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よく言う、『走りの良さ』って一体なんなの?

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走りの良い車って!?

 

はじめてベンツやBMWを運転した際に、「さすがに走りが違う」と感じる人は多いらしいですが、この走りが良いというのは何と比較して言っているのか、また何を基準にして走りが良い車と判定するのでしょうか。

 

一般人と運転のプロフェッショナルでは、見る視点が当然違うでしょう。一般の人の場合には、これまで自分が乗ってきた車と比べて走りが良い/悪いと感じたり、もしくは走りが良いと感じる基準は個人タクシーあたりではないでしょうか。

 

個人タクシーの場合には、大型車の場合がほとんどでプロフェッショナルの運転ですから乗り心地も良く、走りが良いので安心して乗車できます。

 

ほとんどのケースでは、排気量の多い大型車の場合に走りが良いと感じることが多かったのですが、最近ではそうでないケースも増えてきています。

 

良い例が電気自動車(EV)で、ガソリンを必要としないエコカーと考えて乗ってみると、良い意味で期待を裏切られその走りの良さに驚いた人も多いのではないでしょうか。

 

ハイブリッド車でも走りが良いと感じることもあるかもしれませんが、一般の人が体感する走りの良さとはこのようなレベルでの話となります。

 

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プロフェッショナルが考える走りの良さとは

 

走りの良さといっても、様々な要素がありますし、人によっては感じ方も異なりますので、大前提として「運転していて、あるいは乗車していて違和感がない、つまり、スムーズに車が進む状態と考えると、3つのポイントで走りの良さを判断できます。

 

1.動力性能

アクセルを踏み込んだ時の加速がリニア(比例)していることが重要で、走りが良いという車の重要なポイントとなり、逆に走りが悪いと感じるのは、アクセルの踏み込みに対して応答遅れがあるケースです。

 

これは誰でも感じやすい部分で、多くのケースではこの加速能力から走りの良い悪いを感じることになるでしょう。

 

また、動力性能はエンジン特性だけではなく、トランスミッションも関連していますので合わせて評価したいポイントとなります。

 

運転しているとスタートダッシュが良いというのは、非常に気持ちが良いものですが、これは動力性能により差がつく部分であり、排気量とトルクの関係にもよりますが、基本はスペックが良いほど良い走りを感じます。

 

2.乗り心地

乗り心地の良し悪しは、運転中の振動をうまく吸収できるかどうかがポイントとなります。

 

乗り心地が良いと、車の中でもついうとうとと眠くなったりしますが、乗り心地が良くない場合には危険を察知するためか眠たくはなりません。

 

タクシーの乗り心地が良いと感じるのは、多くの場合では振動が程よく吸収されているからで、軽自動車やコンパクトカークラスではなかなか実現できない快適性があります。

 

自動車メーカーが量販車で追及する乗り心地のよさとは、あたかも車を空から吊るしたかのように路面からの入力にサスペンションだけが浮いて、車体は揺れることなくフラットに保たれるという「スカイフック」という考え方があり、これに限りなく近づけようとするものです。

 

逆に言うと、このスカイフック状態が量販車の乗り心地の良さの限界となります。

 

スカイフックな状態の車では、後部座席に乗っていてもうとうとと眠たくなるような快適さがあります。

 

3.操縦安定性

操縦安定性とは、操縦性(ハンドリング)と安定性の合成語ですが、挙動や姿勢が乱れにくく、意思通りに車が動くことを指しています。

 

免許取りたてのドライバーとタクシーの運転手などの熟練ドライバーでは、同じ車でも全く操縦安定性は異なることになりますが、運転技量だけではなく、前後バランス、タイヤの接地性、ステア特性ができるだけニュートラルなものが安定したグリップが得られます。

 

これらの3つのポイントを満たしている車ほど走りの良い車ということになり、快適にドライヴィングすることができます。

 

 

電気自動車(EV)が走りが良いと感じるのは?

 

エコカーとしてばかり見られる電気自動車ですが、ハイブリッド車が中心の日本国内ではそれほど普及していませんが、今後の自動車のグローバルスタンダードはEVになることはほぼ確定で、今後は日本メーカーも競ってEVを開発していくことになるでしょう。

 

日産リーフに乗ったことのある人なら、その走りの良さから、これで給電問題さえ解決されればEVもありだなと考えている人は多いのではないでしょうか。

 

一般車と電気自動車では動力源となるエンジンとモーターの特性により、その走りが異なってきます。

 

エンジンは回転数が増加するほどトルクと馬力が上昇することになり、モーターは回転数ゼロからすぐに最大トルクがでますが、低回転数ではそのまま最大トルクを維持し、中回転からトルクは徐々に下がっていきます。

 

電気自動車は発進時のトルクを最大トルクにし、高速時にはモーターの高回転特性を生かせるため、通常はトランスミッションを装備しておらず、減速比が固定されています。

 

これにより、例えば日産リーフの場合、最大トルクがガソリン車2.5Lクラスと同等となるため、発進加速も追い越し加速もかなり強力となっているのです。

 

最も走りが良いと感じるのは加速性能ですから、これが優れている電気自動車は走りが良いと感じている人が多いわけです。

 

 

直進することでわかる走りの良さ

 

 

走りの良さを見るうえで特に言及されがちなのがコーナリングでの走行ですが、むしろ見るべきは直進安定性のほうで、高速道路を長時間走行する際にあまりハンドリングすることなく淡々と走れること、横風などに対して強いかどうかを見ることで走りの良さを知ることができます。

 

つまり、直進したときに疲労感がなく、何も気にすることなく淡々と運転できる車は走りが良い車となりこれに加速性能が加われば、ほぼ完全に意識的にはこの車は走りが良いということになるでしょう。

 

感じ方には個人差もありますが、これらの性能が揃っていると、どんな状態でもこの車は走りが良いと感じてしまいがちなので、逆に、走りがそれほど良くない車に乗った際にはこの車は走りが良くないと感じることが多くなりがちです。

 

 

まとめ

 

よくこの車は走りが良いとか悪いとか言いますが、個人差はあるものの走りの良さとは、動力性能・乗り心地・操縦安定性の3つのポイントから判断されます。

 

高速道路などで長時間直進走行して、ほとんど疲労感なくスムーズに運転でき、さらに加速性能に優れている車は走りが良い車と考えてよいでしょう。

 

走りの良い車を体感したいのなら、レンタカーやカーシェアリングでいろいろな車に乗って見るというのも一つの方法です。

 

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