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HV(ハイブリット)といっても、すべてのHVが20km/L以上で走るわけではありません!

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ハイブリッドは燃費が良いのが当たり前?

トヨタ・プリウスフロント
http://newsroom.toyota.co.jp

原油価格は上昇しており、都内ではレギュラーガソリン価格がリッター当たり140円を超えようとしています。(2019年10月時点)

燃費の悪いクルマに乗っていると、本当に燃費の良いクルマに乗り換えたいとおもいますが、同じクルマとは思えないくらいに日本車の中でも燃費は大きく異なります。

燃費が良いクルマの代表としては、EVはさておき、軽自動車とHV(ハイブリッド、PHV含む)ということになります。イメージ的には、ハイブリッドというとリッター20kmは最低でも行くだろうと思いがちですが、ハイブリッドなのに意外と伸びないクルマというのも実は少なくありません。

そんなハイブリッドカーを車種別にみてみました。

 

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ハイブリッドで燃費が良いのはコンパクトカー

アクアリヤ
http://newsroom.toyota.co.jp

ハイブリッドというと、まず思い浮かぶのはプリウス、アクアということになりますが、他のメーカーも含めてコンパクトカータイプは燃費が良いことで知られており、ハイブリットというとこのコンパクトカーの数字が独り歩きしているようにも思えます。

プリウス

1997年にハイブリッドとして登場した初代プリウスは、カタログ燃費28km/Lで実燃費は18km/L前後でした。最新のいわゆる新型プリウスでは、2WDがカタログ燃費37.2~40.8km/L、実燃費24.85km/L、4WDがカタログ燃費34km/L、実燃費が23.18km/Lとなっています。

アクア

プリウスとともに長い間、新車販売台数でトップを走ってきたアクアの燃費は、2017年型アクアでカタログ燃費が34.4km/L、実燃費が25.34km/Lとさすがの数字です。

もうこのクラスの燃費に慣れてしまうと、なかなか一般のクルマには乗れなくなってしまいますね。

ノートe-power

アクア、プリウスに代わり久々に日産車として、新車販売台数トップに躍り出たノートe-power(2016年型)は、カタログ燃費34~37.2km/L、実燃費が20.10km/Lとなります。

何度かノートe-powerはレンタカーで利用したことがあるのですが、筆者の感覚では高速中心の運転でしたが、15~17km/Lというところでした。正直、それ以前はプリウスを借りることが多かったので、意外と伸びないなと感じました。ただ、力強い走りは気に入っています。

 

高級車のハイブリッドの燃費は?

レクサスISフロント
http://newsroom.toyota.co.jp

高級車でもハイブリッドカーが出ていますが、数はそれほど多くはなく、レクサス以外はそれほど普及していないというところです。

レクサスCT

レクサスブランドのハイブリッド車で、HSより距離が伸びます。カタログ燃費が26.6~30.4km/L、実燃費が20km/Lとなっています。個人の好みの問題はありますが、BMW1シリーズやベンツの同タイプと比較すると約2倍の燃費となります。

レクサスIS

同じくレクサスの人気車種であるISです。2015年型4WDのカタログ燃費が20.4km/L、実燃費が15.09km/Lとなり、このクラスでこの数字は非常に満足度の高い数値となります。

クラウン

同タイプの欧州車ハイブリッドの燃費を見ていると、さすが国産車、クラウンの数値の良さが目につきます。2018年型4WDのカタログ燃費が18.2km/L、実燃費が15.78km/Lとなります。

 

ハイブリッドでも意外と伸びないクルマとは

キング・オブ・ミニバン アルファード
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/

ハイブリッドといえば、コンパクトカーなら20km/L以上、セダンで15km/L以上ならよしとされるのかと思われますが、人気のSUVやワンボックスカーなどのように重量の重いクルマの中にもハイブリッド車は多くあります。

一昔前のワンボックスカーは、今考えると恐ろしいような燃費の悪さでしたが、最近のハイブリッド車ではどうでしょう。

ヴェルファイア

人気のワンボックスカー、トヨタのヴェルファイアは個人間カーシェアでも人気ランキング上位に位置しています。この7~8人乗りの2015年型のヴェルファイアハイブリッドのカタログ値は18.4~19.4km/L、実燃費が12.23km/Lとなります。

この数値、ハイブリッドとしてはどうなのよ、ということかもしれませんが、昔のワンボックスに乗っていた人なら「えっ、こんなに伸びるの?」というところではないでしょうか。

スバル・フォレスター

スバル車を購入する人に燃費を気にする人がいるのでしょうか?という疑問はありますが、燃費は良いに越したことがないでしょう。さて、人気車種であるスバル・フォレスターHV(4WD)のカタログ燃費は14km/L、実燃費が11.83km/Lとなります。

日産・エクストレイル

人気車種のSUV日産エクストレイルHV(4WD)はカタログ燃費が19.6~20km/L、実燃費は12.89km/Lとなります。ここ数年大人気車種となったトヨタ・CH-Rが同じSUVとして実燃費20km/Lをたたき出していますので、見劣れしてしまっています。

 

カーシェアには燃費の良いクルマが多い

カーシェア3社

タイムズカーシェア・オリックスカーシェア・カレコなどの事業者の提供するカーシェアリングサービスでは、車両をいかに安く仕入れるかと、燃費の良い車両というのは非常に大切な要件となります。

従って、カーシェアでは、コンパクトカーなどの比較的お安く仕入れられて、かつ燃費のそこそこというクルマが多いですが、これからは燃費の良いハイブリッド車やEVなどが多く提供されることになりそうです。

いまでも、アクア、デミオ、フィットなどが多く提供されていますが(特にタイムズカーシェア)、デミオに至っては、ハイブリッドでもないのに実燃費16~17km/Lくらいは楽にたたき出しますので、カーシェア向きのクルマといえるでしょう。

もっとも、私たちカーシェアユーザーは燃費を気にする必要はほとんどありませんが!

 

まとめ

次世代モビリティサービスのデフォルトはEVとなりますが、それにもかかわらず国内のみならず世界的にも売れ出しているハイブリッド車です。

ハイブリッド車では、コンパクトカータイプなら20km/L、セダンなら15km/L以上は期待したいところですが、SUVやワンボックスカーでも15kmに近い数字であればほぼ満足する人が多いのではないでしょうか。

カーシェアリングサービスでも、今後は、ハイブリッドやEVが増えてくることが予想されます。

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