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カーシェアリングとレンタカー、それぞれのデメリットとは?
カーシェアリングとレンタカー。どちらもクルマを一時的に借りたいというときに非常に便利なシステムですよね。昔からあるレンタカーに対して、ここ数年一気に広まったカーシェアリング。それぞれの違いはちゃんとわかりますか?
それをしっかり理解しておかないと、借りてしまってから困ってしまうことになりかねません。まずはそれぞれのデメリットを知っておきましょう。そうすれば、どういう時にどちらを利用すればいいのか、判断もしやすくなりますから。
そもそも大前提として、カーシェアリングは「クルマを持っていないけど、クルマがあれば便利、という時にちょっと借りたい」という人の利用を想定しています。そしてレンタカーは「旅行や出張などで移動した先でクルマを使いたい」とか「目的に特化した特殊なクルマを使いたい」という人の利用を想定しています。
クルマを貸すという業態は同じですが、その目的は若干異なるのですね。ですから、それぞれのデメリットも、この大前提を理解しているとよりわかりやすくなります。
カーシェアリングのデメリット7つ

では、カーシェアリングのデメリットってどのようなものでしょうか。ざっと挙げてみましょう。
- 長時間の利用だと高くなる
- 利用するには、まず会員にならないといけない
- 一か所の拠点に用意されている台数が少ないので、週末には借りられないこともある
- 借りたところと違う拠点に返却することはできない
- まったく利用しない月でも月額基本料がかかる
- クルマがすごく汚れていたりゴミが残されていたりすることもある
- ペットを乗せたりタバコを吸ったりすることができない
デメリットはメリットの裏返し、という感じですが、やはりカーシェアは日常的、定期的に短時間利用することを前提としていることがわかりますね。
例えば2日間、48時間借りようとするとタイムズカープラスだと24時間パックの8,230円に加えて通常24時間分の1万9,776円(ベーシッククラス)、さらに100km走ったとすると距離料金が1,600円となるので、合計2万9,606円もかかってしまいます。ところがニッポンレンタカーでフィットを48時間借りるとすると、1万5,876円、さらにガソリンがおよそ1,000円で合計1万6,876円。
泊りがけの旅行に行くのであれば、カーシェアリングではなくレンタカーが良いでしょう。
また、カーシェアリングは都市部が中心とはいえ、拠点数自体はかなり多いです。でも1拠点あたりの台数が少ないので、需要の多い週末などは早めに予約しておかないと借りられなかったりします。急な用事で使うことができないのは、困ってしまいますよね。
そして駅で借りて空港で返却、ということもできません。それから前の利用者の残していったゴミなどがあったりすることもあり、これは本当に不愉快です。定期的にスタッフが巡回しているのですが、 とてもすべてはチェックできません。
レンタカーのデメリット5つ

そしてレンタカーのデメリットはどうでしょうか。思いつくものを挙げてみましょう。
- 短時間の利用だと非常に無駄
- 借り出しと返却ができるのは営業所の開店時間のみ
- 借り出し時には書類の記入などの手間がかかる
- 住宅地にはあまり営業拠点がない
- 原則としてガソリン満タンで返却
やはり、レンタカーは日常的な利用は想定していないことがわかりますね。日本レンタカーは最短で6時間単位の貸し出しなので、たとえ30分で返却しても6時間分の料金がかかります(フィットなら6588円)。それがカーシェアリングなら数百円で済んでしまいますから。
そして営業所が住宅地の中などにはほとんどありません。そして借り出し時には書類に記入したり説明を受けたりなど、ちょっと時間と手間がかかります。営業所が閉まると当然借り出しも返却もNGで、24時間営業の店舗もありますが、深夜は別に手数料が発生するケースもあります(日本レンタカーは23時から5時の作業は1,080円プラス)。
ガソリン満タン返却も、ちょっと面倒くさいですし、クルマに普段乗らない人には意外とハードルの高い作業かもしれません。使った分相当のガソリン代を営業所で払うことも可能ですが、相場よりも高いようです。
目的に応じてカーシェアリングとレンタカーを賢く使い分け

このようにカーシェアリングとレンタカー、どちらも困ってしまうようなデメリットがあるのですね。それをしっかり理解した上で、自分の使用パターンではどちらがふさわしいのか、考えてみましょう。
一番いい方法は、カーシェアリングとレンタカーの両方を使い分けることですよね。日常の足はカーシェアリングで、旅行など長時間の利用はレンタカーで、とするのが良いのではないでしょうか。そうそう、ペットを乗せたりタバコを吸いたいという人は、レンタカーなら可能な車種もあるようですよ。
自宅の周囲に拠点があるカーシェアリングは全て会員になるもアリ
また、カーシェアリングもひとつだけでなく、複数の会社の会員になるのもオススメです。そうすることで、カーシェアリングの悩みで最も多い「使いたいときにクルマが空いていない」という不満が解消できるかもしれないですからね。よく利用する地域にどんなカーシェア会社の拠点があるのか、調べてみましょう。ただし、月額基本料も増えてしまいますが。
カーシェアリングが現代のスタイルで、レンタカーは時代遅れ、というのは間違いで、どちらもメリット、デメリットがあるのですね。賢く使い分けて、カーライフを楽しんで見ましょう。他にもカーシェアリングとレンタカーの情報は、カーシェアリング・レンタカー比較のDRIVE go SEARCH(ドライブゴーサーチ)で調べてみましょう。