カーシェア、レンタカーでも定番モデルとして、スズキスイフトがあります。
現在のモデルは４代目となっていて、車両重量が１トンを下回る軽量なボディとスポーティな運転感覚が楽しめるコンパクトカーです。
大きく分類すると、販売価格が安いガソリン車と一部ハイブリッド化しているマイルドハイブリッド車、燃費性能が高いハイブリッド車の３モデルから選択できるのですが、それぞれに特徴があって様々なユーザーに愛されています。
中でも、車好きに特に愛されているのがスイフトスポーツです。
現行モデルは4世代目となるのですが、直噴式1.4リッター 直列4気筒ターボに置き換えられて排気量は従来よりもダウンサイズしていますが、最高出力がアップしています。
ボディがワイドになり、3ナンバー車となっていますが、様々な軽量化を図って各種装備も走りを楽しめるものばかりです。
そんなスイフトスポーツが、2020年5月25日より発売されることが決定しています。
では、どのような点に改良が加わっているのでしょうか？
新型スイフトは安全性能がより充実している
スイフトスポーツの改良において、特に際立っているのが安全性能の向上です。
スポーティーな走りを実現できる反面、当然運転には危険性も伴います。
そこで、スイフトスポーツではより安全に運転することができる機能がアップデートされているのです。
安全性に関わる装備としては、以下があります。
- 後退時の衝突被害軽減ブレーキ『後退時ブレーキサポート』
- 後方誤発進抑制機能
- リアパーキングセンサー
- アダプティブクルーズコントロール（全車速追従機能付き）
- 車線逸脱抑制機能
- 標識認識機能
- 車線変更サポート付きブラインドスポットモニター
- リアクロストラフィックアラート
これによって、サポカーSワイド、衝突被害軽減ブレーキ認定車に該当しています。
特に嬉しい機能として以下があります。
アダプティブクルーズコントロール
アダプティブクルーズコントロール（前車速追従機能付き）は、車間距離を一定に保ちつつ前車両の速度に合わせて自動的に加速・減速してくれます。
特に、高速道路での走行時には車間距離のキープが重要となりますが、そこでドライバーの負担を軽減するなど威力を発揮する機能です。
完全停止まで自動でサポートしてくれるので、衝突回避などいざという時にも安心です。
ブラインドスポットモニター
2車線以上の道路を運転していると、車線変更しなければなりません。
サイドミラーでチェックしていても、どうしても死角ができてしまって危ない思いをしたという経験をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
ブラインドスポットモニターは、もし車線変更しようとした時に斜め後方に車がいる場合は、ウィンカー操作した時点でブザー音を鳴らして知らせてくれます。
これによって、安全に車線変更を行えます。
リヤクロストラフィックアラート
リヤクロストラフィックアラートは、駐車場などでバックで出ようとした時に、後方から車がしたらブザー音で知らせてくれます。
検知範囲は左右約20メートルと広範囲なので、安全にバック走行できるのが魅力的です。
ブラインドスポットモニター同様、どうしても死角になりがちなエリアをセンサーで検知してくれるのはとてもありがたいですね。
デュアルセンサーブレーキサポート
デュアルセンサーブレーキサポートは、前方の車両や歩行者を検知して、衝突のリスクがあると判断された場合はブザーなどで知らせてくれます。
そこで、強くブレーキを踏むとブレーキを踏む力を補助する機能となります。
また、自動で強いブレーキをかけて衝突を回避できる便利な機能です。
標識認識機能
走行している際に、車載カメラが認識した標識を、標識通過後にメーター内に表示してくれます。
例えば、速度制限標識の内容を表することができるので、今どの速度で走行すればよいかが把握できる便利な機能です。
新型スイフトは、エクステリアに大きな変更はなし
スイフトでは、同時にエクステリアにも手が加わって立体感を強めた新意匠のフロントメッキグリルを採用しています。。
また、シルバー塗装の新意匠アルミホイールを採用しており、切削加工とブラック塗装を施した新意匠のアルミホイールをRS、HYBRID RS、HYBRID SZというグレードで採用しています。
ただ、スイフトスポーツではすでに完成されたデザインとなっていて、概ね好評な声が聞こえている中で、大きな変化は加わっていません。
ツートンカラーが追加
エスクテリアには大きな変更が加わっていませんが、ボディカラーにはツートンカラーが追加されています。
ツートンと言っても、各カラーにブラックが追加されていて、大人の車に仕上がった印象です。
今回の改良によって追加されたカラーバリエーションは以下のようになっています。
- チャンピオンイエロー4
- フレイムオレンジパールメタリック ブラック2トーンルーフ
- バーニングレッドパールメタリック ブラック2トーンルーフ
- スピーディーブルーメタリック ブラック2トーンルーフ
人気のチャンピオンエローだけでなく、ブルーやオレンジ、レッドなどビビッドなカラーリングが多いのがスイフトスポーツらしいですね。
ドライバー安全補助機能も充実
安全性能だけでなく、快適機能として次のようなものが追加されました。
フロント2ツイーター＆リア2スピーカーが全モデルに標準搭載されたことによって、計6スピーカーによる迫力あるサウンドを楽しめます。
マルチインフォメーションディスプレイ
カラー表示のマルチインフォメーションディスプレイが搭載されて、さまざまな情報が表示することができます。
例えば、燃費などの情報を逐一確認できるのですが、今回の改良によってデジタル速度表示が追加されました。
現在どの程度の速度で走行しているかを瞬時に把握できて、ついつい走りを楽しみ過ぎて速度がといった向きには、標識認識機能とともに速度超過などを気にしながらの走行ができます。
オートライトシステム
頻繁にトンネルを通過する場合、毎回ライトを付けるのは結構面倒なものです。
そこで活躍するのが、オートライトシステムです。
自動で周囲の明るさを検知して、ライトをオンしてくれるので点灯し忘れの防止や運転に集中できるのが魅力的です。
スズキスイフトは走りを楽しむための車！
今回の改良において、スイフトスポーツは、安全性能をより充実させたことで、元来あった走りを楽しめ、さらには移動のストレスも軽減できる進化を遂げています。
完成度の高い車であるので、エンジンなどに変更が加わっていませんが、より魅力度を高めたといえるでしょう。
また、価格もとてもリーズナブルで、欲しくなる車の一つですよね。
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