に対しては非常に厳しい対応をとっており、全車禁煙(電子タバコ含む)であることはもちろんのこと、喫煙したことが発覚した場合には、営業補償(ノン・オペレーションチャージ)ならびに緊急出動費、その他クルマのクリーニングに掛かる実費が請求されたうえで、会員規約に基づいて会員資格が取り消されることがあります。

カレコについても、会員登録する際には完全禁煙車として利用するということを前提にして契約する必要があります。

 

オリックスカーシェアの喫煙対策

オリックスカーシェアでも原則として全面禁煙車となっていますが、タイムズカープラスやカレコとは異なり、一部車両については電子タバコのIQOSのみ使用することが可能となっています。ただし、キャンペーン対象となっており、キャンペーンが終了する可能性には注意が必要となります。

IQOS専用カーが設置されているのは、東京の千代田区、港区、品川区、中央区、新宿区、渋谷区、豊島区の一部の車両となり、それ以外の車両については他社同様に電子タバコも含めて全面禁煙車となり、発覚した場合には会員資格が取り消されることもあります。

オリックスグループでは、オリックスレンタカーでもカーシェアリング同様にIQOS専用カーが提供されており、大人気のIQOS利用者にとってはクルマを借りる際にはありがたいサービスとなります。

 

喫煙が発覚してしまうケース

pexels

 

カーシェアリング各社とも利用中の喫煙行為に対して非常に厳しい姿勢を示しているのは、裏を返せば、レンタカーと異なり、喫煙してもバレにくいというカーシェアリングの事情から、隠れて喫煙する人が意外と多いことを物語っているのかもしれません。

実際問題、カーシェアリング事業者がユーザーによる喫煙行為を把握することはできるのでしょうか。また、できるのであれば、どのような方法で喫煙行為を把握しているのでしょうか。

 

タバコ検知器や他のユーザーからの報告が決め手となる

Photo AC

 

複数のユーザーが利用するカーシェアリングでは喫煙してもバレないだろうと考える人もいるかもしれませんが、レンタカーと比べると特定しにくいとはいえ、他のユーザーから喫煙した可能性についての報告が上がった場合には、特定される可能性は高いといえるでしょう。

1日に何人ものユーザーが同じクルマを利用するわけではありませんので、まず、報告のあったユーザーの前に利用したユーザーなどは怪しまれますし、利用時間やその前の利用状況から特定されることもあるでしょう。また、メンテや清掃などが入っていたりすると特定されれ可能性はより高まることになります。

普段はサービスセンターなどを利用することが少ないユーザーでも、喫煙者に対しては厳しい対応をとる人がほとんどではないでしょうか。

また、最近ではタバコ・空気の汚れ検知器を搭載する車両も増えてきていますので、バレないと思って喫煙するとセンサーが作動してカーシェアリング事業者の管理センターに報告が上がってしまうこともあります。

ほとんどの喫煙者の方はルールを守ってカーシェアリングを利用しているのですが、勘違いか故意かは別にしても、稀に喫煙している人がいるというのは非常に残念なことであり、シェアリングサービスの精神を理解したうえでルールを守って利用してもらいたいものです。

 

まとめ

愛煙家にとっては非常に厳しい時代となっていますが、それは確実にモビリティライフにも流れてきており、大人気のカーシェアリングサービスでは原則的にはタバコを吸うことはできません。

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