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カーシェアリング

7年間利用して感じるカーシェア本当のデメリットとは?

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カーシェアを利用したきっかけ

photoAC

7年前に自宅マンションの近くにタイムズカープラスのカーステーションができたのをきっかけに、それまで毎月10万円以上のコストをかけて利用していたマイカーを売却し、気づいてみたら7年間も利用していました。

マイカーを売却した最も大きな理由は、クルマに乗る頻度が大きく減少していたことで、週に1度の買い物のために10万円以上のコストをかけているのが何だかばかげた話だと感じ始めていたということです。

さらに、自宅近くの時間貸し駐車場に新車らしきプリウスPHVが設置されていたのも、大きな動機付けとなったという記憶があります。

何だかんだで7年間利用してきたというのは、サービスが非常に優れていると感じたからです。実は、利用開始2年後くらいに利用していたカーステーションが閉鎖されてしまうという事件もあったのですが、すぐに近くに新たなカーステーションが開設されました。

何と新たに開設されたカーステーションは我が家のマンションの隣の時間貸し駐車場で、これまでよりもさらに便利なサービスと感じるようになった次第です。

さて、そんな7年間も利用してきた筆者が、本当に残念だと思えるカーシェアのデメリットがいくつかあります。実は、巷でいわれているようなデメリットは、それほどデメリットとは感じないことも多いのですが、これだけは何とかしてほしいというデメリットについてご紹介していきます。

 

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巷でいわれているデメリットは、それほどデメリットではない?

カーシェアリングのデメリット
pexels.com

 

ネット上では、カーシェアのデメリットとして様々な問題が指摘されていますが、実はそれほどデメリットと感じないものも多くあります。

利用したいときに利用できない

いつでも好きな時に利用できるというのが、カーシェアの特徴の一つですから、自分が利用したいときに他の人の予約が入っていて利用できなければ、サービスとしての利用価値は大きく減少することになりますが、本当でしょうか?

今では週に3回前後はカーシェアを利用している筆者ですが、実は、利用したいときに利用できなかったという経験がほとんどありません。

自宅の隣のカーステーション以外には、徒歩5分以内に利用できるカーステーションはオリックスカーシェアが1か所5台のみ、徒歩10分以内だとタイムズカープラスのカーステーションが2か所4台という状況です。ちなみに、オリックスカーシェアは利用していません。

平日であれば、直前に予約してもほぼ問題なく自宅隣のカーステーションが利用できますし、混雑する土日でも自宅から徒歩10分以内のカーステーションが利用できる可能性は高くなります。

現実的には、プレミア会員の筆者は3週間前から予約可能ですので、土日休日利用の場合にはできるだけ早く予約するように心がけています。

こんな感じで利用していれば、ほぼほぼ利用したいときに利用できないということはないはずです。カーシェアユーザーで休日利用の際に直前で予約する人は少ないと思われますので、利用したいときに利用できないという人は、あまり利用したことのない人かもしれません。

 

車内が汚い、匂いがする

カーシェアは、他のユーザーと同じクルマを共有して利用することになりますので、車内が汚れていたり、何らかのにおいが気になる人も多いかもしれません。

筆者はどちらかというと匂いには敏感なほうですが、これまでカーシェアのクルマで匂いが気になったというのはタバコの匂いくらいです。タバコ以外の臭いというのはそれほど感じたことはありません。

タイムズカープラスの場合には、消臭スプレーがおいてありますので、匂いが気になる人はこれを使ってね、ということでしょうが、個人的には、消臭スプレーの匂いがあまり好きでないので利用したことはありません。

クルマの汚れに関しても、筆者が利用している周辺のクルマは綺麗に保たれています。ほとんどのユーザーさんは非常にマナーが良いですし、定期的にタイムズカープラスの巡回員の方(下請けだそうです。)が清掃されています

 

カーシェアで事故った場合が心配

初心者ドライバーやペーパードライバーの方には、マイカーならまだしもカーシェアで事故った時のことが心配という方も多いと思われます。

しかし、実はこんな人にほどカーシェアは適したサービスとなっています。事故といってもいろんな種類ものもがありますが、カーシェアでは安価な基本料金の中に、自動車保険料金も含まれています。

もちろん、車両保険も付いていますので、万が一事故った場合でもNOC(ノンオペレーションチャージ)以外は請求されることは原則としてありません。NOCとは、クルマが利用できないことによる損害賠償のことで、カーステーションに戻ってこれる場合には2万円、戻ってこれない場合には5万円が請求されます。(タイムズカープラスの場合)

しかし、このNOCについても309円のTCP安心補償サービスという保険に都度加入することですべて免除されます。加入といっても、予約時にチェックを入れるだけでOKです。

 

本当にデメリットと感じること

pexels

ほんの一部だがマナーの悪いユーザーがいる

前述しましたように、おそらくは90%を大きく超えるユーザーさんはマナーが大変良いのですが、ごく一部のマナーがなっていないユーザーさんも存在します。

筆者が利用しているカーステーションでは、かって喫煙の常習者の方がユーザーにいました。1度や2度ならともかく、タバコ臭が強烈であり、遂には筆者の利用時にタバコの忘れ物まであったためサービスセンターに連絡しました。

結論から言うと、2か月後くらいでしょうか、タバコ臭は一切なくなったの同時に、よく利用されていたらしい法人ユーザーさんの利用がストップしているようでした。タイムズカープラスさんのほうで対応していただいたようです。

法人ユーザーさんがいる場合には、複数のドライバーが登録されて利用されますので、個人ユーザーと比べるとどうしてもマナーという意識が希薄になるようです。

もちろん、法人ユーザーさんのすべてがマナーが悪いというわけではなく、きちんとシェアリングサービスであることを認識して利用されている法人ユーザーさんのほうが多いというのは言うまでもありません。

カーステーションが狭いケースがある

首都圏の駅前の時間貸し駐車場には必ずあるといっても良いカーステーションですが、時間貸し駐車場といっても比較的広い駐車場は良いのですが、バブル期の名残で虫食い地に無理やり作ったような時間貸し駐車場の少なくありません。

筆者の利用するカーステーションも、自宅マンションからも駅からも徒歩1分という非常に便利な場所にあるのですが、駐車場は狭く、またカーステーションが面した道路も駅前ということから夜間でも人通りがあり、慣れてないと少し駐車の出し入れがやりにくいです。

これもごく一部のユーザーさんですが、中には駐車しにくいことから前置き駐車で返却される方もいます。気持ちはよく理解できるのですが、次に利用する人はバックで出すことになり、さらに困難な状況となります。

時間貸し駐車場の存在がなければ、これほど便利なサービスが誕生することもなかったわけですから、仕方がないとも思いますが、タイムズカープラスの返却時のアナウンス「カーステーション内での事故にご注意ください」というのは、このことに大きな要因があると思われます。

 

まとめ

筆者は都心部での利用となりますので、地方で利用される方とは少し事情は異なるでしょうが、7年間利用してきて「何とかしろよ!」と感じたことを正直に紹介してみました。

カーシェア事業者さんのほうでも十分認識されているとは思われますので、少しずつ改善されると期待しています。

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