最も安いカーシェア・レンタカーを検索
カーシェアリング

煽り運転対策に抜群の効果!ドライブレコーダーは前後に付けたほうがよいのか?

シェアする

大人気のドライブレコーダー

PEXELS

日経トレンディが選んだ2018年の大ヒット商品の第2位となったのがドライブレコーダーです。

何故、こんなにも大ヒット商品となったのか、様々な理由があると思われますが、最大の理由として考えられるのは煽り運転対策としてでしょう。

実際に、どのくらいの人が煽り運転で本当に悲惨な思いをしたのかは疑問ですが、テレビのワイドショーでこれでもかと煽り運転による事故が報道されると、誰しもドライブレコーダーの存在が気になるところになってしまいます

確かに、高速道路などでは法定速度を大幅に超えて運転しているドライバーもいますし、追越し車線で後ろから煽られたり、あるいは、追越し車線で車線を譲らなかったことから、嫌がらせを受けたという人もいるでしょう。

可能性としては、それほど多くなくとも万が一に備えるという意味では保険にも似たところがあり、ドライブレコーダーをつけてさえいれば、煽り運転対策として非常に有効であるという噂が広がったこともドライブレコーダーの爆発的なヒットにつながったといえるでしょう。

また、ドライブレコーダーというと、高性能な機器ということから価格が高いと考えていた人も多いと思われますが、実際には、安いものであれば1~2万円でも購入可能というところから、保険代としては安いということも人気になったと考えられます。

 

カレコ 新バナー

ドライブレコーダーって前だけでいいの?

KENWOOD公式サイト

ドライブレコーダーというと、前にカメラを設置しているものが多かったのですが、本当に前だけでも良いのでしょうか?

煽り運転対策として考えたら、正直後ろから煽られてもそれほど怖くないでしょうし、前方さえ塞がれなければ危なくないという気もします。

しかし、それ以外には、後から追突されることもありますし、クルマが盗難されるということもあります。従って、煽り対策だけ考えたら必要性はそれほど大きくはありませんが、それ以外の用途では、価格の問題はあるにしてもあるほうがよいということになります。

それほど高額な商品ではないところから、保険としては安いものだと考える人が多いようで、最近では前後タイプのドライブレコーダーの売れ行きが大きく伸びています。

 

ドライブレコーダーの販売状況

カーシェアリング料金徹底比較
pakutaso.com

2019年3月28日に、GFKジャパンが「2018年ドライブレコーダーの販売動向」を発表しています。

これによると、2018年のドライブレコーダーの販売台数は前年比28%増の139万台となっており、前後カメラ搭載モデルの数量構成は何と1%から18%に拡大しています。

また、前後カメラ搭載モデルなどの高機能モデルの高価格ドライブレコーダーが拡大したことにより、ドライブレコーダーの平均価格(税抜き)は前年比12%上昇して15,700円になっています。この影響により、売上比では前年比44%増になったといいます。

前後カメラ搭載モデルや安全運転装置付きなどの高機能タイプが増えたことで、高価格帯のドライブレコーダーが年々売れている背景には、2017年6月に起きた東名高速道路での煽り運転による死亡事件の影響が大きく、あの事件以降の半年くらいは品薄状態となっていたくらいです。

事件の悲惨性もそうでうすが、1日に何度も、しかも連日ワイドショーなどで報道されていたのは記憶に新しいところです。これを機に、ドライブレコーダーは大ヒット商品となっていきます。

 

ドライブレコーダーを前後に付ける3つのメリット

pexels

価格にそれほどの差がないのであれば少しでも安全を担保される商品を、というところでしょうか?販売台数が大きく伸びている前後カメラ搭載ドライブレコーダーですが、考えられる大きなメリットが3つあります。

証拠を前後・後方ともれなく記録できるところ

これは代表的なメリットとなります。前述したように、前からの煽り運転や信号無視のクルマの衝突事故などは前法のカメラで記録されますが、追突事故の場合には後方カメラが非常に有効となります。もちろん、悪質なドライバーが車間距離を狭めた煽り運転をした場合にも有効です。

危険運転から身を守れる

実際には、この効果を期待してドライブレコーダーを設置する人が大半かもしれません。いわゆる「抑止効果」というもので、煽ってくるドライバーの多くは映像で記録され警察に通報されることを極度に嫌がります。煽り運転は社会問題化しており、罪も重くなりましたので、カメラが回っているクルマは煽らないだろうという安心感があります。

自宅の監視カメラなども同じ「抑止効果」があります。つまり、これほどの準備をするような人を相手にしたくはないというのが空き巣の本音かもしれません。

「ドライブレコーダー前後搭載車」というワッペンだけでも「抑止効果」はありそうですね。

盗難予防にもつながる

ドライブレコーダーに期待されるもう一つのポイントが盗難予防となります。24時間カメラを回すことで万が一の盗難時にも映像を記録することができますが、この場合には前後カメラ搭載ドライブレコーダーが威力を発揮します

 

時代とともに変わってきたドライブレコーダー

pexels

2017年の東名高速道路の煽り運転による死亡事件以来、販売台数が大きく伸びているドライブレコーダーですが、商品時代はかなり以前から販売されていました。

ドライブレコーダーが以前にはそれほど普及しなかったのは、ドライブレコーダーの映像は「即、裁判で有利になるとは言えない」というのが常識であったからです。

ところが、最近では、映像が鮮明になり、証拠能力が高まったためにドライブレコーダーの映像をもとにした判例も出て、今後ますます増えるだろうと予測されています。ほかにも、自動車保険会社が「ドライブレコーダー特約」を設定し、保険会社が万一の際には対応してくれたり、示談などに役立てたりしています。

監視カメラ付きの一軒家をプロの空き巣は狙わないといわれています。同じように、悪質な煽り運転を繰り返すドライバーも、ドライブレコーダーが搭載されているクルマは狙わない可能性が高いでしょうし、この傾向はますます強くなっていくことでしょう。

 

まとめ

価格の問題はあるとはいえ、それほど価格的に変わらないのであれば、ドライブレコーダーは前後カメラ搭載型のほうがよいでしょう。もともと安心を買うわけですから、より安心感の高い前後にカメラを取り付けておくほうがよいでしょう。

短時間利用にメリットのあるカーシェアでは、以前はドライブレコーダーはついてはいてもユーザー用ではありませんでしたが、煽り運転などの危険運転が社会問題化する中、ドライブレコーダー搭載車が増えていくことになりそうです。

そんなカーシェアリングを、あなたのお近くのカーステーションを探したり、レンタカーや他のカーシェアリング会社との料金比較ができる『カーシェアリング・レンタカー比較のDRIVE go SEARCH』で探してみることをおすすめします!

 

シェアする
お近くのカーシェアが最安1時間540円〜

カレコ 新バナー