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スピード違反、何キロオーバーだと捕まるの?

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カーシェアユーザーは注意したいスピード違反

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運転免許証にはゴールド免許証という「優良免許証」があり、実際に所有している人も多いでしょうが、このゴールド免許証を手にするためには、過去5年間にわたって無事故無違反であることが必要となります。従って、日常的にクルマを運転している人のようなケースでは手に入れるのが非常に難しい免許証となります。

しかし、それではどのくらいの人がゴールド免許証を所有しているかご存知でしょうか?普段、日常的に運転している人の感覚から言えば相当少ないはずと思われるでしょうが、実は、警視庁のホームページで見てみると、平成29年度のゴールド免許証の取得者は、何と免許更新者の約56%となっているのです。

つまり、免許更新者のうちの2人に1人以上がゴールド免許証を手にしていることになるのです。驚きの数字という感じもしますが、言うまでもなく、このことは如何にペーパードライバーが増えているかということを証明していると考えても良いでしょう。

免許更新者の56%が過去5年間にわたり交通事故はおろか、交通違反も犯していないということは、高い確率でこの56%のゴールド免許取得車は過去5年間にわたってほとんどクルマを運転していない人たちであり、これらの人の多くにとってカーシェアリングサービスは非常に都合の良いサービスとなっています。

このように、カーシェアユーザーの多くはあまり交通違反を経験したことのない人が多いはずで、言い換えれば、交通違反について慣れていない人がほとんどであり、特に、交通事故にも繋がりかねないスピード違反についてしっかりと理解しておくことは、カーシェアユーザーにとって非常に重要です。

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スピード違反って何キロからなの?

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カーシェアマーケットの急拡大により、メリットの多い短時間利用ばかりか、レンタカーのように利用する人も増えてきており、一般道ばかりではなく高速道路も運転するケースが増えています。

特に、運転に慣れている人でも直線が続く高速道路ではスピードを出しがちになりますし、カーシェア利用者のようにたまに運転する人の場合には注意だ必要です。気分良く飛ばしていると、後ろについていた覆面パトカーから停止するように求められたりします。

それでは、一体スピード違反というのは、どのくらいのスピードから取りしまわれてしまうのでしょうか?例えば、60km制限の一般道を65kmで走ったからといってスピード違反で捕まったという話も聞きませんし、80km制限の高速道路を85kmで捕まったという話も聞きません。

警察庁交通局

平成24年の警察庁交通局の資料によると、交通違反件数2,221,120件のうち、15km未満での取締り件数は40件となっており、このデータからは時速15km未満であれば99%スピード違反で捕まる可能性はないということになります。

もちろん、約5年前の資料ですし、15kmまでであれば捕まらないということではなく、あくまで目安として考えるという程度にしておくほうが無難でしょう。

一般道で制限速度50kmという場合には、15kmというのは70km以下ということで余裕のある数字となりますが、高速道路で制限速度が80kmの場合には95km以下ということで、それほど余裕ある数字とはなりません。

安全運転を心がけるに越したことはありませんが、高速道路では流れに乗ることも非常に重要ですから、一応の目安として頭の中に入れておくとよいです。

 

オービスって何よ?

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高速道路や一般道を走っているとたまに見かける自動速度取締装置ですが、この自動速度取締装置のことをオービスと呼びますが、これはアメリカのボーイング社製装置の商標のことで、厳密に言うとすべての自動速度取締装置がこの装置ではないのですが、日本では一般的にオービスと呼ばれるようになっています。

高速道路などではオービスに気づくといきなり減速するような人も多いのですが、どのレベルのスピード違反の際にライトが赤く「ピシャッ」と光るのでしょうか?

結論から言うと、オービスによる速度違反について公表されているもの(数字)はありません。ただ、一般的には、一般道の場合には30km超、高速道路の場合には40km超で装置が作動するといわれています。

この数字は、実際にオービスが作動してスピード違反で捕まった人たちの口コミから出されている数字であり信憑性の高いもので、かつ、一般道の場合には30km超のスピード違反・高速道路の場合には40km超のスピード違反で一発免停となりますので、非常に説得力のある数字です。

これらのことから、オービスによるスピード違反は、余程悪質と考えられる違反を取り締まるためのものであると考えても良いかもしれません。

ただし、カーシェアリングユーザーは注意したほうが良いのは、首都高に設置されているオービスで、首都高の制限速度は通常は60kmとなっていますが、実際には、普通に時速80~100kmくらいで流れています。

これを当たり前のものだと考えて、空いている高速道路を100km前後で走っているとオービスが作動してしまう可能性もあるわけです。実際に、多くのドライバーがこれにより一発免停となっているのです。

また、各都道府県によっては、オービスの作動する速度を変えているところもありますので、十分注意が必要となります。

 

知っておきたいスピード違反の罰則・罰金

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さて、いくら注意していても運悪くというか、自業自得でスピード違反で捕まってしまうこともあるでしょう。それでは、スピード違反をした場合の罰則や罰金(反則金)はどうなっているのでしょうか?

スピード違反は、超過した速度によって点数と反則金が異なってきます。また、違反を犯した道路が一般道なのか高速道路なのかによって異なります。

高速道路

超過速度(km/h)減点数(点)反則金(円)
1~1419,000
15~1912,000
20~24215,000
25~29318,000
30~3425,000
35~3935,000
40~496罰金
50~12

 

一般道

超過速度(km/h)減点数(点)反則金(円)
1~1419,000
15~1912,000
20~24215,000
25~29318,000
30~346罰金
35~39
40~49
50~12

 

反則金は、少し痛いくらいの金額になっていますが、カーシェアユーザーのようにコストを抑えて利用しているのにもかかわらず、仕方ないとはいえ余計なコストは支払いたくないものです。

なお罰金となると、もれなく免停の他、6ヶ月以下の懲役刑または10万円以下の罰金刑となります。これは刑事罰ですので必ず裁判(略式含む)が伴いますので、30km/h以上の速度超過のような馬鹿な真似はよしましょう。

 

まとめ

スピード違反には、その内容からあいまいな部分もありますが、特にスピードの出し過ぎは重大な事故に繋がることもありますので、スピード違反で捕まる以前に安全運転を心がけたいものです。特に、カーシェアユーザーは気を付けたいところです。

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