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これからの時期、万が一の大雪のための準備をしておこう!

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これからの時期、クルマの運転時に準備しておきたいこと

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異常気象という言葉が頻繁にメディアに登場するようになっていますが、私たちにはもはや異常ではなくなってきて、悪い意味で慣れてきてしまっているようです。多少の異常気象であれば、人間の適用能力で何とか乗り越えることもできるのでしょうが、怖いのは異常気象による災害です。

毎年のように、世界で最も進んでいると言われ、また安全な国といわれる日本でも異常気象による災害で多くの人命が失われています。「備えあれば患いなし」ともいいますが、ここでは、これからの時期に気を付けたい厳冬に備えて、クルマの運転時に用意しておきたいものを解説します。

 

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雪道を走る前に準備しておきたいもの

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タイヤチェーンとジャッキは必須

降雪地帯では、すでにスタッドレスタイヤを装着しているドライバーも多いでしょうが、それでもタイヤチェーンとジャッキは携帯しておきたいところです。スタッドレスタイヤは、乾燥した道路でも問題なく使え、スピードも出せるなど多くのメリットもありますが、険しい山道やアイスバーンなどでは有効でないケースもあります。

タイヤチェーンには、昔からの金属チェーンとゴムやウレタンでできている非金属のものがありますが、金属チェーンの場合には価格が安いうえに小さくまとめることもでき携帯性に優れていますので、スタッドレスタイヤ着用で万が一に備えるのに適しています。

けん引ロープとスコップ

積雪量が多い際の雪道では、立ち往生して動けなくなることもありますが、その場合にクルマをけん引するのがけん引ロープです。万全を期すのであればけん引ロープも携帯したいものです。

また、意外と役に立つのがスコップです。もう普段の生活では家庭菜園でもやってない限りは使用することもなくなったスコップですが、雪道では非常に役立ちます。駐車場に駐車していて積もった雪を除去したり、雪によるスリップで動けなくなった時の除雪作業に使えます。

ブースターケーブル

雪道走行時に気を付けたい問題にバッテリー上がりがあります。最近は、バッテリーの性能がよくなっており、昔ほどバッテリー上がりで立ち往生しているクルマを見かけることもなくなりましたが、厳冬の雪道となると話は別です。

ただでさえ冬場はワイパーやヒーターの連続稼働でバッテリーは消耗しがちですし、寿命が近づいている場合には寒さで上がってしまうことも考えられます。不測の事態に備えてブースターケーブルを携帯しておくと、いざという時に本当に携帯しておいてよかったと思います。

ロードサービスの連絡先

これは冬場に限った話ではありませんが、不測の事態に備えて、JAFの会員証や保険会社等のロードサービスの連絡先はクルマに必ず携帯しておく必要があります。

その他、携帯しておきたいもの

チェーンの着脱時などは、軍手や懐中電灯なども携帯していると重宝します。軍手は必須といっても良いくらいです。懐中電灯については、最悪スマホアプリという手もありますが、意外とスマホのバッテリーくいますので、100均のLED懐中電灯(電池を忘れずに入れておきましょう)を携帯しておきたいところです。

また、降雪地帯ではよく利用されていますが、駐車場に一晩クルマを駐車しておくと、ガラス面に付着した水分が凍結したり霜が降りたりしますので、これを簡単に取り除くアイスクレーバー(霜取り用のへら)や解氷剤も用意しておくと便利です。

さらに、お子さんや女性が冬場に乗車する場合には日常的に携帯していることも多い毛布は、冬場には何かと重宝します。冷え性の方の多い女性にはもちろん、災害時の防寒具としても使えますし、雪道でスリップしてどうにも動かなくなった時には、タイヤと雪の間にはさめば脱出することができます

 

まさかの厳冬期の車中泊って、どんな状況!

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近年の異常気象による豪雪などによって、車内で天候の回復や救援を待たなけれなならないような事態が増えています。知っておきたいのは、厳冬期にエンジンを停止させた状態の車内温度は想像以上に低下するということで、3時間前後で車内温度は氷点下まで下がるという実験結果もあります。

外気温度や車内温度、加えて車内の広さなどにより異なりますが、この状態で車内に長時間いるということは非常に危険な状態となることになり、着ている服装にもよりますが、この状態で長い時間が経過し、身体の中心部の体温が約35℃まで低下すると「低体温症」となることがあり、身体が震えるなどの「寒冷反応」が発症する確率が高まります。

さらに、そのまま時間が経過して体温が約30℃まで低下すると、身体の血液が滞る「抹消循環不全」という危険な症状が発生することがあります。

 

厳冬期の車中泊で準備しておきたいもの

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厳冬期に不可抗力により車中泊しなければならなくなった場合には、上記のような状況を想定して、最低限の準備として体に張り付けるタイプの使い捨てカイロや人数分の毛布をクルマに携帯しておきましょう。寝袋があるとさらに良いですね。

また、毛布などを準備する際には、寒さをしのげる目安となる温度にも注意が必要です。メーカーや寝袋の種類にもよりますが、「最低使用温度」「リミット温度」などの表記が氷点下以下となっているものが望ましいといえるでしょう。寝袋や毛布の使用には、下に保温マットの類を併用すると保温効果が高まり底冷え緩和に役立ちます。

もちろん、すぐに救助に来てもらえないケースも十分想定できますので、厳冬期のドライブでは飲み物や食べ物は多めに積んでおきたいものです。

 

エンジンをかけたまま就寝しても大丈夫?

厳冬期の車中泊で多くの人が気になるのが、エンジンをかけたままで就寝しても大丈夫?ということになるでしょうが、これは、可能な限りエンジンは停止(アイドリングせずに)させます。クルマの排気ガスが車内に入り一酸化炭素中毒で死に至ることもあるからです。

もちろん、緊急回避措置として、一時的にエンジンをかけてヒーターを稼働させることは致し方ありませんが、そうした状況にない限りはエンジンは停止するようにしましょう。エンジンをかけたまま就寝してしまうという状況は非常に危険です。また、再出発時に少しでも燃料を多く確保しておくという観点からも、長時間のアイドリングは避けるべきでしょう。

やむを得ずアイドリングする場合にも、マフラー付近の除雪は頻繁に行うことは忘れないようにします。

 

まとめ

これからの季節、異常気象による大雪には十分な注意が必要であるとともに、そのような状況でクルマを運転する場合には事前にしっかりと不測の事態に備えて準備をしておくことが重要です。不測の事態は、まさかというタイミングでやってきますので、必要最低限のものは常備するようにしておきたいところです。

また、レンタカーやカーシェアを利用する場合には、常備するということはできませんので、長時間利用の際には最低限のものは自分で用意しましょう。「備えあれば患いなし」で安心して安全なカーライフを送りたいものです。

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