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車載ナビとスマホのナビ どっち使う?

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スマホナビのメリット

 

pexels

 

カーナビほど便利なものはない!車を運転する人ならこう思ったことがある人は多いと思われますが、間違いなくカーナビは、現在のモビリティライフの向上に大きく貢献した商品の一つであることに疑いの余地はありません。

しかし、最近の車購入者の中には、「スマホを使いますのでカーナビは必要ありません」という人が増えているという事実があります。

スマホナビメリットとは何なのか、また、デメリットはあるのか、車載ナビは今後どうなっていくのか解説します。

無料もしくは低額で利用できる

車載ナビが便利なものであることは誰しも認めるところですが、価格が高いという問題がありました。とは言え、その利便性の高さから価格に見合う商品であるということで、多くの人が利用してきました。

ところが、スマホを利用する人が急増してくることで事情は変わってきます。もともと人気のあった、無料のGoogleMapなどのアプリがカーナビとしても利用できるようになると、カーナビゲーションというビジネスモデルが崩壊しかねないような状況となります。

何せ無料で利用できますので、高額なカーナビを購入しなくともカーナビの利便性が無料のスマホアプリで代替えできるのであれば、わざわざ高いお金を払ってカーナビを購入しようという人は少なくなるわけです。

カーナビのスマホアプリには、より高性能な有料のものもありますが、それでも月額数百円レベルで利用可能ですので、無料もしくは低額で利用できるというのがスマホナビ最大のメリットです。

常に最新情報が無料で利用できる

カーナビがその威力を発揮するのは、旅行先などの初めて訪れるような場所で自動で目的地までのルートを教えてくれることですが、カーナビのソフトが古いバージョンの場合には、新しい道路などが反映されていませんので、カーナビに従ったために旧道などを通る羽目になったというはなしも多く聞きます。

通常のカーナビでは、最新の道路情報を入手するには定期的にソフトを更新する必要があるのですが、これには1~2万円以上かかることもあり結構高額な更新料が取られてしまい、更新せずにそのまま使っているという人がほとんどでしょう。

これに対して、そもそものビジネスモデルが違うスマホナビは常に最新情報に更新されていますので、更新料を支払う必要もなく無料で最新情報を入手することができます。

古いバージョンのソフトのカーナビを利用している人の多くは、スマホナビで最新情報をチェックしているでしょう。

いくつものスマホナビのアプリを利用できる

車載ナビでは、ナビのシステムが自分に合わなかった場合にでも、高額商品なためそう簡単には交換することはできません。よくあるケースでは、純正のカーナビを利用しているが、タッチパネルではないため不便を感じ、タッチパネルタイプのカーナビに変更したいなどです。

これに対して、スマホナビはタッチパネルというのは言うまでもありませんが、多くが無料で利用できますので、数あるアプリの中から自分に合ったものを選べますし、月に数百円出しても良ければさらにその選択肢は広がります。

 

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スマホナビのデメリット

運転席右側にもドリンクホルダー スマホのナビ置き場としてつかった

 

画面が小さい

一般的なカーナビの画面サイズ7インチが標準となっていますが、スマホの画面はカーナビの標準サイズよりもかなり小さくなり、運転中に確認するには少し小さすぎるサイズです。

助手席に誰かいて、スマホナビで確認してもらえる分には非常に便利ですが、一人で運転している場合には運転中での確認というのは難しくなります。

通信費がかかる

スマホ利用ですから、車載ナビでは発生しない通信費がかかることになり、長距離ドライブなどの場合には結構な容量を使ってしまうことになりますので、モバイルキャリアとの契約次第では高くついてしまうこともあります。

ただし、この問題は今では格安SIMを利用することで解消されそうですが。

バッテリー消費が速い

スマホナビの問題として、バッテリー消費が速いという問題もあり、最近ではスマホのバッテリーの性能も以前と比べるとだいぶ持ちがよくなっていますが、長距離ドライブの前には充電しておくか、何らかの対策を考えておく必要があります。

トンネルでは使えなくなることも

スマホ利用では、トンネルの中などの電波の届きにくいところでは一時的に利用できなくなることもあります。以前のように、モバイルキャリアによって、大きく電波環境が異なるということは無くなりましたが、電波が届かないところでは当然利用できません。

運転中のスマホは交通違反になるのでは?

ドライバーが運転しながらスマホを利用しると交通違反となり、スマホの場合には画面に注視している、あるいは、手に持っているだけで違反となりますので注意が必要です。

 

車載カーナビのメリット・デメリット

カーナビ
https://www.photo-ac.com/

 

簡単ナビ比較

スマホナビ車載ナビ
初期費用無料高額(数万~10万円以上)
地図の更新頻度無料1年に1度くらい
更新費用無料1~2万円
車の買い替え時簡単複雑
測位精度
画面の大きさ5~6インチ7~9インチ

 

スマホアプリは、もともとはカーナビ用として作られているものではありませんので、画面が小さくドライバーが常時利用するというのは少し問題があるかもしれません。

これに対して、車載ナビは車載用として開発されていますので、ドライバーが見やすいように作られていますので、ここが車載ナビ最大のメリットであるといえるでしょう。

ただし、初期費用が高額であることや、時間とともに情報が古くなってくること、情報を更新するのにも高額の更新料が発生するなどのデメリットもあります。

最近では、新車購入時にデフォルトで車載ナビがついていることも多く、その場合には初期コストを気にする必要もありません。

 

スマホナビと車載ナビを使い分ける

pexels

 

高性能で利便性も高く、高いお金を払っても購入したいというカーナビから、インターネットの発展とスマホ時代の到来で無料でも高性能なスマホナビが利用できるようになりましたが、それぞれにメリットやデメリットは存在しています。

高額なカーナビを新規で購入すると考えると、スマホナビの無料というのは非常に大きなメリットとなりますが、初めからカーナビが付属している場合には、わざわざスマホナビを使う理由も少なくなってしまいます。

この場合、問題となるのは地図情報が古くなった時ですが、恐らく今そのような状況にある場合には、通常は車載ナビを利用して、より情報の正確性を求める場合にはスマホを取り出して確認するという使い分けをするのが最も効率的な利用方法となるでしょう。

 

まとめ

車載ナビ、スマホナビにはそれぞれにメリット・デメリットがあり、車載ナビのほうが利用しやすいけど、情報が古くなった場合には、更新せずにスマホナビを利用するというケースが多いと思われます。

マイカーでカーナビを購入する場合には、必ずこの問題にぶつかってしまいますが、カーシェアやレンタカーならこんな心配することなくモビリティライフを楽しむことができます。

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