レンタカー会社の選び方とは？

首都圏では、新しいモビリティライフを支えるカーシェアリングサービスが急成長していますが、短時間利用には非常に便利の良いカーシェアよりも、長距離の場合にはレンタカーのほうが何かとメリットが多くなります。

また、那覇空港のレンタカー会社さんの行列はもはや観光名物とも言ってよいかもしれませんが、首都圏を少し離れるとカーシェアのステーションは減少してしまいますので、地方や旅先ではレンタカーを借りるケースも多くなります。

沖縄ほどではないにせよ、非常に多くのレンタカー会社がありますが、皆さんはどのようにしてレンタカー会社を選んでいますか？

車を借りるという点ではみな同じサービスになりますが、実は、レンタカー会社によっては特徴やサービスが異なるケースも非常に多く、レンタカーを借りる目的やサービス内容によって自分に適したレンタカー会社を選びたいものです。

ここでは、多くの人が利用している大手5社のレンタカー会社について、最新情報をもとにしながら徹底比較していきます。

大手レンタカー会社簡単比較

レンタカーを利用する場合に、最も気になるのは近くに営業所があるかどうかということになりますが、その点で便利なのは大手レンタカー会社で、多いところでは全国に1,000拠点以上の営業所を展開するところもあり、探すのにそれほど苦労することはありません。

大手レンタカー会社の場合には、旅先などでも、空港の周りや空港内に営業所があることも多く、空港から営業所まで無料送迎してもらえるケースがほとんどです。

トヨタレンタカー

トヨタレンタカーの特徴は、何といっても世界のトヨタですから、業界最大のレンタカー保有台数と全国約1,200拠点の店舗数となり、店舗数についても業界断トツの数を誇っています。

軽自動車は扱っていませんが、コンパクトカー（ヴィッツ、ベルタ、シエンタなど）やスタンダードカー（アクア、プリウスなど）のお馴染みのトヨタ車を中心とする車種も豊富で、禁煙車、エコカー、福祉車両なども取り扱っています。

全車にETC・カーナビが搭載（一部地域や車両を除く）されており、予約については利用の1時間前までならOKで、乗り捨てサービスについても、返却店舗が同一都府県内の場合には手数料無料となります（北海道については規定エリア内の場合に無料）。

レンタカー会員に登録すると、レンタカー料金が5～10％引きになるほか、JAL・ANAのマイルをためることもできます。

免責補償料1,080円/24時間

オリックスレンタカー

意外な感じもするのですが、トヨタレンタカーに次いで業界2位の規模を誇っているのがオリックスレンタカーで、オリックスグループではオリックスカーシェアサービスが急成長していますが、レンタカーのほうでも全国に1,000拠点を超える店舗を構えています。

首都圏であれば、オリックスカーシェアのカーステーションも多くありますので、短距離や短時間利用にはカーシェア、長距離にはレンタカーというサービスをグループで提供していることになります。

オリックスカーシェアも車種が豊富なのがメリットですが、レンタカーのほうも同様に車種が充実しており、カーナビは無料で利用でき、ETCも車種によっては搭載されています。

予約は、WEB予約であれば1時間前までならOKで、乗り捨てサービスは出発地と返却場所により料金が異なります。

プライムメンバークラブに会員登録すると、利用料金が5～15％割引になるほか、利用料金100円につき1～2マイルJALとANAのマイルをためることができます。

オリックスレンタカーはキャンペーンが充実していますので、利用前には公式サイトをチェックするようにしておきましょう。

免責補償料1,080円～2,160円/24時間

ニッポンレンタカー

レンタカーというとニッポンレンタカーを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、テレビCMや関東・関西エリアなどでの24時間営業で有名なレンタカー業者です。

全国に850拠点の店舗をもち、インターネット予約なら1時間前の申し込みでOK,もちろんモバイルからでも申し込み可能です。

営業所では、電子マネーEdyが利用可能で200円で1マイルがたまり、TUTAYAカードを提示すれば100円につき1Tポイントがたまり、ANAマイレージクラブカードを提示した場合には100円につき1マイルがたまります。

また、No.1クラブメンバー制度に登録した場合には、マイレージの得点に加え、基本料金が5～10％の割引、クーポンの特典などが受けられます。

料金コースには、標準コースと安心コースの2種類があり、安心コースは少し割高になりますが、返車時間超過・中途解約など標準コースにはない4つのサービスが加わり、保険・補償額の限度額も高めに設定されます。

免責補償コース（標準コース）1,080円～2,160円/24時間

タイムズカーレンタル

タイムズといえば、駅前の時間貸しワンコイン駐車場から、現在では断トツのシェアを誇るタイムズカーシェアが有名ですが、これとセットでレンタカーサービスも提供しています。

まさに、新しいモビリティライフの先頭を行くという感じですが、タイムズカーレンタルとは旧マツダレンタカーのことで、タイムズグループに買収されタイムズカーレンタルになりました。

そんなことで車種はマツダ系の車が多いという特徴がありますが、店舗は全国に約440拠点ですが、タイムズカーシェアのカーステーション約2,000拠点を利用したピッとGoデリバリーサービスや空港までのワンウェイサービスなど、独自のサービスを展開しています。

カーナビは全車に搭載されており、ETC機能もすべての車に付属しています。

免責補償コース（標準コース）1,080円～2,160円/24時間

日産レンタカー

日産レンタカーの特徴は、日産車中心の車種はもちろんのことEV車であるリーフが多く提供されていることです。リーフの走りの良さについてはすでに高い評価を受けているところですが、満タン返しする必要のないところも便利です。

全車種でカーナビ搭載、ETC機能も車種によっては利用可能です。予約はインターネット、モバイル、電話から可能となっています。

年会費無料の23ボーナスクラブに会員登録すると、基本料金の10％の割引が受けられるほか、利用料金の10％がポイントとして還元されます。なお、会員登録は添付で行うと324円かかりますが、ネットからだと無料となります。

タイムズなどと比べると規模は小さいですが、日産の店舗で新たにカーシェアサービスを行っているところもあり、その場合には利用に応じて使い分けることが可能です。

免責補償コース（標準コース）1,080円～2,160円/24時間

まとめ

首都圏では、短い距離や短時間の利用ならカーシェア、旅行などの長い距離ならレンタカーという棲み分けができていますが、レンタカー業界でも、新しいモビリティライフにマッチしたサービスを影響するようになってきているようです。

そんなレンタカーを探してみる際には、レンタカーやカーシェアリング会社との料金比較ができる『カーシェアリング・レンタカー比較のDRIVE go SEARCH』で探してみることをおすすめします！