海外旅行でも利用したいレンタカーやカーシェア

ハワイでレンタカーを利用したことがある、そんな人も少なくはないのではないでしょうか？ハワイの場合には免許証も国内免許証のままで運転できますし、申し込みもネットで簡単に行えます、また、実際にホノルルのレンタカー会社に出向くと客のほとんどが日本人だったりします。

ハワイの場合には、日本でレンタカーを借りるのとそれほど違いはないのですが、それでも自分で運転することでどこにでも自由に行くことができますし、通常の観光とは全く違った旅行を楽しむことができますので、リピーターは非常に多くなっています。

ハワイほどではないにしても、インターネット時代の現代ではモビリティサービスの多様化により、海外旅行でレンタカーやカーシェアを利用することが意外と簡単にできるようになっています。

国により交通事情や治安の問題もありますが、利用できるものならぜひ利用して、日本にいるような感覚で海外旅行を楽しみたいものです。

海外で車を借りる場合の注意点

国際免許証を取得する

ハワイなど国際免許証が必要ないところもありますが、ほとんどの国では国際免許証がないと車を借りることはできません。

国際免許証を取得するには、日本の普通自動車免許証を持っているなら、警察署や免許センターに免許証とパスポートを持参すれば申請することができ、免許センターの場合には即日発行、警察署の場合には最長2週間ほどで発行されます。

国際運転免許証の有効期限は1年となりますので、旅行日程などを考えて早めに取得するようにしておきましょう。

日本とは異なる交通ルール

日本は左側通行の右ハンドルですが、海外ではほとんどの国が日本とは逆の右側通行の左ハンドルです。

この違いだけで運転したくないという人も多いかもしれませんが、実際に運転すると案外簡単に慣れてしまいますので、それほど気にする必要もないかもしれません。

交通ルールは国により異なりますので、事前に車を借りる予定の国の交通ルールをしっかりと確認しておきましょう。

自動車保険の注意点

海外旅行時に車を借りる場合に最も注意しておきたいのが自動車保険で、いくら運転に自信があっても慣れない土地で慣れない交通ルールの中での運転となりますので、万が一に備えて、自動車保険は加入しておきましょう。

国によっては、任意保険加入が必須となっているところもありますが、そうでなくても車を運転する人の責任として加入しておきたいところで、海外のレンタカーやカーシェア利用は日本に比べるとコストもリーズナブルなケースがほとんどですから、申込時に一緒に自動車保険も加入するようにしましょう。

最近では、インターネット上の日本語サイトからレンタカーやカーシェアが申し込めるようになっていますので、同様に日本語対応で保険内容もしっかりと確認しておきたいところで、特に外国語に自信のない方は何があっても対応できるようにしておきたいものです。

海外でカーシェアを利用する　～Zipcar～

日本人にはあまり馴染みのない社名ですが、Zipcar（ジップカー）とは、レンタカー大手の米Avisバジェットグループの子会社で2000年にアメリカマサチューセッツ州ケンブリッジで設立された世界的なカーシェアサービス会社です。

現在、アメリカをはじめ、カナダ、イギリス、フランス、スペイン、ドイツ、ベルギー、オーストリア、トルコなど世界約500以上の都市でサービスを提供しています。

海外のカーシェアって難しそうと感じる人も多いでしょうが、日本のカーシェア会社はZipcarのサービスを取り入れていますので、国内でカーシェアサービスを利用したことのある人なら、それほど違和感なく利用することができます。

残念ながら、日本で営業していませんので日本語サイトはありませんが、英語サイトでもそれほど難しくはありませんので問題なく入会できます。

申込時の注意点は、日本のカーシェア会社の場合には、運転免許証とクレジットカードがあれば入会できますが、Zipcarの場合にはこれに加えて、パスポートの顔写真のあるページのコピー、無事故無違反証明書（Clean Accident and Offense Record Certificate）が必要となります。

無事故無違反証明書は英文のものが必要になりますが、自動車安全センターで1件630円で作ってもらえます。

利用方法も日本のカーシェアとほとんど同じで、PCやスマホアプリから申し込んでICカードをかざして利用しますが、スマホアプリからコードを入力して解錠し利用することも可能です。

米国では日本車も多く提供されていますが、BMWなどの高級車も利用することが可能です。

海外でレンタカーを利用する

日本人が海外旅行で利用する車といえばレンタカーが最も多いと思いますが、主要都市であれば、日本のレンタカー会社の提携先などが利用できることもあり安心して利用することができます。

さらに、最近では、海外レンタカー会社一括サイトもありますので、渡航する国や都市、渡航日時や借りる場所を選択して入力すれば簡単に利用できるレンタカー会社の一覧が掲示され、そこから申し込むこともできます。

以前は旅行会社で手配してもらったり、予約しておくというのが一般的でしたが、どんどん多様なサービスが提供されるようになっています。

あまりにも便利になっていますので、ついつい日本で借りるような感覚で手軽に申し込んでしまいますが、国によっては治安や交通事情が日本とは大きく異なるところも多くありますので、事前に渡航先の状況を確認して申し込むことは言うまでもありません。

とは言え、治安も交通事情も問題ない国の場合には、レンタカーを運転して旅することができればこれほど楽しいこともないでしょう。

海外で利用するならカーシェア？それともレンタカー？

海外旅行で車を借りる場合には、治安や交通事情に問題ないところということになりますので、その観点から言えば、カーシェアでもレンタカーでも条件が良く利用しやすいほうを利用するのがよいでしょう。

以前であれば、レンタカー一択というところですが、海外では日本以上にカーシェアサービスが普及しているところも多く、都市によってはカーシェアのほうが便利が良くリーズナブルなケースもあります。

カーシェアは使いこなせるようになるとこれほど便利なものもないというサービスですので、国内でカーシェアを利用しているユーザーならば、海外でもカーシェアを利用してみても面白いでしょう。

まとめ

海外旅行でレンタカーやカーシェアを利用するのは、意外と簡単で便利なものです。

既にレンタカーを利用したことがある人も多いでしょうが、今後は海外でもカーシェアを利用する機会が増えてきそうです。

まだカーシェアサービスを利用したことがないという人は、そんなカーシェアリングを、あなたのお近くのカーステーションを探したり、レンタカーや他のカーシェアリング会社との料金比較ができる『カーシェアリング・レンタカー比較のDRIVE go SEARCH』で探してみることをおすすめします！