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カーシェアリングとは?

乗り捨てで爆増するカーシェアリングの次なるステージとは!?

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カーシェアリングが爆増する時代

首都圏を中心にマーケットを拡大し続けるカーシェアリングサービスですが、元々空き地が少ないという物理的な問題もあり、カーステーションの新規開設もここ数か月は落ち着きを見せている状況です。

しかし、実はカーシェアリングマーケットは未だファーストステージを迎えているにすぎず、今後の展開次第では爆増していく可能性があることをご存知でしょうか。そう遠くはない時期に、首都圏のカーシェアリングは電車・タクシーなどに並ぶ新しい公共交通インフラになるかもしれないのです。

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キーワードは乗り捨て(ワンウェイ)

カーシェアリングの乗り捨て
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カーシェアリングのサービスには、車の借受場所と返却場所が同じの「ラウンドトリップ方式」と借受場所と返却場所が異なる「ワンウェイ方式(乗り捨て)」がありますが、日本のカーシェアリング事業のほとんどは「ラウンドトリップ方式」となっています。

平成14年の国土省の通達により、カーシェアリングでも乗り捨てサービスが可能となりますが、その後カーシェアリング会社が乗り捨てサービスを積極展開する様子はなく、どちらかというと後ろ向きの姿勢を見せていました。

日本のカーシェアリングで乗り捨てサービスといえば、都市部~空港までなどのほんの一部のサービスのみが提供されているだけというのが実情でした。

しかしながら、この「ワンウェイ方式(乗り捨て)」が積極展開されることで日本のカーシェアマーケットは爆増することになり、新しい公共交通インフラとなりえるのです。

ダイムラーAG社の「car2go」

カーシェアリングビジネスでは日本に先行する海外では、すでに乗り捨てサービスの成功例が存在しています。

ダイムラーAG社の「car2go」がそれで、2008年にはサービスが開始され、ドイツ、イタリア、米国、カナダ、スペイン、オーストリア、ニュージーランド、スウェーデン、中国の9か国29都市にまでサービスが拡大されています。

法理上の問題もさることながら、ダイムラーAG社の「car2go」と日本のカーシェアリングの最大の相違点は、「car2go」の場合には許可された域内であれば路上駐車がどこでも可能なフリーポート型が採用されているということです。

フリーポート型は乗り捨てサービスでは最も利便性の高い方式であり、事実、「car2go」サービスが提供されているのは、すべてフリーポート型が認められている国や都市となっています。

日本の場合には、物理的な問題からもこのフリーポート型は不可能に近いため、各カーシェアリング会社が乗り捨てサービスに積極的になれないという事情がありました。

乗り捨てサービス成功に必要な駐車スペース

「car2go」が成功しているのは、許可された域内ではどこでも路上駐車することができるという要因が大きく、つまり、乗り捨てサービス成功には十分な駐車スペースを確保できるかどうかということがポイントとなります。

日本のカーシェアリングで断トツのシェアを持つタイムズカープラスの場合、首都圏を中心に十分な数の時間貸し駐車場を展開していますが、ご承知の通り、首都圏の時間貸し駐車場はニーズが非常に高く、休日などは満車状態であることも珍しくはありません。

従って、稼働率の高い時間貸し駐車場のスペースを狭めてまで、稼働率が低くなるカーシェアリングの乗り捨てサービスに利用するというのは、ビジネス上は適切であるとは言えません。

ここ数年で急成長を遂げた国内カーシェアリングは、タイムズ駐車場を中心とする時間貸し駐車場の存在抜きにしては成立していないビジネスであり、時間貸し駐車場としての採算が高い限りは乗り捨て用のスペースとして提供されることは難しいでしょう。

車と駐車場をITで結ぶ

カーシェアリングのIT活用
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このように、日本のカーシェアリングマーケットにおいては、乗り捨てサービスの阻害要因と考えられるものがいくつか存在しているのですが、それでも乗り捨てサービスが期待されているのには理由があります。

