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カーシェアリング

早めのライトアップで事故を未然に防ごう!!

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ライトアップの意味を知っておこう!

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夜間走行では、ライトアップして視覚を確保する必要がありますが、ライトアップにはもう一つ重要な意味があり、相手にこちらの存在を知らせるという役割があります。

夜道を走行中、突然歩行者が現われたり、ライトアップを忘れたクルマとすれ違う場面では肝を冷やすようなことにもなりますが、これは歩行者や対向車の存在がこちらの視覚に入っていないためにおこることで、通常は、こんなところに歩行者がいると危ないなとか、対向車が来るとヤバいな、などと予測していれば避けられますが、予測していない場合には最悪事故を引き起こしてしまいます。

歩行者や対向車からの何らかのシグナルがあれば事故は避けられるでしょうが、その場合に対向車がライトアップしていればかなりの確率でこちらに相手の存在をしらせることになり、未然に事故を防ぐことができます。

クルマのライトには、明るさを確保するということに加えて、こちらの存在を知らせるという重要な意味もありこれをハイビームやロービームを駆使しながらライトアップすることでより効果を増すことができます。

 

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カーシェアユーザーが注意したい、うっかり無灯火運転

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夜道を走っていると稀にライトアップを忘れて走行しているクルマをみつけることもありますが、うっかり忘れかもしれないこの無灯火走行はれっきとした交通違反となりますので注意が必要です。

毎日マイカーを運転しているような人であればうっかり忘れる可能性の低いでしょうが、たまにしか運転しないカーシェアリングのユーザーなどは要注意で、車種によっては微妙にライトアップのやり方が違うものもありますし、他のことに集中していたりするとついつい忘れがちになります。

また、カーシェアリングの場合には、他のユーザーがライトを消し忘れていた場合にはバッテリー上がりの原因にもなりますし、よくあるのがハイビームの状態のままで返却していることで、夜間利用でライトアップのする場合にはハイビームになっていないかどうかの確認も必要です。

カーステーションの多くが街中に設置されていますので、いきなりハイビームで走行しだすと対向車や歩行者などに多大な迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。

 

 

交通事故発生の多い時間帯とは

Photo AC

 

警視庁が2012~2016年の5年間に発生した交通死亡事故2万431件を分析したところ、日没時間と重なる午後5時台から午後7時台の3時間におきた交通死亡事故件数は、他の時間帯と比べると1.7倍となっていることが判明しました。また、日没前後1時間の「薄暮時間帯」11月が最多で、最小だった6月の3倍だったことも分かりました。(毎日新聞)

交通死亡事故を時間別に見てみると、早朝から昼前まで徐々に増加していき、その後いったん収まるものの、午後5時台に入ると急増し午後5時台から午後7時台の3時間の平均件数は1,325件で、他の時間帯の平均件数784件を大きく上回っていました。

一方、薄暮時間帯の交通死亡事故を月別にみると、最も多かったのは11月の358件で、最も少ない6月の119件の倍以上となっています。夏から冬にかけて交通死亡事故が増えていることから、警視庁では、日没時間が早まり暗くなっているにもかかわらず、ライトアップするのが遅れるドライバーが多いのではと分析しています。

また、この間に発生したライトをロービームのままにしていた乗用車が夜間に歩行者をはねて死亡させた交通事故225件を分析したところ、ハイビームにしていれば126件(56%)は事故を回避することができた可能性があることも分かりました。警視庁では、事故防止の効果が確認されたとしてハイビームの使用を推奨しています

交通死亡事故の大きな特徴として、その半数以上が高齢者となっており、ハイビームの使用は薄暮時間帯や暗い夜道では高齢者に注意を喚起するとともに、こちらの存在を早く知らせることにもなり、安全運転することはもちろんのこと、ロービームとハイビームの積極的な切り替えは交通死亡事故の防止に大きく役立ちます。

この他、警視庁では、シートベルトの使用と致死率(死傷者に占める死者の割合)の関係を調査したところ、運転席で不使用の場合には致死率は53倍、後部座席でも3.8倍になることが分かりました。さらに、チャイルドシート不使用の場合の致死率は約7.9倍にも跳ね上がっており、着用の重要性を呼び掛けています。

 

 

早目のライトアップは事故を防げる

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警視庁の調査報告を見てみると、早目のライトアップは交通死亡事故の防止に大きな効果が期待されていることが分かります。通常、午後5時台などは、まだ明るいことも多いためライトアップには少し早すぎると感じる人も多いでしょうが、これは、あくまでこちら側が運転する際の視点から感じていることで、相手にこちらの存在を知らせるという視点からは早目のライトアップは重要となります。

午後5時台であれば、ライトアップしているクルマとそうでないクルマが混在している状況となりますが、少し早いかなと思えるようなタイミングでも、実はライトアップすることが重要な時間帯となっている可能性が高く、こちらの存在を周りの相手に知らせるという視点から、早目のライトアップを心がけるようにしたいものです。

同様に、日没の早まる11月以降の薄暮時間帯にはさらに早めのライトアップを心がけることで、自分自身が交通事故から逃れられるとともに、相手を事故に巻き込んでしまう可能性を低めることができます。

 

 

ハイビームが基本で、ロービームとの積極的な切り替えで更なる安全運転を

カーシェアリングの利用者には、普段はクルマの運転をしないという人も多くいますが、早目のライトアップを心がけるということはそれほど難しくなく励行することができるでしょう。そして、次のステップアップとしてチャレンジしたいのが、ハイビームとロービームの積極的な切り替えです。

ハイビームは、首都圏などの街中では対向車や歩行者を幻惑させることにもありますが、暗い夜道では歩行者や対向車にこちらの存在を早目に認知させることになる重要なシグナルとなります。

街中で運転することが多いカーシェアリングでは、ロービームが基本と考えがちですが、交通死亡事故という観点から見るとハイビームが基本であり、より重要なのは両者の積極的な切り替えとなり、状況に応じてハイビームとロービームを切り替えることが大切です。

例えば、街中ではロービームで走行していても、対向車がいない道路では積極的にハイビームに切り替えるという作業が重要となります。

 

まとめ

カーシェアリング利用の際には、安全運転を心がけることは言うまでもなく、早目のライトアップやハイビームとロービームの積極的な切り替えを励行することにより、常に交通事故防止持心がけ、充実したモビリティライフを楽しみたいものです。

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