カーシェアリング

那覇空港の渋滞緩和に、公共交通機関とカーシェアの組み合わせ!

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沖縄が渋滞日本一って本当なの?

PEXELS

沖縄といえば「海」、都会の喧騒を忘れて癒しを求めて沖縄に行く人は後を絶ちません。近年は、日本人観光客よりもアジア各国、特に中国、韓国や台湾からの旅行者が目立ちますが、7~8月のハイシーズンはもちろんのこと、1年を通して多くの観光客でにぎわいます。

初めて沖縄に行くと、まずは那覇空港の混雑ぶりに驚くことになり、次に、レンタカーの多さにも驚くことになります。大抵の観光客は、レンタカーやバスでお目当てのビーチ沿いのホテルに向かいますのでそれほど気づかないのですが、実は、沖縄、とりわけ那覇市にはもう一つの顔があります。それは、何と交通渋滞が日本でもトップクラスの酷さなのです。

沖縄の人口は約145万人で、48都道府県の中でも非常に少ないほうですし、観光以外はこれといった産業がないことも知られており、それなのに渋滞って、そんなに爆買いツアー客が増加中なの?と思いがちですが、渋滞の理由はそればかりではなさそうです。

 

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沖縄の渋滞状況がひどい理由とは

ゆいレール公式サイト

公共交通機関が少ない

沖縄県はJRが走っていないとは有名ですが、もちろん地下鉄も電車も走っていません。空港からモノレールが出ていますが、これも現時点では那覇市内までとなっており、観光客など一部の人しか利用しません。

沖縄はクルマ社会

公共の交通機関が少ないことから、沖縄では、多くの人が通勤・通学にクルマやバイクを利用します。沖縄県の人口145万人に対して、クルマは100万台以上登録されていますので、一家に1台以上のクルマがあることになります。

沖縄でレンタカーを利用したことがある人なら経験しているかもしれませんが、朝の混雑のみならず、夕方の帰宅ラッシュに遭遇してしまうと、観光どころではなくなってしまいます。

沖縄の道路は滑りやすい

これは知らない人のほうが多そうですが、沖縄の道路は本土の道路とは異なり、県内で採取される隆起サンゴ礁石灰石を利用しているため、水にぬれると非常に滑りやすいという特性があり、沖縄県のドライバーは習慣的に速度をあまり出さないようになっています。

もともと渋滞もひどいわけですし、道路もそれほど多くありませんので、急いでも仕方がないと考えているドライバーが多いようです。ちなみに、高速道路では、隆起サンゴ礁石灰石ではなく、本土と同じ材質のものが使用されていますので安心です。

レンタカーが多い

言うまでもありませんが、沖縄では「わ」ナンバーや「れ」ナンバーの車を多く見かけますが、特に那覇空港周辺には驚くほど多くのレンタカー会社があります。料金も本土と比べると非常にお安く(競争が厳しいことも要因)、観光客の多くは、レンタカーを利用するか、高速バスなどを利用するかとなりますので、必然的にクルマの数は多くなります。

近年は、アジア各国からの団体旅行も激増していますので、バスも多く走っています。

 

那覇空港の渋滞緩和にカーシェアが

タイムズカーシェア
http://timescar.jp/plus/

タイムズ24、日本航空(JAL)、沖縄県、那覇市、内閣府沖縄総合事務局は共同で、公共交通機関とカーシェアの組み合わせで、那覇空港周辺の交通渋滞を緩和する実験を2019年9月2日から開始しています。この実験は2020年3月31日まで行われます。

沖縄県の慢性的な交通渋滞に、沖縄県では交通渋滞改善に向けてTDM推進施策アクションプログラムを策定し、公共交通の利用促進や、適切な自動車利用の誘導などの様々な施策を実施・促進しています。今回は、那覇空港周辺の交通渋滞緩和に向けて公共交通機関とカーシェアの組み合わせ利用を促進します。

タイムズ24、日本航空(JAL)、沖縄県、那覇市、内閣府沖縄総合事務局は今後も連携して、カーシェアと公共交通機関の組み合わせ利用促進や、モノレール駅やバス停留所など交通結節点へのカーシェア車両配備拡大などで、沖縄県の渋滞緩和を目指します。

これに伴い、タイムズ24と日本航空(JAL)は、那覇空港に到着するJAL便に搭乗し、かつ、那覇市内に配備されているタイムズカーシェアの利用者に、カーシェアの走行距離に応じてJALのマイルをプレゼントする「那覇市走ってマイルキャンペーン」を実施します。

また、実験期間中に「走ってマイルキャンペーン」のサービスページからJMB会員番号の登録者の中から抽選で30名に、羽田空港/那覇空港線の搭乗券相当分のJALマイルが提供されます。

那覇空港行きは、ANA、ピーチもありますが、JALで行く方にとっては非常にメリット感のあるキャンペーンですね。

 

2019年沖縄のカーシェア事情

タイムズカーシェア公式サイト

3~4年前に沖縄に行った時には、確かカーシェアサービスはほとんど提供されていなく、那覇市内に数か所と大型ホテル1件とわずかなカーステーションしかなかったのを記憶しています。

実は、沖縄は観光地だからカーステーションも多いのではと思ったのですが、意外と少なく、仕方なく地元のレンタカーを利用しました。ただし、レンタカーの利用料金の安さにも驚き、こんなにレンタカーが安いのならカーシェアを利用する観光客も少ないのではとも当時は思ったりしたことを覚えています。

ところが、その後、特に那覇市内のカーステーション数が急増しています。全国レベルで見ても、人口比率から言うと非常に多いと思われます。

以前は、沖縄でカーシェアリングサービスを利用する人とは、レンタカーユーザーと同じ観光客だと考えていましたが、那覇市のカーステーションの事情を見ている限り、これは観光客ではなく地元の方が普通にカーシェアを利用しているということでしょう。

一家に1台以上のクルマがあるといわれる沖縄ですが、そんな沖縄ではカーシェアリングサービスの需要は他よりも相当大きいのかもしれません。自治体や航空会社も関心を見せるカーシェアとの組み合わせも、今後はますます増えていきそうです。

那覇空港とホテルの駐車場、あるいは、那覇市内の中心部の駐車場などを利用して、乗り捨てサービスなんていうことも意外と沖縄からはじまったりするのかもしれませんね。

 

まとめ

前回、沖縄に行った際には、高速道路が非常に空いていて快適であったことや、観光地もクルマが渋滞するようなことはなく、スムーズに回れたことを記憶しています。ただし、夕方に帰宅渋滞に巻き込まれた際には「何故」こんな混むのと思ったりしたものです。

出勤や帰宅ラッシュを避ければ、それほど心配することもないと思われますが、上記のように、舐めてかかると日本一ともいわれる交通渋滞の洗礼を浴びせられることになります。那覇市から少し離れた観光エリアなどではそれほど渋滞を気にする必要はないでしょう。

那覇市におけるカーシェアリングサービスが、首都圏並みに急増中であり、また、自治体や航空会社と共同で渋滞緩和にカーシェアが利用されているというのは大変興味深い話です。

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