都市部に人口が集中する日本では、繁華街などの時間貸し駐車場は機械式で多くの車を保管可能な巨大な駐車場がほとんどでした。しかし、休日には駐車場を利用するにも、順番待ちで長時間並んでいるようなありさまでした。

このような状況下、空き地スペースを利用したワンコイン駐車場が大きく成長することとなり、巨大なビジネスとなったワンコイン駐車場をカーステーションとすることでカーシェアリングマーケットもまた急成長することになります。

いずれも短期間で巨大なマーケットを構築することができたわけですが、ここには空き地という狭いスペースを有効利用したというポイントと、もう一つ忘れてはならないのがITを最大限利用しているというシステムの存在です。

空き情報がすぐに確認できる

業界最大手のパーク24では、時間貸し駐車場の空き情報、カーシェアリングの空き情報・予約情報なども簡単に知ることが可能で、カーシェアリングに至っては3週間前でも直前に予約しても利用でき、キャンセルも1分前までなら可能です。

時間貸し駐車場やカーシェアリングの高い利便性を実現したのは、駐車場と車をITで繋ぐことに成功したからで、ITの凄まじい発展は近い将来に究極の乗り捨てサービスというマーケットも急成長させてしまうのではと期待されているのです。

金融の世界では、ブロックチェーンという技術によって仮想通貨(暗号通貨)が誕生していますし、自動車業界でも自動運転の時代がすぐそこまで来ています。

タイムズの「Times Car Plus × Ha:mo」

すでにカーシェアリングで断トツのシェアを誇るタイムズカープラスでは、「Times Car Plus × Ha:mo」という名称で乗り捨てサービスがスタートしており、超小型モビリティに乗って都内約100か所の乗り捨てできるサービスです。

利用方法も簡単で、カーシェアリングと同じように予約をすると30分間取り置きされ、30分以内に利用しない場合には予約は無料で自動キャンセルされます。乗ってからの目的地変更も自由で、料金はベーシック料金の適用となります。

駐車場と車を繋ぐ予約システムである「Times Car Plus × Ha:mo」が登場したことにより、これまで乗り捨てサービスの阻害要因であった問題が徐々に解決されることになりそうなのです。

「Times Car Plus × Ha:mo」の展開が進むと、タイムズ時間貸し駐車場の空き情報とリンクした一般車両情報のシステムが構築されることもそう遠くはないでしょう。

スマホから簡単に予約してカーシェアリングの乗り捨てサービスが利用できる時代はすぐそこまで来ているのかもしれません。

こうなるとカーシェアリングマーケットは、現在のファーストステージから次のステージへと進むことになり、カーシェアリング爆増時代を迎えることになりそうです。

カーシェアリングの会員になるならキャンペーン利用がお得

カーシェアリングのキャンペーン
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爆増することが予想されるカーシェアリングですが、利用するためにはカーシェアリング会社の会員になる必要があります。

各社とも手続きは簡単ですが、キャンペーンを知らずに申し込んでしまうと会員カード発行手数料が1,000~1,550円前後かかりますので、入会の際には各社のHPで確認してほぼ常時実施されているキャンペーンを利用するとカード発行手数料も無料となります。

毎月の基本料金分は無料利用ができますので、基本料金以上利用すれば基本料金も無料となりますし、是非この機会に入会されてみることをおすすめします。

DRIVE go SEARCH編集部おすすめは、タイムズカープラス、カレコ・カーシェアリングクラブ、オリックスカーシェア、Honda EveryGoです!とくに、Honda EveryGoは月額基本料金も入会料金も無料とすごくお得です!会員登録は下記のバナーをクリックしてください。

また、お近くのカーシェアリングステーションが分からない、料金がどれくらいかかるか知りたい方は『カーシェアリング・レンタカー比較のDRIVE go SEARCH(ドライブゴーサーチ)』で検索してみてください!

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