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車中泊ブームを引き起こした「道の駅」が続々と宿泊禁止に!何が起こっているの?

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車中泊ブームとは

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近年、道の駅や高速道路のSA/PAの駐車場などで車中泊をしながら旅行を楽しむ人たちが急増しています。とりわけ車中泊人気に拍車をかけたのが道の駅の存在で、一般道路のサービスエリアということで広まった道の駅ですが、観光地の多くに広い駐車場が用意され、お店やきれいなトイレもあり、中には温泉施設が隣接するというところも少なくありません。

こんな便利の良いスペースが無料で利用できるわけですから、キャンプ地の代わりとして利用されるようになるというのは必然的であったのかもしれません。

一般的には車中泊には以下のようなメリットがあります。

低コスト・経済的

家族で旅行しようと思ったら相応のコストがかかりますので、1年に何回もいけるというわけではありません。しかし、高額な宿泊費用や食事代を節約できれば、ガソリン代と高速料金プラスαで家族やグループで旅行することも可能です。

自動車メーカーでも、エコカーと並んでミニバンやSUVが大人気となっており、これらを利用すれば車中泊でもそこそこの環境で旅することもできるでしょう。

合理性

お金の問題ばかりではなく、例えば、普通に連休にクルマで旅行をすると渋滞という大きな問題にぶつかります。しかし、金曜日の夜から出発して、高速道路のSA/PAや道の駅に車中泊すれば、土曜日早朝から観光などが楽しますし、渋滞を避けて走ることも可能となります。

金曜日の夜も旅館に泊まればよいではという考え方もありますが、これは机上の空論に近く、遅い時間だとチェックインできない旅館がほとんどなのです。一部のホテルなどでは対応してもらえますが、これなら車中泊のほうがよいと考える人は多いのではないでしょうか。

高速道路も夜間割が利用できますから、この方法は本当にクルマでの旅が好きな方には都合よくできているのです。

気軽に旅行することができる

経済性とも関係しますが、お金がかからないので前もって計画する必要性もなく、行きたいときに気軽に出かけられるという大きなメリットもあります。キャンプ場だと天候を気にする必要もありますが、車中泊ならその心配もありません。

その他にも様々な理由があるでしょうが、道の駅ブームは、同時に車中泊ブームを生んでしまったというのは、ドライバーの責任というよりはビジネスモデルの問題であったような気もします。

 

道の駅で車中泊が禁止されるようになった理由とは

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さて、そんな大人気の車中泊ブームでしたが、このブームに水を差すような状況がここ数年にかけて発生しています。

何と、車中泊ブームの原因ともいうべき「道の駅」で車中泊を禁止する動きがあちらこちらで起こっているのです。一体、何があったというのでしょう?

この辺りは大人の事情ともいうべき理由があるのでしょうが、道の駅がこれほど人気化する以前には、少しでも集客したいというつもりが、車中泊で利用する人たちも呼び寄せたわけです。

ところが、道の駅が人気化してくると、長時間駐車場を占拠されてしまうと売り上げにも影響するでしょうし、キャンプ場ではないわけですから、清掃などの問題も当然出てきたのでしょう。

また、一部の利用者による常識を超えた迷惑行為というのも実は大きな理由となっているようです。車中泊するのなら、夜遅くにきて朝早くには出ていくというのであれば、まだ考慮される余地もあるでしょうが、前述のように、無料だからといって長時間駐車場を占有するクルマが少なくないそうです。

また、中には駐車場でバーベキューを始めたり、トイレが綺麗だからということで洗面所で炊事する人も多くいるようです。このようなことから、車中泊を禁止せざるをえなくなったという道の駅も少なくはないのです。

加えて、観光地などに多い道の駅は、観光地の旅館などとも共存しているわけですから、車中泊を認めることは旅館の営業を妨害していることにもなりかねず、最終的には自分の首を絞めることにもなりかねないという理由もあります。

車中泊が禁止かどうかは、各道の駅の公式サイトに書いてあったり、道の駅の看板にも書いてあったりしますので、事前に確認しておくとよいですね。中には、車中泊歓迎という道の駅も少なからずありますので。

 

国土交通省の見解は

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高速道路のSAやPAでも車中泊というケースはあるでしょうが、そもそも高速道路でゆっくりと旅するということも少ないでしょうから、高速道路ではあくまで仮眠というのが実情のようです。

国土交通省では、道の駅での車中泊についてどのような見解を示しているのでしょうか。

国土交通省の公式サイトには、「『道の駅』は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。もちろん、『道の駅』は、ドライバーなど皆さんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません」とあります。

つまり、仮眠はOKですが、車中泊はNGということになります。まあ、当たり前といえばそれまでですが、ブームに火をつけてしまったという問題もありますので、あまり強くも言えないということでしょうか。

とは言え、禁止されているところで車中泊してトラブルとなるのも困りますので、事前に調べて、車中泊OKの道の駅かどうかを知っておく必要があります。

 

車中泊歓迎の道の駅もある

数は少ないながらも、車中泊歓迎という道の駅もあります。ただし、それにはそれなりの事情があるようで、利用者数が激減していたり、赤字経営で少しでも集客したいという思いが道の駅側にある場合に限られます。考えてみれば、人気化する前の道の駅もそうだったわけです。

また、グレーゾーンというべき道の駅も少なからずあります。やんわりとお断りしているケースもあるようですが、夜遅くにきて朝早くに出発したりと、常識さえ守ってくれればOKというニュアンスのところもあります。

この辺りは判断が難しいところですが、原則として仮眠であれば問題はなさそうです。

 

カーシェアで車中泊

ホンダN-BOX
https://www.hondanews.info/ja/

 

道の駅では、車中泊禁止の流れとなっていますが、車中泊マップなどで確認すれば車中泊OKの場所は多くありますので、カーシェアリングで室内の広いタイプのクルマを長時間パックで借りて楽しみたいものです

まとめ

道の駅の人気化は、車中泊ブームの火付け役となってしまいましたが、様々な問題により、ここにきて多くの道の駅では車中泊禁止の流れとなってきています。

カーシェアリングサービスでも、車中泊に適したクルマが提供されているケースもありますので、車中泊マップなどで安心できる場所を見つけて楽しみたいものです。

そんなカーシェアリングを、あなたのお近くのカーステーションを探したり、レンタカーや他のカーシェアリング会社との料金比較ができる『カーシェアリング・レンタカー比較のDRIVE go SEARCH』で探してみることをおすすめします!

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