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昭和はクルマがモテるアイテムだった
昭和世代なら「クルマを持っている=モテる。クルマを持っていない=モテない」という時代が確かに存在したことを、今も生々しく記憶していることでしょう。
バブル時代のモテ美女は、クルマで送迎をしてくれる(だけ)の男性を「アッシー君=移動の足替わり」としてキープするのが習わしでした。アッシー君はいわばただのパシリにすぎませんが、クルマを持ってなければアッシー君にすらなれません。クルマを持たざる男性はアッシー君すら憧れでした。
クルマを所有するのは昭和の象徴?
平成世代にとっては真偽不明の都市伝説、あるいは妄想、もしくはフィクションの類にしか聞こえないことでしょう。
ところが、クルマがステータスシンボルとなりえた時代はとっく過ぎ去ってしまいました。免許取り立ての若者が無理めなローンを組んで高級新車を買うという行為も、バブル時代は当たり前の微笑ましいエピソードでしたが、今ではただただ愚かな蛮行と思われても仕方ありません。
クルマを所有するのは正しい行為か?
昭和世代のひとりとして思い返してみても、薄給だった若かりし時分に無理してクルマを所有していたことは、確かに青春の思い出ではありますが、はたしてそれが本当に正しかったのかは疑問が残ります。なにせローンに加えて、月極駐車場代にガソリン代、任意保険料、そして自動車税……と、毎月の支払っていた金額をあらためて計算するとちょっとゾッとします。
クルマも所有から利用へ
もちろん、クルマ好きを趣味の対象として所有することは楽しいことですし、意味が無いとはいいません。
しかし、クルマをあくまで移動手段として考えた場合、特に公共交通機関が極限まで発達した都心で、わざわざクルマを自己所有する行為がスマートなのかどうかはコストの面や収入が伸びにくい時代においては、一考の余地があるでしょう。クルマにかぎらず、現代はモノを「所有」する時代から、何か目的を達成するために「利用」する時代へと移行しつつあるのは間違いありません。
クルマ趣味にもカーシェアリングが最適?
また、クルマを趣味の対象として見た場合にも、所有するのが最も楽しめる……とはいいきれません。
ご存知のようにクルマにもいろいろなジャンルがあり、それぞれに適した用途があります。たとえば1台のスポーツカーを普段乗りから休日のお出かけ、そして冠婚葬祭にまで使い倒すのもクルマ趣味なら、カーシェアリングやレンタカーを駆使して、コンパクトカーやミニバン、SUV、そしてスポーツカーをTPOに合わせて使い分けるのもまた、最上級にスマートなクルマ趣味といえるのではないでしょうか。
どんどん広がるクルマの「利用」方法
現在のクルマの「利用」方法は大きく分けて、短時間利用にピッタリのカーシェアリングと長時間利用でお得なレンタカーとに大別されます。しかし、実際にはカーシェアリングにもいろいろなジャンルのクルマが選べるようになっており、レンタカーには高級スポーツカーや高級セダン、あるいはマニアックな車種などに特化したサービスも増えています。クルマの「利用」方法はどんどん多様でスマートに進化しています。
もはや「クルマを所有するのは、得か損か」といった初歩的なテーマで悩む時代は終わりつつあります。クルマを所有していようがいまいが、これだけ充実した最新のカーシェアリングやレンタカーサービスを使わないのは、単純に「もったいない」と思いませんか?
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