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カビの臭いを絶つ!意外と知らないカーエアコン整備

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今年も大活躍してくれそうなカーエアコン

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5月、北海道の帯広で38℃を超えるなんて、今年も日本列島は猛暑を続くと予想されています。クルマに乗る際には、炎天下での熱対策は怠りなくやっておきたいところですが、何といっても最も頼りになるのがカーエアコンの存在です。

真夏日には、エアコンなしでは運転できないという状況が予想されます。万が一にも、エアコンが使えないというようなことがないように、しっかりとカーエアコンの整備をしておきたいものです。

ところで、自宅のエアコンはこの時期になるとエアコンの清掃をする人も多いです。最近では、自動清掃するエアコンが人気となっていますが、この時期気をつけたいのが、エアコン使用時の独特な臭いです。

この臭いのほとんどの原因はエアコン内に発生するカビです。いったん発生したカビはきれいに清掃しない限りは、カーエアコン独特の嫌なにおいを出し続けます。臭いに敏感な人にとってはたまらない問題ですね。

「くさい臭いは元から絶たなきゃダメ」と言われるように、カビの臭いはエアコンクリーニングをして、カビを綺麗にしなければなくなりません。

具体的に、どのようにしてエアコンクリーニングをするのかみていきましょう。

 

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フィルターがあるカーエアコンの清掃方法

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まずは、フィルターがあるカーエアコンの清掃方法です。

カーエアコン洗浄液を用意する

ホームセンターやカーショップに行って、カーエアコン専用の洗浄液を購入しておきます。エアコン消臭スプレーやクリーナーなどの名称で販売されています。

グローブボックスを外す

ダッシュボードの下の部分となるグローブボックスを外します。グローブボックスとは、ダッシュボードの下の収納部分のことです。外し方は、取っ手を引いてグローブボックスを開き、奥にあるストッパーの位置を確認します。ストッパーが確認できたら、ストッパーを手前に引きながらグローブボックスを外します。

ここが肝となりますので、うまく外せない場合にはトリセツなどで確認しましょう。

エアコンフィルターを外す

うまくグローブボックスを外すことができたら、次にエアコンフィルターを外します。外し方は、ダッシュボードの裏側に設置されているフィルターを手前に引っ張り出します。カビなどで汚れていますので、ゆっくりと引き出します。

エアコンの設定を足元に切り替える

エアコンの排気設定を足元に切り替えます。切り替えっていることが確認できたら次の作業に進みます。

エアコン消臭スプレーを噴射する

事前に用意しておいた洗浄液(エアコン専用消臭スプレーなど)を使います。洗浄剤のノズルをフィルターが設置されていた部分から差し込んで噴射します。しっかり奥まで差し込んで、エバポレーター(黒い箱状で、グローブボックスが設置されていた奥の部分に位置している)に向けて噴射すると周囲に洗浄液が飛び散らずにきれいに清掃できます。

ここまでの作業が終了したら、洗浄液の説明書きなどに従って一定時間置いておきます。

フィルターは水洗いしておく

取り外したフィルターはきれいに水洗いします。しっかりと水洗いした後は乾燥させます。

10~15分送風運転する

エンジンをかけて送風運転を10~15分行います。エバポレーターの洗浄液(エアコン専用消臭スプレーなど)が放出されて、クリーンな状態になります。送風運転が完了したら最後の作業です。

グローブボックスをもとに戻す

水洗いしたフィルターが乾燥して乾いたら、グローブボックスをもとに戻します。まず、フィルターをもとの位置に戻してからグローブボックスをもとに戻します。

グローブボックスの戻し方は、ストッパーを引っ張りながらグローブボックスを押し込みます。少々力が必要となります。また、作業中に手を挟まないように注意しましょう。

上手くグローブボックスをもとに戻せたら、何度か開閉してみて前と同じ状態であることを確認します。問題なければ、これで終了となります。

 

フィルターのないカーエアコンの清掃方法

次に、フィルターがないタイプのカーエアコンの清掃法です。

カーエアコン洗浄液を用意する

フィルターがない場合にも、カーエアコン専用の消臭スプレーなどの洗浄液を用意します。

グローブボックスを外す

ここも同じく、上記と同じようにしてグローブボックスを外します。手を挟まないように注意しましょう。こちらの場合も、この部分が肝となりますので、うまく外せない場合にはトリセツなどで確認して取り外します。

エアコンの設定を足元に切り替える

フィルターはありませんので、グローブボックスを外したらエアコンの排気設定を足元に切り替えます。切り替えっていることが確認できたら次の作業に進みます。

エバポレーターの下にタオルなどをおく

作業中に、エバポレーターから液漏れすることがありますので、汚れないようにタオルなどをなるべく広範囲に置いておきます。

洗浄液を噴射する

内気口から洗浄液(カーエアコン専用消臭スプレーなど)のノズルを差し込み、エバポレーターに向けて噴射します。ノズルはしっかりと差し込んで噴射します。差し込み方が甘い場合には、液が跳ね返ってきたりしますので注意しましょう。

10~15分送風運転する

エンジンをかけて送風運転を10~15分行います。エバポレーターの洗浄液(エアコン専用消臭スプレーなど)が放出されて、クリーンな状態になります。送風運転が完了したら最後の作業です。

グローブボックスをもとに戻す

水洗いしたフィルターが乾燥して乾いたら、グローブボックスをもとに戻します。

グローブボックスの戻し方は、ストッパーを引っ張りながらグローブボックスを押し込みます。少々力が必要となります。また、作業中に手を挟まないように注意しましょう。

上手くグローブボックスをもとに戻せたら、何度か開閉してみて前と同じ状態であることを確認します。問題なければ、これで終了となります。

 

カーエアコン清掃のタイミングとは

photoAC

カーエアコンを清掃するタイミングとしては、以下のようなケースが考えられます。

1.臭いが気になるようになったら

臭いに敏感な方の場合には、夏季の前に定期的に清掃しておくとよいですね。

2.エアコンを使用すると埃が飛んでくるようになった

埃が飛んでくるということは、内部には大量の埃がたまっている可能性があります。エアコンの効き具合にも影響が出ますので、清掃しておきましょう。

3. 吹き出し口から汚れが見える

特に、吹き出し口から黒いポツポツとしたものが見える場合にはカビの汚れである可能性が高く、その場合には大量のカビが発生していることになります。

 

まとめ

臭いに敏感な方は、自宅のエアコンを清掃することに慣れているという方も多いのではないでしょうか。カーエアコンの清掃も、基本的には同じ作業となります。カーエアコンの場合には、グローブボックスの取り外しさえできれば、何の問題もないでしょう。

自分で清掃することもそれほど難しくはありませんが、どうしてもできない場合には、カーショップなどで清掃してもらうということになります。

カーシェアの場合には、カーシェア事業者のほうでカーエアコンも清掃してもらえますので非常に楽ですね。そんなカーシェアリングを、あなたのお近くのカーステーションを探したり、レンタカーや他のカーシェアリング会社との料金比較ができる『カーシェアリング・レンタカー比較のDRIVE go SEARCH』で探してみることをおすすめします!

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