この記事の目次
バリエーションがどんどん拡大する「MINI」
最近は輸入車も特別な存在ではなくなってきましたね。でも、やはり輸入車の方が日本車よりもなんとなくデザインが個性的なのも事実。たまには気分を変えて輸入車に乗ってみようかな、という時にオススメなのがMINIです。
昔の名車を現代の手法で甦らせたMINIですが、現在はBMWの中のブランド。BMW製MINIは2001年に登場し、現在のモデルは3代目になります。当初はコンパクトな3ドアのみだったMINIもだんだんとそのバリエーションを増やしています。
タイムズではMINIとMINIクロスオーバーを用意
そんなMINIを用意しているカーシェアはタイムズカープラスで、MINIとMINIクロスオーバーがラインナップされています。この2台のどこがどう違うのか、詳しく見てみましょう。
MINIは、3ドア(左右ドア+リヤハッチ)のボディスタイルで、MINIシリーズの中でも最もコンパクトなサイズを持つ1台。モチーフとなった、いわゆるクラシックミニに一番近いデザインで、MINIの基本形と言えるでしょう。ちなみにタイムズカープラスで用意するグレードはワンという、最もベーシックなグレードとなります。
クロスオーバーはちょっと大きなSUV仕様
2001年にBMW製MINIが登場した時はこの3ドアしかなかったのですが、世界的にMINIが人気車となったために様々なバリエーションを増やしてきました。そこでSUVブームを意識して2010年、2代目に追加されたのがMINIクロスオーバーです。 タイムズカープラスで借りることができるのも、この2代目のクロスオーバー。その大きさは全長4,120mm、全幅1,790mm、全高1,550mm。やはりタイムズカープラスが用意する2代目の通常のMINIと比べると全長で380mm、全幅で105mm、全高で120mmも大きく「もはやミニじゃないじゃん!」という声もよく聞きました。
と言っても全長も全幅もフォルクスワーゲン・ゴルフよりも小さいのです。MINIとしては確かに大きいけど、相対的に他と比べればコンパクトと呼べるサイズではないでしょうか。
広い後席と4枚のドアが通常のMINIとの最大の違い
MINIとMINIクロスオーバーの最大の違いは、MINIクロスオーバーは4つ(+リヤハッチ)のドアを持っていることでしょう。これにより後席の乗降性は飛躍的に向上しました。もちろん大きなボディサイズを活かして後席の広さも十分です。
それまでは後席を日常的に使いたいという人にとってMINIはあまり選択肢に入らなかったのですが、このクロスオーバーの登場によって状況は一変。MINIらしい独特の雰囲気はそのままに4枚ドアの実用性が加わったのですから、家族のメイン車種としても選ばれるようになりました。
オシャレなインテリアは使い勝手も良い
もちろん車高が高められたSUVスタイルですから、多少の悪路もものともしないほど、高い走破性を誇ります。ラインナップにはAWDもあるのですが、タイムズが用意しているのはFFのベーシックグレードであるワン。ベーシックとはいえエアコンやオーディオなどの快適装備は一通り揃っています。
インテリアはMINIらしいセンターの大型スピードメーターがオシャレな雰囲気。運転席の視点はSUVとはいえ高すぎることがないので、車高が高いクルマに慣れていない人でも運転しやすいはず。
リヤ席は前後に130mmもスライドすることができるし、4:2:4で背もたれを分割可倒できるので、中央部分のみを倒してスキーなどの長い荷物を搭載しながら4人が乗ることもできます。
ラゲッジルームの広さも魅力
MINIはラゲッジルームがどうしようもなく狭いというのが通説。確かに3ドアのMINIはそう言われても仕方ないくらいですが、クロスオーバーはそんなことはありません。リヤシートを使用していても奥行きは60cm近くあるので、スーツケースを運ぶのも楽勝です。 しかも、リヤシートを前にスライドさせればさらにスペースは広がります。ラゲッジフロアはボードになっていて、その下にはさらに収納スペースが用意されているのです。
この室内の広さとラゲッジルームの広さという実用性の高さが、MINIクロスオーバー最大の魅力でしょう。どちらかというとファッション性で注目されるMINIシリーズですが、このクロスオーバーはその中でもダントツの実用性を誇ります。
ベーシックグレードでも軽快な走り
エンジンは直列4気筒で、4種類の仕様がラインナップされていましたが、タイムズが用意するMINIクロスオーバー・ワンは98psのパワーと153Nmのトルクを発揮するエンジンを搭載。数字だけ見るとあまりパワフルではなさそうに感じますが、乗ってみるとかなり軽快に走ります。 重量が1,350kgとSUVモデルとしては比較的軽いこともあり、交通の流れをリードするくらいは簡単です。ボディが大きく車高が高いために通常のMINIのようなキビキビ感は薄れますが、走ることが楽しくなるようなスポーティさは感じられます。
燃費は13.8km/Lと、現在の水準からするとさほど良くないですが、カーシェアなら燃費を気にする必要はありませんしね。
ファミリーカーとして十分な性能
MINIは3人以上での移動や荷物が多いときにはちょっと使いづらいですが、MINIクロスオーバーは普通の実用ハッチバックとして十分に使えます。実用性とオシャレな雰囲気を両立しているのですから、子供がいるファミリーでの移動には最適ですよね。
タイムズカープラスのMINIシリーズは、プレミアムクラスとなっており、15分412円で借りることができます。他のカーシェアとレンタカーの情報は、カーシェアリング・レンタカー比較のDRIVE go SEARCH(ドライブゴーサーチ)で調べてみましょう。
タイムズカープラスのMINI ONEステーション一覧