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パーク24に新型コロナウィルス感染による外出自粛の影響が!気になるカーシェアの動向は?

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タイムズのカーシェア、レンタカーにも大きな影響がでそう?

パーク24公式サイト

2020年、世界中に猛威を振るう新型コロナ感染、わが国でも緊急事態宣言が発令され外出自粛が引き続き要請される中、経済活動はほとんどストップしているような状況で、景気の先行きに大きな不安がもたらされています。ようやく緊急事態宣言解除が39県に行われた状況ですが、まだまだ需要の大きい東京、神奈川や大阪は引き続き経済活動は停滞中です。

長い間、日本経済をけん引してきた自動車産業も例外ではなく、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が2020年5月1日に発表した2020年4月の新車販売統計(速報)によると、総台数は前年同月比28.6%減の27万393台と大きく落ち込んでいます

とりわけ、日産、スバル、三菱自動車の3社は前年同月比で50%を超える減少となっており、甚大な影響を受けています。

そんな中、カーシェアリングサービスでタイムズブランドで断トツのシェアを有するパーク24にも大きな影響が出そうな状況となっています。

パーク24は、4月16日に新型コロナ感染による影響を発表しています。

それによると、主たる事業である国内駐車場事業(タイムズパーキング)の2020年3月売上は、前年同月比で10.2%減となりました。

こちらは3月度の数字ですので、上記の自動車メーカーとの4月売上を比較することはできませんが、緊急事態宣言が発令された4月については、企業や個人の外出が制限されたため大きな売上減の可能性もありそうです。

 

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タイムズモビリティネットワークスも影響大

タイムズモビリティネットワークス公式サイト

パーク24のカーシェややレンタカーの事業部門であるタイムズモビリティネットワークスによると、新型コロナ感染の影響はレンタカー、カーシェア事業にも顕著に表れています。

レンタカーのタイムズカーレンタルでは、外出自粛による法人・個人の日常的な移動の減少に加えて、インバウンド含む回以降需要減少の影響を受けて貸出件数が減少しています。

カーシェアリングサービスのタイムズカーシェアでも、個人・法人ともに外出自粛による影響で貸出件数は減少しているといわれています。

パーク24の主力事業は、何といっても駐車場事業ですが、すでに国内では頭打ち感が出ていますし、海外駐車場事業に至っては、2018年から赤字の状況です。

一方のモビリティネットワークス部門は伸び率も高く、クルマの保有に変えて利用がさらに高まっていくのではないかと期待されていた事業領域です。

この状況下、期待のタイムズモビリティネットワークスまで大きな影響を受けることになると、事業価値の成長にも、先行き閉塞感が発生してきているようです。

 

緊急事態宣言下でもカーシェア会員数増など明るい材料もないわけではない

PEXELS

そんな中でも、パーク24のビジネスとしてはいくつかの明るい材料も見えています。

カーシェアの会員数は順調に増加している

パーク24によると、カーシェアリングサービスの貸出件数は減少しているものの、会員数は増加しているそうです。

しかし、これは額面通りに受け取ることはできません。なぜなら、現在、タイムズカーシェアではナイトパックサービス480円キャンペーンを実施しており、この影響がかなり大きいと思われるからです。

そもそもタイムズカーシェアの人気商品であったアーリーナイトパックを、2019年10月の消費税増税のタイミングで廃止したことに起因していますが、ここで離れたユーザー層を取り戻すという意味合いでのキャンペーンでもあります。

むろん、カーシェアを検討中の人にとっても、非常に魅力的なキャンペーンですので、これをきっかけに会員登録した人も一定数はいるとは思われます。

このキャンペーンをいつまで継続できるのかは重要なポイントとなりそうです。(現時点では、2020年8月1日9:00返却分まで)

自動車メーカーよりは影響は少ないか?

前述のように、自動車新車販売台数は4月実績で前年同月比28.6%減となっていますが、実は2019年10月の消費増税から7か月連続で減少しており、コロナショックの影響で減少幅が拡大したという形になっています。

10月以前に消費増税前の強力な営業を掛けたということもあるでしょうが、それでも7か月連続というのは大きいです。

これに対して、そもそも利用料金が低額であるカーシェアリングサービスでは、消費増税の影響はそれほど受けておらず、パーク24の国内駐車場事業は第1四半期(2019年11月~2020年1月)は売上・営業利益とも微増となっています。

モビリティネットワークスに関しては、第1四半期は売上・営業利益とも微減となっていますが、これはさきほどのメニュー変更などが一つの要因であり、さらに2019年第1四半期が好調過ぎたことによります。

従って、現時点では消費増税の影響がそれほど大きくないということもあり、自動車産業など他の産業と比べると、全体的な売り上げへの影響は少ないと思われます。

今後は通勤などによる需要も増えそう

新型コロナ感染の影響は、今後は満員電車やバス通勤などに少なからず影響を及ぼすことになりそうで、カーシェアやレンタカーの需要が一定数増加するのではと予想されます。

さすがに、現状の緊急事態宣言中は需要が増えることはないでしょうが、アフターコロナの時期にはいわゆる「3蜜」を避け、車両移動を利用する人も増える可能性もあります。

 

タイムズはアフターコロナでは業績は元に戻るのか

PEXELS

パーク24では、5月28日ころをめどに第2四半期(2020年2~4月)の数字含めて、全事業の詳細を報告するとしており、カーシェアの減少幅などはその時点での発表となりそうです。

良い数字が出ることはありませんが、予想以上に悪いのか、それとも意外と減少していないとなるのか、いずれかの結果が出るでしょう。

都内在住の筆者は、現在週に2~3回ほど買い物等でカーシェアを利用していますが、クルマを走らせているとよくカーシェアのクルマを見かけます。

さすがに、ビフォーコロナよりかは減っているでしょうが、少なくともカーシェアについてはそこまで大きく減少していないのではという感じを持っています(あくまで主観です)。

カレコもタイムズカーシェア同様に良く見かけますし、オリックスカーシェアもたまに見かけます。

カレコやオリックスカーシェアなどについても、タイムズカーシェア並みの減少幅というところではないでしょうか?

ただし、自動車メーカーでも登録台数(乗用車+商用車、軽自動車除く)でみると、ホンダは14.2%減であるのに対して、三菱自動車は65.2%減と大きな差が出ていますので、あるいは、カーシェア事業者の中でも同様に、事業主によっては、かなりの差が出ている可能性も否めません。

 

まとめ

カーシェアリングサービスで断トツのシェアを持つタイムズカーシェアの親会社パーク24が、コロナ感染の影響について発表しています。

今後は、通勤などの見直しが行われる可能性が高く、カーシェアリングサービスの需要も増加するのではと期待されますが、外出自粛要請下の3~5月にかけては大きな影響を受けているようです。

ただし、その影響も他の産業ほどは大きくないようで、アフターコロナでは元の状況にいち早く戻れるのではと期待感も込めて予想されます。

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