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高速道路での渋滞対処法とは
盆暮れ正月にゴールデンウイーク、夏休み、さらには最近では連休でも高速道路渋滞に巻き込まれる可能性は非常に高く、分かっていながらもやられた感は半端ありません。
もし高速道路で渋滞に巻き込まれた場合には、あなたはどのような対処方法を考えますか?
自然渋滞なのか事故渋滞なのかにもよりますが、事故渋滞の場合には事故の程度にもよりますが、もう運がなかったと考えて諦めるという人もいると思いますが、自然渋滞やそれほど大きな事故でない渋滞の場合には、一生懸命車線変更を繰り返しながら、少しでも先に進もうと努力する人も多いでしょう。
しかし、追い越し車線の流れが速いと判断して追い越し車線に流れたところ、先ほどまでいた車線のほうの流れが速くなったりしたという経験は誰でもしていることでしょう。
一体全体、高速道路で渋滞に巻き込まれた場合には、どのような対処方法をとると良いのでしょうか。
ハイウェイラジオで情報収集
高速道路で渋滞に遭遇して最も悪いのは、イライラ運転になってしまうことで、精神的にも悪いですし事故を起こしたりすると他の人にも迷惑をけることになります。
そんな時に役立てたいのが、ハイウェイラジオによる情報収集で、5分おきくらいに新しい情報を聞くことができますので、何も情報がなくイライラするということもなくなりやすいです。
例えば、東京用賀インターまで50分といっていたのが、40分とかに短くなったという情報からこの渋滞はもうすぐ終わるなということを認識すれば、気持ちはだいぶ楽になります。
情報はハイウェイラジオ以外にも、サービスエリアでの本線情報版、VICS情報などありますので、渋滞が予想されるような時期や時間帯には常にアンテナを張っておきたいところです。
高速道路での渋滞を抜けるのは左車線が速いって本当?
高速道路の渋滞を抜けるのは、左車線が速いという定説がありますが本当でしょうか?
工事などの場合を除いて高速道路の渋滞は、まず追い越し車線から始まるという鉄則があります。
道路が混雑してくると平均速度が徐々に下がってきますが、すると、早く咲きに行きたい車が次から次に追い越し車線に割り込んでくることになり、追い越し車線の交通量が他の車線より多くなります。
こうして、追い越し車線の交通容量を超えることで渋滞がはじまりますが、こうなると今度は追い越し車線から左の車線に逃げ出してくることになり、すると左車線の後続車はブレーキを踏み、そうやって左側の車線にも渋滞が伝染していき、最終的には渋滞となってしまいます。
つまり、最初は左車線のほうが早くなりますが、徐々に渋滞が伝染してくることで左車線も遅くなり、最終的にはどちらもそれほど変わらないということになるのです。
ただし、これはあくまで理屈ではそうなるという話で、実際には渋滞の程度にもよりますし、この説明を聞いてもいや追い越し車線のほうが早いのではと感じている人も多いかもしれません。
高速道路での渋滞時のイライラや追い越しは事故につながることもありますので、安全運転という点からは左側を走行するほうが良いのかもしれません。
高速道路を降りて一般道を走るというのはどう
高速道路の渋滞でもひどいケースではほとんど動かないような状況もありますが、このような時にはいったん高速から降りて下の一般道を走ったほうが良いのではという誘惑にかられますが、実際のところ正しい方法なのでしょうか。
高速道路を降りて下の一般道を走るというのは、稀ですが有効なケースもあります。
例えば、首都高などの渋滞の場合には、一般道に降りることで多くの道路を利用できる場合があり、そのケースでは降りたほうが有利な状態で走ることができます。
ただし、複数の渋滞回避ルートがあるようなケースですから、通常のケースでは高速が混んでいればその数倍一般道も混んでいることになります。
完全に止まってしまった場合は別ですが、少しでも動いているのなら下には下りずに高速に残っているほうが賢明です。
たまに見かける路肩を走るとどうなるの
高速道路の渋滞時に、渋滞している車を横目に路肩を走行している車を見かけることもありますが、これは明らかな違反行為となります。
イライラしていたり、次のインターで降りる場合には少しでも早く渋滞から解放されたいと考えるのでしょうが、路肩とは、車道ではなく故障や事故などのやむを得ない状況の時に駐停車する以外は走行してはいけません。
覆面パトカーにつかまっている車もたまに見かけますが、路肩方向による違反の場合には、違反点数2点、反則金9,000円(普通車)、12,000円(大型車)、刑事手続きの場合には3か月以内の懲役または5万円以下の罰金となります。
過去に、路肩走行により、路肩に駐停車していた車との衝突事故となったことも多くありますので、決して路肩を走行してはいけません。
結局、戦わずして勝つのが最良の策
たまたま事故渋滞にはまってしまった場合には、まさしく事故とあきらめるしかないでしょうが、実はほとんどの渋滞とは避けられるもので、自然渋滞などは事前の予防策で回避することができるケースがほとんどなのです。
例えば、大型連休の最終の日曜日などは東名や中央高速道路などはお昼からは確実に混雑して渋滞となりますので、事前に予防策を取り渋滞を避けて午前中に走行したりすることで渋滞を回避することが可能です。
つまり、渋滞する時間帯や状況というのはあらかじめ決まっていますので、渋滞と戦おうとするのではなく、戦いを避けて渋滞を回避すればよいわけです。
渋滞を予測することはそれほど難しいことではありませんので、予測される渋滞を回避することができれば、渋滞に巻き込まれる可能性も非常に低くなるはずです。
同様に、東名高速道のの渋滞解消のために第2東名ができましたが、人は慣れている道路を通りたがりますので、東名高速よりも第2東名のほうが混んでないのなら迷わず第2東名を走行するようにしたいものです。
レンタカーやカーシェア利用の際には特に渋滞情報に注意を
最近では、モビリティサービスの多様化により、首都圏を中心にマイカーの所有からレンタカーやカーシェアを賢く利用する人が増えており、連休や夏休みなどにも多くの人がレンタカーやカーシェアを利用します。
マイカーの場合にももちろんですが、レンタカーやカーシェアなどを利用している場合には、特に渋滞情報には注意したいもので、レンタカーなら返却が遅れると延長料金が発生しますし、カーシェアの場合には延滞料金に加えて、次の利用者がいる場合には迷惑をかけてしまうことにもなります。
レンタカーやカーシェアを利用する際には、できるだけ渋滞は避けて運転するようにしたいものです。
まとめ
高速道路で渋滞にはまってしまたら、基本的にはどの車線にいてもそれほど変わらないということを理解してイライラすることなく、流れに沿って渋滞が終息するのを待つことが賢明です。
また、事前に予防対策することでほとんどの渋滞は回避することが可能です。
特に、レンタカーやカーシェア利用の際には渋滞には気を付けたいものです、そんなカーシェアリングを、あなたのお近くのカーステーションを探したり、レンタカーや他のカーシェアリング会社との料金比較ができる『カーシェアリング・レンタカー比較のDRIVE go SEARCH』で探してみることをおすすめします!