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知っていますか?ハイウェイ渋滞緩和の3原則!

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国内の高速道路事情って!

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高速道路は、社会・経済活動の基盤としてエリア間の人の行き来や物流を担う重要な役割を果たしています。国土交通省によると、高速道路の延長割合は0.6%にすぎませんが、台キロベース(自動車走行台数×運送キロ数)では9%、物流輸送量では44%となっており、高速道路のシェアと重要性は増しています。

さらに、今後は、急発展するアジアダイナミズム、国内における人口減少、東日本大震災などの多発する災害の教訓に対応するために、「大都市・地方ブロック都市」と「地方圏」の連携による国土づくりとそれを支える高速道路ネットワークの強化や機能の高度化が重要であると考えられています。

しかしながら一方では、高速道路の整備状況を先進諸国と比較すると、日本の高速道路密度が相対的に小さく、ミッシングリンク(連続性のない道路状況)が多く存在し、都市圏の連絡性は劣っているのが現状です。

高速道路の死傷事故率は全道路に対して12/1(8.3%)って知ってました?

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高速道路への依存度はますます高まっているものの、まだまだ先進諸国と比べると整備が追い付いていないということですね。

カーシェアユーザーに多い初心者ドライバーやたまにしか運転しないという人から見ると、確かに高速道路は便利の良いものだが、運転に自信がないと少し危険(?)と感じる人も多いでしょう。

ところが、実は、高速道路での死傷事故率は全道路に対して8.3%に過ぎないということをご存知でしたか?高速で走行するから死傷事故率は高いと想像してしまいがちですが、結果として真逆の数字が出ているのです。加えて、CO2排出量でも大きく低減することが検証されています。

このような誤解もあってか、国内の高速道路の利用割合は諸外国と比較すると、欧米が約30%であるのに対して約14%と非常に低く、日本では十分に高速道路が利用されていないという実情が見えてきます。

これらの要因として、前述のミッシングリンク(連続性がない)、有料料金が高すぎる、ICチェンジ間が10kmと諸外国の約2倍近くあることなどが指摘されていますが、加えて、高速道路=死傷事故率が高いのではという誤解や、渋滞にはまってしまう場合のリスクが考えられるのではないでしょうか。

とりわけ、高速道路で渋滞につかまってしまうと逃げ道がありませんので、一度経験すると二度とごめんだ、と思う人がほとんどです。

しかしながら、事故渋滞の場合には致し方ないとしても、自然渋滞などはドライバーのちょっとした思いやりで解消することもできるはずです。

 

知っていますか?渋滞緩和の3原則

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そもそも渋滞は何故発生するのでしょうか?意外とその要因については知られていないようで、多くの人は事故によるもの、あるいは自然発生するものと考えてしまいがちです。

また、自然発生の渋滞にしても、なぜ自然発生するのかということも詳しくは理解しておらず、その時間帯にクルマが集中する、あるいは道路の問題と考えてしまっている人がほとんどでしょう。

もちろん、これらも要因でありますが、夏休みなどの混雑期前になると高速道路各社から、高速道路での渋滞を少しでも少なくするために「渋滞緩和の3原則」への協力が要請されています。

「渋滞緩和の3原則」って何!という人がほとんどでしょうが、この3原則を知っておくと自然渋滞がどのようにして発生するのかを知るとともに、この3原則にドライバー各位が協力することで少しでも渋滞の緩和に役立つことになります。

速度を低下させない

上り坂やサグ(下り坂から上り坂にかわるところ)に差し掛かっても、それと気が付かないうちに速度が低下するクルマがあり、そうすると車間距離が縮まることになります。車間距離が縮まると後続車が次々にブレーキを踏んで結果として渋滞が発生します。

上り坂が始まる地点では速度を低下させないように注意しましょう。インターチェンジの合流部、トンネルの入り口なども同様の理由で渋滞が発生します。

車間距離を詰めすぎない

車間距離を詰めすぎると、前のクルマの速度低下で後続車が次々にブレーキを踏むことになり渋滞が発生します。余計なブレーキを踏まないように十分な車間距離を取って走行しましょう。

昨今、車間距離を詰めすぎると、煽るつもりがなくてもドラレコに撮られて煽り運転といわれてしまう可能性もあります。安全のためにも高速道路では十分な車間距離を確保して運転したいものです。

追い越し車線に集中しない

道路が混雑してくると、少しでも早く走ろうと追い越し車線にクルマが集中してきます。その影響から車間距離が縮まることになり、そのまま上り坂に差し掛かったりすると追い越し車線から先に渋滞しやすくなります。

 

NEXCO西日本の調べでは、交通集中渋滞のうち、58%が上り坂またはサグ部、20%がトンネル入り口部、14%がインターチェンジ合流部で発生しています。

車間距離が縮まると後続車はブレーキを踏みます。安全な車間距離に戻そうとすると、後続車は前方のクルマより速度を落とす必要が出てきます。

この繰り返しで後続車の速度がどんどん落ちていきます。従って、前のクルマが多少遅くなっても急ブレーキを必要としない車間距離を維持することと、また後続車に急ブレーキを踏ませないような減速が渋滞緩和に基本となりそうです。

 

 

カーシェアユーザーも守って運転したい「渋滞緩和の3原則」

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「速度を低下させない」「車間距離を詰めすぎない」「追い越し車線に集中しない」という「渋滞緩和の3原則」とは、言い換えると、高速道路を快適に走行するための原則となります。

普段はあまり運転することがないというカーシェアユーザーなどの場合、高速道路ではこの原則を守って走行することで、快適なドライビングを楽しむこともできそうですね。

3原則の中では、「速度を低下させない」という原則は最初は少し戸惑うかもしれませんが、上り坂や下り坂から上り坂に代わる地点で一定の速度を守って運転します。周りに走行しているクルマがなければそれほど気にする必要もありませんが、そうでない場合には一定速度を守ることを心がけて走行したいところです。

 

まとめ

今後ますます重要性を増していく高速道路ですが、全道路に対する死傷事故率が実は非常に小さいというのは驚きでしたね!

渋滞は気になるところですが、「渋滞緩和の3原則」に協力して、少しでも渋滞が少なくなるようにドライバーそれぞれが注意していきたいところです。

初心者ドライバーやたまにしか運転しないという人の多いカーシェアユーザーの場合にも、高速道路で「渋滞緩和の3原則」に協力することは、渋滞緩和のみならず、高速道路を快適に走行するのにも役立ちます。

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