先週2017年4月17日、タイムズカーシェア(タイムズカープラス)のヘビーユーザー間に激震が走りました。
タイムズカーシェア(カープラス)のタイムズカープラス 新着情報に一件のお知らせが配信されました。
抜粋すると・・・
このたび、タイムズカープラスでは、安全運転を促進するため事故時の会員資格の取り扱いを明確化いたしました。
会員資格取り消し及び車両の修理実費を請求させていただく場合がございます。
- ■貸渡約款または当社が規定するルールに違反があった場合
- ■事故解決にご協力いただけない場合
- ■事実と異なる申告があった場合
- ■会員様からの事故申告がなく、当社の調査、または警察や相手方などの第三者の申告により当社が事故を認知した場合
- ■重大な過失が原因の事故(運転ができない病気など)
- ■全損及び車両大破による自走不能事故を2年以内に2回起こした場合
- ■2年以内に複数回事故を起こした場合
- ※2017年5月1日0時00分以降に発生した事故よりカウントをいたします。
上記をそのまま読むと、結構ヤバイことが分かります。
タイムズカーシェア(タイムズカープラス)は、2回目以降の事故は実費請求!?
もちろんタイムズカーシェア(タイムズカープラス)には、カレコ、オリックスカーシェアと同様に、利用料の中に任意保険に相当する補償が込みで付いています。
- 対人補償(他人を死亡させたり、けがをさせたりした場合の補償)/1名につき 無制限 (自賠責補償 3千万円を含む)
- 対物補償(他人の物や車に損害を与えた場合の補償)/1事故につき 無制限 (対物免責額 0円)
- 車両補償(タイムズカープラスの車両に損害があった場合の補償)/1事故につき 時価額 (車両免責額 0円)
- 人身傷害補償(ご自身や同乗者が死傷した場合の補償)/1名につき 無制限
搭乗者の自動車事故によるケガ(死亡・後遺障害を含みます)につき、運転者の過失割合に関わらず、損害額を補償します。(限度額無制限:損害額認定は保険約款に基づき保険会社が実施いたします)
※搭乗者傷害は付保されておりません。
補償制度 http://plus.timescar.jp/fare/compensate.html
しかしながら、今回のお知らせには、それをちゃぶ台返しするような記載がみられます。しかも最後の
2年以内に複数回事故を起こした場合
これしか書かれていませんが、事故の大小や中身には触れられていません。
うっかり軽くガードレールにバンパーを擦っただけでも事故は事故。これで事故1回とカウントされてしまえば、次に2年以内に大きな事故に遭ってしまった場合は、車両修理に掛かった費用は全て自腹となり得るわけです。
ネットの反応では、「一度でも事故を起こしたら、タイムズカーシェア(タイムズカープラス)退会するしかない」とまで言われる状態。
しかもヒッソリと
※2017年5月1日0時00分以降に発生した事故よりカウントをいたします。
とか、異常なまでの適用の早さ。ゴールデンウィーク前にナントカしたかったんでしょうか?
しかしながら、カーシェアを運営する企業のホンネとしては、事故を起こす人は、招かれざる客なのかも知れません。
タイムズカーシェア(タイムズカープラス)は、カーシェア業界の7割を占める一強状態。利用者のマナーの酷さも目立つことが珍しくなくなってきました。
カレコやオリックスカーシェアもドンドン勢いを伸ばしてきているので、カーシェア市場はこれからが本格的な戦国時代になってくることでしょう。
他のカーシェアリングとレンタカーの情報は、カーシェアリング・レンタカー比較のDRIVE go SEARCH(ドライブゴーサーチ)で調べてみましょう