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カーシェアで車中泊はお得なのか?ネカフェやビジホと比較してみた

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カーシェアで車中泊って!

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https://plus.timescar.jp/use/return.html

 

モバイル最大手のドコモが提供するdカーシェアの調査によると、カーシェアの平均利用時間は、1時間以内の人が全体の2割で、3時間以内の人が約6割短時間利用に高い需要があることが分かります。

マイカー所有者でも短時間しか利用しないのであれば、非常にコストパ高いものとなりますし、レンタカーでは一部を除いて6時間以上からのサービスとなりますので、3時間以内の短時間利用というマーケットはカーシェアにはぴったりと当てはまる分野であったわけです。

そのようなことで、一気に人気化したカーシェアサービスは、首都圏の駅前などの時間貸し駐車場を中心にこの数年で一気に成長することになりますが、これによりさらに利便性を増したカーシェアでは、車としての短時間利用以外にも車内をスペースとして利用するという需要も増えてきました。

dカーシェアの調査によると、カーシェアサービスを車としての利用以外にも利用する人が増えてきており、仮眠・電話ボックス代わり・カラオケ・授乳などで利用されています。

そして、遂に登場したのが、カーシェアを利用しての車内泊で、急増する海外旅行者などの影響で首都圏でのホテル不足は深刻な問題となっていますが、簡単便利に予約できるカーシェアなら夜間は空いていることも多く、しかも安く泊まれるということで人気化しそうな勢いなのです。

 

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ネカフェ・ビジホと比較しました

pexels

 

残業や飲み会などで終電に乗り遅れた場合には、まずタクシー利用が考えられますが、自宅までタクシー料金が1万円を超えるという人も多いでしょうから、そのケースでは、ビジホを利用するか、ネカフェを利用することになります。

ビジホやネカフェの場合には平日でも部屋をとることさえ難しいという問題があります。ビジホの場合には都心部ともなると、ほぼ満室状態となり、空いていても7,000円前後から1万円以上で、高い部屋でもよければ見つけることはできるでしょう。

ネカフェの場合には予約制ではありませんので、そのまま店に出向くことになりますが、週末の場合にはいっぱいで入れないことも多いですし、個室タイプとなるとネット難民に独占されていることもあり、平日昼間でも取れないことがほとんどです。

価格的には、ナイトパックで5~12時間前後利用しても1,000円から3,000円前後というところで非常に魅力的なのですが、残念ながら予約できないことと、入れない可能性があることがネックとなります。

これに対して、カーシェアの場合には夜間はほとんど空いているというのが最大のメリットになるかもしれませんが、夜間から夜中にかけてはカーシェアを利用する人というのはほとんどいませんので、借りれる可能性は非常高いですし、事前に予約可能ですから非常に便利です。

首都圏を中心に展開するカーシェアサービス大手3社のナイトパック商品の料金は以下のようになります。

タイムズカープラスレイトナイトパック24時から翌超9時2,060円
タイムズカープラスダブルナイトパック18時から翌超9時2,580円
カレコ夜間パック18時から翌超9時2,500円
オリックスカーシェア夜間パック20時から翌超9時2,500円

 

価格的には、ネカフェとカーシェアがほぼ同じくらいというところですが、確実に利用するならカーシェアで車内泊という選択肢になるでしょう。

ただし、ビジホやネカフェの場合にはトイレの心配をする必要がないのですが、カーシェア利用の場合にはトイレの問題があります。寝る前にどこかで済ませておくか、近くに公園があるカーステーションを探しておくと便利です。

 

車内泊に向いている車種とあると便利なグッズ

N-BOX 室内
http://www.honda.co.jp/Nbox/webcatalog/interior/cabin/

 

車中泊で快適さを求める人もいないかもしれませんが、かと言って、あまり窮屈なもの眠りずらいものですから、なるべくなら座席シートがフラットになるような車種が車中泊には向いているでしょう。

実際には、カーシェアで提供されている車の大半はコンパクトカータイプとなりますので、車内の広さは期待できませんが、後部座席はフラットにできるタイプのものが多くありますので、その場合には比較的ゆっくりと休めます。カーシェアで多く提供されているホンダフィットなどはこのタイプとなります。

また、カーシェアでの車中泊の場合には、比較的人通りの多いところの時間貸し駐車場というケースが多いでしょうが、周りが気になる場合にはサンシェード車内用カーテンがあると外から見えにくくすることは可能です。

近くにコンビニがある場合には、ティッシュペーパーやミネラルウォーター、タオルがあれば購入しておきたいものです。

 

カーシェアで車中泊するメリット

カーシェアは、24時間いつでも低料金で利用できるというメリットがありますが、車の運転での利用がメインですから夜中に借りる人は少なく、料金設定も夜中の料金は通常よりも著しく利用しやすいリーズナブルな料金設定になっています。

また、この数年で急成長しているビジネスですが、カーシェアサービスが提供されるのはカーステーションと呼ばれる場所で、これは駅前などの時間貸し駐車場に多く設置されているため、首都圏であれば探すのにそれほど苦労することはありません。

予約もPCやスマホから簡単にできますので、近くの予約されていない車を見つけて予約を入れるだけで簡単に利用できます。

自宅に駐車場があるのであれば、そのまま乗って帰って翌日の9時までに返却すれば2,500円前後で済みますので、タクシーよりはだいぶ安いでしょうから、このような利用方法もありです。(もちろん、飲酒している場合には運転はできません。)

 

カーシェアで車中泊する際の注意点

pexels

 

エンジンのかけっぱなしに注意

季節にもよりますが、冬には暖房で夏にはエアコンとエンジンをかけっぱなしにして利用したいという気持ちは分かりますが、車中泊ではこれが最も危険な行為で、一酸化炭素中毒による死亡事故が毎年のように報告されており、エンジンは止めるか、我慢できないような気温であれば車中泊はあきらめるということが大切です。

飛行機だけではないエコノミー症候群

熊本大震災でよく話題になっていましたが、車中泊も連続して利用しているとエコノミー症候群になる可能性があります。個人差もありますが、なるべく寝るときには後部座席をフラットにするなどして、ゆっくりと休みたいものです。

車上荒らしに注意

最近では、あまり聞かなくなった言葉ですが、カーシェアで車中泊が増えるようだとプロの車上荒らしに狙われる可能性があります。ロックすることはもちろんのこと、カーテンやタオルでなるべく外から中が丸見えにならないようにしておきましょう。

職質される可能性も

現時点では、カーシェアで車中泊する人もそれほど多くはありませんので、夜間パトロール中のお巡りさんから職務質問される可能性はあります。違反行為ではありませんので、落ち着いて対応しましょう。

 

まとめ

カーシェアの車中泊は、モビリティライフの変化というよりも、東京オリンピック前のホテル不足の問題が影響している可能性はありますが、これほど便利なカーシェアが夜間に利用されることはほとんどないということから、ビジネス的には面白そうです。

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