この記事の目次
京都市では、「燃料電池自動車『「ミライ』を活用した有料カーシェアリング事業」というものを2016年8月から開始しています。
2017年4月7日から、利用料がさらに値下げして激安になったので、せっかくなので実際に乗ってきました!
値下げの内容は、かなり太っ腹です。
京都市FCVカーシェアリング事業の料金を改定いたしました! – レンタカーならタイムズカーレンタル
丸1日借りても7,500円とコンパクトカーと同等の価格帯で、ハッキリ言って京都でレンタカー借りるなら、トヨタ ミライを借りない理由はないと言えるでしょう。車両本体価格700万円超のクルマの料金ではないですね!
実際に京都でトヨタ ミライ(MIRAI)を借りてみた
上記の通り、ミライは「タイムズカーレンタル京都新幹線口店」で借りることができます。
予約については、こちらの専用のページから、Webフォームor電話で申し込むことができます。
筆者はお知らせを聞いて速攻申し込んだので、なんと4/8土曜日に借りることができました!聞くところによると、もう結構な申込があるそうなので、早めの予約をした方が良いかもしれません。
予約が受理されるとメールでその旨のお知らせが来ます(Webフォームでの予約の場合)。
このメールが来ればOK!後は当日タイムズカーレンタル京都新幹線口店に行けば無事借りられます。
タイムズカーレンタル京都新幹線口店に到着
受付の方に「予約した○○ですけど・・・」と伝えると、予約記録が見つからないご様子。どうやらミライについては別枠での管理になっているようで、システムでは見つからなかったようです。なので受付には「ミライを予約した○○です」と、車種名まで伝えましょう。
トヨタ ミライとご対面
無事手続きが済んだらご対面です。キズの確認をして(ほぼ無し)、ミライ独自の注意点の説明を受けます。つまり燃料ですね。
トヨタ ミライはFCV=つまり水素を燃料として走る車です。と言っても水素を燃やすわけではなく、「燃料電池」で水素と酸素を化学反応させて電気をつくり、モーターで走行するクルマです。排気ガスの代わりに水が出ます。
なので水素を補給する必要があるのですが、水素を補給できる水素ステーションはそこら中にあるわけではないので、水素ステーションマップを渡されますので、それを予め頭に入れておきましょう。
とは言うものの、普通に走っても300kmは走るっぽいので、ガンガン走らない限りは一度も寄ることはないかも知れません。
トヨタ ミライ、車両価格700万円超の内装はいかに!?
内装は皮シートや電動シートなど、ソコソコ贅沢な装備はついているものの、今時そんなのは国産車の豪勢オプションなら当たり前。エアコン操作などのコンパネが全てタッチパネルになっているなど、未来的な感じはするものの、700万円超のクルマと考えるとちょっとさみしい感じはしますが、国産車としては全く文句はないカンジです。
本気のEV!トヨタ ミライは怒濤の加速
そっとアクセルを踏むと、重たい車体がスーッと音もなく動き出しました。まさに無音。走り出した感覚的にはプリウスに近いですが、ちょっとでも踏み込むとトルクが全然違うことがすぐに分かります。
2車線道路に出て追い越し車線で加速をするためにアクセルをグッと踏み込むと、
ドンッ!!!
ありえない加速。これが本気のEVか。脳ミソが後部座席に落ちるかと思うぐらいの加速です。燃料電池がアクセルと連動しタイムラグ一切無しで、容赦なく電流を解き放っているのが体全体で感じ取れます。
ちなみに路面が濡れていたせいか、アクセル6割踏んだだけでホイルスピン。タイヤ細すぎです。
この加速はヤバイ。レシプロエンジンでは絶対に味わえない、リニアで爆発的な加速。これからはモーターの時代だと心より思えました。
あとレーダークルーズコントロールが何気に素晴らしいです。速度セットしちゃえば、アクセルブレーキは全て自動。ミライ以外の車両にも搭載されていますが、ミライにぴったりな機能だと思いました。
トヨタ ミライを借りてみて・・・
京都いったら絶対に借りましょう。ミライという名は伊達じゃないです。まさに未来の車がここにあるカンジでした。
ちなみに今回の走行距離は150kmぐらいで、燃料代(15円/1km)が税込みで1,500円ぐらいでした。
なお、車両本体の利用料金と、燃料代は別会計になります。車両本体は京都市に、燃料代はタイムズレンタカーへの支払となるわけですね。なので車両本体利用料金は現金払いのみという、レンタカーとしてはちょっと不思議なシステムです。
ぜひ借りて京都観光を楽しんで下さい。結構街中では視線を浴びますよ♪
他のカーシェアリングとレンタカーの情報は、カーシェアリング・レンタカー比較のDRIVE go SEARCH(ドライブゴーサーチ)で調べてみましょう