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カーシェアリング

カーシェアで乗車人数が最も多い車種はどれ?

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カーシェアの乗車人数

pexels

 

この数年で大きく変化しているモビリティライフですが、高い維持費を避けてカーシェアリングサービスを利用する人が急増しています。特に、駅前には必ずといっていいほどカーステーションが設置されている首都圏では、いつでも利用したいときに乗れるカーシェアリングは大人気となっています。

カーシェア最大手のタイムズカープラスの場合には、全国に10,000拠点以上のカーステーションを設置しており、ベーシッククラスの場合には206円/15分(ガソリン代込み)で利用できます。

1時間利用しても1,000円以下というリーズナブルな価格設定もあって、ちょっとした買い物や送迎などで利用する人が多く、その影響もあってか、提供されている車種の多くはいわゆるコンパクトカータイプとなり、5人乗りのクルマが中心となっています。

ところが最近では、さらにモビリティライフの多様化が進んでおり、あまりにも便利なサービスを提供するカーシェアリングサービスをグループなどでも利用したいというニーズも増えています。

例えば、仲の良い友達数名で利用する場合などでは、利用料金を割り勘にすると非常にお安くカーシェアのクルマを利用できますので、レンタカーを借りるような感覚でカーシェアを利用する人たちが増えているのです。

カーシェアリング業界のほうでも、長時間利用や乗車人数の多い車種を提供するなどその対策を打ち出しているところですが、ここでは、3大カーシェア業者であるタイムズカープラス、カレコ、オリックスカーシェアで提供されている乗車人数の多い車種についてまとめてみました。

 

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タイムズカープラスで乗車人数が多い車はどれ?

タイムズカーシェア
http://timescar.jp/plus/

 

2017年12月には、前述のように首都圏を中心に10,000拠点以上のカーステーションを設置し、提供するクルマも20,000台以上になり業界断トツのシェアを誇っているタイムズカープラスの場合にはどうでしょう。

元々、タイムズカープラスの場合には、タイムズ駐車場という時間貸し駐車場を中心に急成長しましたが、グループ企業にはタイムズカーレンタル(旧マツダレンタカー)というレンタカー会社も存在しており、カーシェアではコンパクトカー中心、それ以外の車種はタイムズカーレンタルでというスタンスでした。

ところが、モビリティライフの変化により、ユーザーはカーシェアリングサービスにも乗車人数の多いクルマを求めるようになり、ライバル各社からは大人数の乗車も可能なクルマが提供されるようになり、徐々にではありますが乗車人数の多い車種も増やしているところです。

タイムズカープラスで提供されているのは、以下のようになります。

ベーシッククラス(206円/15分)

MATSUDAプレマシー(7人乗り):695台

HONDAフリード(7人乗り/2WD。6人乗り/4WD):642台

TOYOTAシエンタ(7人乗り/2WD。6人乗り/4WD):850台

プレミアクラス(412円/15分)

NISSANセレナ(8人乗り):227台

TOYOTAノア(8人乗り):106台

TOYOTA  VOXY(8人乗り):30台

さすがは業界トップのタイムズカープラスですね、全体的にはコンパクトカーがメインですが、6人以上乗車可能なクルマもこれだけ提供されています。

 

カレコで乗車人数の多いクルマはどれ?

カレコ・カーシェアリングクラブ
https://www.careco.jp/

 

国内カーシェアリンマーケットは、現在、タイムズカープラスのほぼ独占状態となっており、国内カーシェアマーケットの成長はそのままタイムズカープラスの成長といっても言い過ぎではありません。

そんな中でタイムズカープラスを猛追しているのが、三井不動産リアルティグループのカレコです。タイムズカープラスの成長は時間貸し駐車場タイムズの影響が大きいように、カレコも三井不動産リアルティの時間貸し駐車場三井のリパーク中心に急成長しています。

最近、首都圏の駅前などでは、タイムズカープラスとともにカレコのカーステーションを見かけることも多くなりましたが、数の上ではまだまだ大きく後れを取りますが、サービス内容においてはカレコのほうが上回っているところも非常に多くあります。

カレコでは、すべての面でタイムズカープラスを意識したサービス内容となっており、料金はもちろんのこと車種についてもコンパクトカーから高級車、キャンピングカーなど多種多様です。

カレコの提供する乗車人数の多いクルマは、以下のようになります。

コンパクト(130円/10分)

6人乗り以上のクルマの提供はなし

ミドル(150円/10分)

TOYOTAエクスファイア・アルバイン仕様(8人乗り):1台

TOYOTAエクスダイア(8人乗り):49台

TOYOTA VOXY・アルバイン仕様(8人乗り):2台

TOYOTA VOXY(8人乗り):104台

TOYOTAシエンタ(7人乗り):54台

HONDAフリード(7人乗り):88台

HONDA新型フリード(7人乗り):157台

ベンツ(170円/10分)

6人乗り以上は提供なし

プレミアム(240円/10分)

メルセデスベンツV220 d(7人乗り):7台

TOYOYTAランドクルーザープラド(7人乗り):2台

TOYOTAアルファード(7人乗り):10台

TOYOTAキャンピングカー(6人乗り):1台

台数でこそ、タイムズカープラスには劣りますが、車種を見ると力の入れようが感じられる内容となっています。

 

オリックスカーシェアで乗車人数が多いクルマはどれ?

オリックスカーシェア
https://www.orix-carshare.com/

日本で初めてカーシェアリングサービスの提供を始めたのはオリックスカーシェアでですが、タイムズカープラスやカレコのような時間貸し駐車場というキラーコンテンツを持たないことから、ライバル2社ほどの急成長はしていません。

タイムズグループ同様に、オリックスグループにもオリックスレンタカーがあり、原則としてはカーシェアで提供できないクルマについてはレンタカーでというスタンスですが、オリックスカーシェアのクルマは比較的新しく車種も魅力的と評判です。

オリックスカーシェアの提供する乗車人数の多いクルマは、以下のようになります。

HONDAフリード(7人乗り):3台

HONDAフリードハイブリッド(7人乗り):9台

HONDAステップワゴン(7~8人乗り):8台

タイムズカープラスやカレコと比べると、提供台数は少なくなっています。

 

まとめ

コンパクトカーばかりかと思っていたら、実はこれほどの数の7~8人乗りのクルマも提供されていました。今後はさらに増えてくるでしょうから、グループでの利用などでお得に利用したいものです。

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